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ロボ部長のブログ一覧

2012年02月17日 イイね!

熟成のニューエッジ・・モンデオ

熟成のニューエッジ・・モンデオモンデオくらい、モデルチェンジでスタイリングの方向性をガラリと変えた車も珍しいのではないでしょうか?初代は丸みを帯びたどこか無国籍な雰囲気のサルーン。それに対してこちらはドイツ車的に硬質な印象で、いかにもヨーロッパのセダンといった趣です。初代の頃に存在していたスコーピオが消滅し、名実ともにモンデオが欧州フォードのフラッグシップを担うようになったのが大きいのでしょう。アウディからクリス・バード氏を引き抜いたことで、当時のアウディ調の骨太なスタイルをニューエッジ的に表現することに成功しています。

このモンデオはプロポーションのよさと適度な張りのある面、さらに歯切れのいいプレスライン・パーティングラインなどがあいまって、立体として堂々としており品質感が高く見えます。インテリアも然りで、初代フォーカスまではエクステリアに対してインテリアの洗練度合いが追いついていない感じだったのが一気にジャンプアップしました。相当の期間変える必要がない完成度のデザインだと感じていたのですが、案外あっけなくモデルチェンジされてしまったのにはガッカリしました。正直なところ、現行型の方が熟成の足らない煮え切らない造形に見えます。

Posted at 2012/02/17 19:12:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | Mondeo | クルマ
2011年02月06日 イイね!

今日のブルーオーバル・・モンデオGT

今日のブルーオーバル・・モンデオGTヨーロッパ本国名モンデオST24。日本ではモンデオのスポーティーグレードとしてセダンとワゴンに設定されました。実にシブい一台なのです。

後のST 220と違いエンジンは標準仕様のまま、セダンには専用ダンパーを装備するなどのセッティングが施されており、走りに関するチューニングの度合いはさほど突出していないようです。それに対して、内外装はスポーティーさを強調する装備が豊富で、この点がノーマルに対するアピールポイントといえそうです。特にフロントグリルなど“できのよいモチ焼き網”さながらにちゃんと金属で細かに編まれていて、どことなく古いイギリスのスポーツカーあたりを彷彿とさせるムードもあります。カタログでも謳われているように、エアロパーツのフィッティングもなかなかです。

このセダンは個人的に相当好きで、かつて本気でST170を売り払って5MTの中古上玉を買いそうになったこともありました。実際のところ、本当に気になっていていつか必ず実車を見てみたいのは、このST24の後継車にあたるST200です。ST200はST24に比べるとより専用のチューニングが各部に施され、スポーツセダンとしての性格が色濃くなっています。ほぼイギリス市場限定で90年代末期のきわめて限られた期間のみに販売されたため、ヨーロッパでも流通量は少なく、ましてや日本にはまず実車がないであろう点もミステリアスで、なんともそそられて仕方ありません。
Posted at 2011/02/06 09:47:15 | コメント(3) | トラックバック(0) | Mondeo | クルマ
2010年09月27日 イイね!

モンデオST220の本

モンデオST220の本興味ぶかいブックレットを入手しました。「Ford Mondeo ST220」と、そのものズバリの書名のそれは、ユーロフォードによるまさにモンデオST220の紹介に徹した一冊です。副題に「Sports Technology by Ford」とあるように、特にエンジンとサスペンションのチューンに関する記述は豊富です。その他にもニュルブルクリンクでのテスト風景や、ベース車に対してよりダイナミックさを増したエクステリアデザインの検討スケッチなど、初めて見るショットが多く、小判ながら充実度の感じられる構成です。ST220のオーナーさんにとっては、唯一無二の書物になること請け合いですね。
“知る人ぞ知る”玄人好みの一台を題材に、このような書物を編み上げてしまうことに対して、作り手の懐の深さを感じずにはいられません。
書籍コードがありますので、古本の入手などの参考までに記しておきましょう。

Ford Mondeo ST220  Sports Technology by Ford
Ford of Europe 編・DELIUS KLASING刊  オールカラー94ページ
ISBN 3-7688-1376-2
Posted at 2010/09/27 00:30:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | Mondeo | クルマ
2010年09月13日 イイね!

今日のブルーオーバル・・初代モンデオセダンGLX

今日のブルーオーバル・・初代モンデオセダンGLX初代モンデオセダンGLX。何ということなく見えますが、これはありそうでなかなかない一台です。
いまや初代モンデオのセダンというだけでも珍しくなっているのに、これはニューエッジテイストのビッグマイナーチェンジを受ける前、正真正銘のオリジナルモンデオのセダンです。しかもGhiaでなくGLXとくれば、ある意味実にレアな一台と言っていいでしょう。六本木で目撃したこの個体は、登場時期を忘れさせるほど程度が良く見えました。きっとフォーマルなヨーロッパ製サルーンとして大切に維持されているのでしょうね。これからも大事に乗り続けていってほしいものです。
Posted at 2010/09/13 02:47:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | Mondeo | クルマ
2010年07月07日 イイね!

今日のブルーオーバル・・モンデオワゴン2000GLX

今日のブルーオーバル・・モンデオワゴン2000GLX発売当時は結構な台数が走り回っていたのに、気が付けばディーラーの敷地以外でその姿を見る回数も減っている初代モンデオ。ビッグマイナー後の強烈な印象のフロントマスクに対し、リアの眺めはとても穏やかで、特にワゴンには、いかにも欧州のステーションワゴンといったゆったりした趣が感じられ、とても好きです。

この写真のように、外見上はほとんど手が入っていない初代モンデオもいまやなかなか珍しい気がします。以前のフォードオフ会の際に、初代モンデオはそれ自体が“素材”なのであって、いろいろモディファイを加えることで完成していくといった声を聞き、不思議と納得した覚えがあります。ニューエッジデザインの緊張感漂うさまより以前の、温和でどこか「隙の感じられそうな」佇まいは、オーナーが最後の一筆を入れることでいっそう際立つのかもしれません。その意味では、価格と並んで、自然と手を差し延べたくなるフレンドリーな存在感もまた、初代モンデオが人気を博した要因だったのかも、と感じます。
Posted at 2010/07/07 00:10:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mondeo | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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