9/14に新型マスタングが発表されます。えっ、もう新しくなるの?思わずそう感じてしまったというのが嘘偽らざるところなのですが、現行S550の発表が2014年だったから、そこからすでに8年が過ぎ、確かにFMCされてもおかしくはないタイミングです。なんだか最近、マスタングに限らずいろいろな車のFMCがすぐに巡ってくるような感慨に捉われ、これも自分が歳を取って月日の進展がますます早く感じられる証左なのでしょう・・
正式発表に先立って、FoMoCoがカモフラージュした新型マスタングのプレスフォト(トップ写真として引用)を公開していて、それを見る限り、全長がもしかしてS550より短くなっている?ちょっとスープラっぽいシルエット??などと想像が膨らみ、ともかく9/14(おそらく日本時間では9/15)を楽しみに待つとしましょうか。
今回の新型はマスタングとして7代目となります。件のプレスフォトにも背後に歴代マスタングが6台並んでいて、それを見てどうにも不思議に思えるのが、1964 1/2〜に始まる第一世代です。一番左のおそらく1966年頃のファストバックの右隣には、1974年〜のマスタングIIがいて、ということは1973年までが第一世代なのは確かなのですが、最も初期のモデルと世代末期にあたる73年頃のモデルとでは相当に「別物感」があります。私が撮影した写真からでもそれらはお分かりいただけるかと。
FoMoCoからすれば、当初のファルコンベースの成り立ちを持ったマスタングとしてこれらを同一世代に含めるのが自然なのでしょうけど、少なくとも外見上は双方が同じ代に属すると言われても信じ難いくらいに、違ったモデルに見えます。
プラットフォームの差異を世代の分かれ目の基準とするなら、第三世代に当たる1979年〜のいわゆるFoxマスタングと、そのFoxプラットフォームを基本的には踏襲した1994年〜のSN95とは同一世代と言ってよいはずなのに、ここでは別世代として扱われているのです。この辺りがどうもよくわからないのですね・・
確かに見た目は全然異なるから、SN95が第四世代となることは当然にも映りますが。
実はこのモデルごとの世代分けは、何が正しいのか判断が実に難しいテーマだと思っています。マスタングは一応FoMoCoとして次が7代目と公式に明言しているので、多少納得が行かなくてもまぁそうなんだろう、で収まるのですが、例えばフィエスタ。私は2016年のフィエスタ生誕40周年に際してヨーロッパフォードが出したニュースリリースに記されていた内容に準じて、現行型(2017FMC/2021MC)を9代目と理解していますが、そのメーカー公式情報に沿った内容をブログ等で記してもいっこうに賛同が広まらないこともあり、今ではもう代で記すのはやめて、B299などモデルコードで表すことにしています。
ブログ一覧 |
Mustang | クルマ
Posted at
2022/08/25 20:56:04