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ロボ部長のブログ一覧

2021年09月25日 イイね!

実直そうなワゴンシルエット

実直そうなワゴンシルエット昨日のブログに掲載した写真をあらためて見返してみたら、最大限に広角で撮影していたせいで、左側のモンデオワゴンがおそろしく変形気味に写っていたことを実感しました。まるでかつてのカプリスワゴンみたいなプロポーションだ(笑
昨日の写真を撮るに際しては、いつものコンデジとiPhone(SE)の双方で撮影してみた結果、解像度の高さでiPhoneが優っていたのでそちらの画像を使ったのですが、ピクセルとして電子的な補正が可能な解像度はさておき、光学性能が大きく関わってくる歪曲収差はやはりレンズ性能がものを言う領域だな、と納得。

で、「私はこんな間延びしたプロポーションじゃない!」と言いたそうなモンデオワゴンの名誉のため、こちらの写真をアップします。今は世界的にSUVの台頭に伴い、かつてのワゴンボディが相対的に少なくなっていて、またワゴンとして継続されていても、積載性や容積性はさほど重要視されなくなり、代わりにいわゆるスポーツワゴン的な、スタイリッシュな方向に振られたワゴンが多くなっています。
だから、すでにひと昔以上前の世代に属するこのモンデオワゴンを見て、その立ち気味のテールゲートや長く取られたルーフラインなど、実直そうな「ワゴンシルエット」がかえって新鮮に映ります。ちょっとした引越し程度ならこの一台で事足りてしまいそうな、いかにも頼り甲斐がある趣ですよね。

とにかく現存車が少なくなっているCD132モンデオ。ST220は例外として、今でも見ることができる個体はほぼ全てがこのワゴンボディであり、標準の4ドアセダンにはまずもうお目にかかれなくなりました。



Posted at 2021/09/25 09:35:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mondeo | クルマ
2021年07月16日 イイね!

これでいいんです、質実な車なのだから。

これでいいんです、質実な車なのだから。4度目の緊急事態宣言下、オリンピックの開始が近いこともあり、テレワーク度合いがまた高まって、地元での時間がだいぶ長いです。なので今は買い物やちょっとした気分転換で近隣を自転車で走ることが多く、今週はそうしたタイミングで立て続けに地元でフォードたちと出会えました。昨日、一昨日と取り上げたフォーカスがそうだし、今日のこちら、CD132モンデオもそう。今までもよく前を車で通過していた駐車場で、月極なのでこの場所にいつもいたのかな?これまで全然気づきませんでした。やはり自動車の速度だとわからないけど、自転車のペースならわかることって多いですね。

もう街中で野生種を見る機会がほぼなくなってしまったモンデオのワゴン。これはGHIAかGHIA-Xかどちらだろう?当時の欧州フォードの最上級車種であったはずなのですが、さすがに15年以上を経たとはいえ、この姿は、かなりくたびれた風情・・フロントなんて、ボンネットフードの閉め忘れじゃない?というくらいの、グリルとの間のチリの開き度合いですからね。片方のヘッドランプウオッシャーのカバーが外れ、ランプ類のカバーも曇りまくっています。きっとオーナーさんは、見てくれが多少悪くなろうが、お構いなしにこの質実的なワゴンを使い倒しているのでしょう。見た目こそちょっと痛々しいけど、これはこれで欧州フォードらしい姿なのだろうと解釈することにしましょうか。

いずれにせよ、地元にフォードがまだまだ存在していることがわかるのは嬉しいものです。都内へなんか行かなくても、近くでいろんなフォードに会えるんですから!実はもう1台、今週地元で出会えたちょっと懐かしめな欧州フォード車がいるのですが、いっぺんに出すともったいないから、また明日以降にでも(^^
Posted at 2021/07/16 23:23:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mondeo | クルマ
2021年05月22日 イイね!

約4年ぶり、元気だね!モンデオワゴン

約4年ぶり、元気だね!モンデオワゴン昨晩、日本橋の外れで横断歩道を渡っていたら、赤信号で停止していた最前列にモンデオのワゴンが。おー、モンデオ見るなんて実に久しぶり!そしてすぐに、過去の自分のブログを思い出しました。これは、ほぼ同じ地点・同じくらいの時間帯で以前に一度出会ったモンデオワゴンーコロラドレッドのGHIAと同一の車に違いありません。ちなみにその時は、私は前のフィエスタを運転中での遭遇でした。

帰宅してから以前のブログと、当時撮影した写真を見て、間違いなく同一のモンデオワゴンであることが確かめられました。ブルーオーバル付きのフロントコーナーポールが共通の目印?
そのブログは今から4年近く前で、こんなフレーズで文が締められていました「・・なんとなく、(オーナーさんは)きっとこれからもこのモンデオと付き合い続けていかれるのではないか、と感じられてちょっと嬉しくなりました」。まさに、その時に自分で感じた通り、約4年を経て今なお乗られているわけで、これは「ちょっと嬉しい」どころか「かなり嬉しく」感じられましたね。
もしかすると、以前と場所と時間帯がほぼ同じであったことから、この通りをこのくらいのタイミングで走る頻度が高いオーナーさんなのかも?

つい先頃、ヨーロッパでモデルの消滅予定が伝えられ、日本ではもうかなり現存数が減っているであろうモンデオ。しかしこうしてしっかりと活躍し続けている個体もあるわけで、その良さをなおも日々実感されている方は確かにいらっしゃるのです。

昨晩はモンデオの左フロントドアのウインドウが少しだけ開けられていたので、横断歩道を渡りしなに、車内のドライバーさん(オーナーさん?)に向けて「モンデオいいですね、がんばって乗り続けてください!」と外から声をかけたら、車内からこちらを向いてニコッと笑い返してくださったのがわかりました(^^
Posted at 2021/05/22 10:33:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mondeo | クルマ
2021年04月04日 イイね!

モンデオの名を忘れない

モンデオの名を忘れない自宅を建てる前に数年間住んでいた場所は、かつてのフォード江戸川店からすぐ近かったため、近所にフォード車がわりとたくさん生息していました。その頃には、モンデオも数台、近隣の駐車場に見られたものでした。久方ぶりにそれらの場所を訪ねたら、予想通りというべきか、すでに一台もいなくなっていました。無理もないです、国内最終期のモンデオであってもすでに15年は経過していますから、乗り続けている方はかなり少なくなっているでしょう。実際、私も街中でモンデオを見る機会がめっきりなくなりました。ST220なら今も熱心なフリークの許で温存されているにしても、GHIAやGLXなどの標準系モデルは限りなく減少し、あまつさえ初代など、国内にはもうほとんど存在しないのでは?と思います。

そんなモンデオが、ついに本家ヨーロッパからも姿を消そうとしています。現行モデルを最後に今後モンデオの新規開発は行わず、2022年をもってモデルラインナップから外されることをフォードが公式に発表しました。アメリカフォードが、SUV系とマスタング以外の乗用車の整理を進めて2020年でフュージョンが消滅した頃から、兄弟車たるモンデオもいつかはそうなるのでは・・薄々そんなことを予感させていたのが、思った以上にヨーロッパにも早く及んだ気がします。先頃、フォードが発表したヨーロッパでの2030年に向けた電動化プランのポートフォリオでは、もはやミドル/ラージクラスのサルーンがつけ入る余地はなく、S-MAXやギャラクシーなど、PHEVもラインナップしたSUV系へのシフトが必須という経営判断が下されたのでしょう。

モンデオもすでに30年近い歴史を持ったブランドなので、フォードにとってはそれなりの重みを持った存在であったはず。そもそもはコルチナ→シエラと続いてきた歴史あるヨーロッパフォードのミディアムサルーンの継承車であり、途中でグラナダ系のラージサルーンが消滅してモンデオに吸収されたこともあって、実質的にはヨーロッパフォードの最上級車といえる位置付けでした。
1993年に登場した初代モンデオはいわゆるグローバルカーとして、欧米を中心に世界で販売されることを前提に、フォードの総力体制で開発されました。しかし、コントゥアの名で販売されたアメリカでの支持は期待ほどには広がらず、次の2世代は方針を改めて、ヨーロッパ市場に照準を定めたことで一定の成功を収めます。そして最終世代となる現行型で、One Fordの方針の下、再度グローバルカーとなり、アメリカではフュージョンとして展開されました。こうしてモンデオは、グローバル志向とヨーロッパ志向とを行き来するような生涯を辿ってきましたが、基本的には、ヨーロッパの規範に根ざした商品性を身上とする実直で良質なサルーンであったように思います。

実は私、モンデオはディーラーの試乗車を含めて、標準車もST220も、今までに自分で運転をした経験がまったくなく、同乗したことがあるだけです。だからモンデオについて本当の意味でリアルな意見を述べるのはおこがましいのですが、しかし長くヨーロッパフォードの基幹車だったのだから、その商品性は確かなものであったと信じて疑っていません。それほど高級志向でも華美でもないけど、いい大人が安心して乗ることができる、趣味のいい、ちょっと大きめなサルーン。そういういかにも「良き中庸」な存在が消えていくのが、時代の流れとはいえ、本当にそれでいいのだろうか?という想いも禁じ得ません。

トップ写真は、2008年にミラノで乗車したモンデオのタクシー車中での一コマ。この時のことはよく覚えています。タクシー乗り場でモンデオがいるのに気づいて、わざわざ順番が回ってくるまで待って乗りました。リアシートのスペースには私のような大柄な者が座っても余裕があり、雨の中、走り味もフォードらしい安定したもので、それほど長時間の乗車ではなかったのがもったいなく、もっと乗っていたいな・・と感じたものでした。
Posted at 2021/04/04 10:36:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mondeo | クルマ
2019年11月25日 イイね!

トリゴナルなテールランプは、ニューエッジのシンボル in 神戸

トリゴナルなテールランプは、ニューエッジのシンボル in 神戸今日も仕事で神戸滞在でした。街角を歩いていたとき、視界に赤い三角形のテールランプが目に入ってきました。お、モンデオですね!ニューエッジ・デザインを表す数あるディテールの中でも、この赤い三角形状のテールランプはまさしく「エッジ=edge」を象徴する大事なポイント。特に初代フォーカスとこの二代目モンデオのテールランプは、どちらも鋭い三角形状が特徴で、ニューエッジ・デザインの真髄にあたる部位といえるでしょう。この部分を見ただけで、モンデオと一目でわかる優れたアイコンです。フォーカスもまた然りですね。

さてこちらのモンデオ、だいぶ長く乗られていると思しき一台です。GhiaでなくGLXで、その質素な佇まいがいかにも実用セダンらしい。塗装の艶が引けた肌目や、プラスチックパーツの褪色度合いもむしろ逆にいい感じ。ピカピカでなくエージングされた欧州フォード車も、ある意味で本来の欧州フォードに相応しい趣ともいえて好感が持てます。個人的にはサイドウインドウバイザーが付けられているのが少しばかり残念とはいえ、シルバーカラーの二代目モンデオはやはり、その研ぎ澄まされた3ボックス・プロポーションとディテールの素な美しさが引き立つ「セダンの鑑」です。

Posted at 2019/11/25 22:23:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mondeo | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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