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ロボ部長のブログ一覧

2022年01月24日 イイね!

小ねずみと巨大な葛籠

小ねずみと巨大な葛籠確かに小柄な「チンクチェント」、それでも、本当〜にちっちゃかったオリジナルのフィアット500に比べれば、今じぶんの車らしく“適度な小ささ”となり、もはや軽自動車よりは大きいいっぱしの小型車へと育ちました。そんなチンクも、E-150(エコノライン)がこうして隣に並べば、やっぱり小さな車だなぁ・・と感じさせます。チンクの車高はエコノラインのちょうどボンネットのレベルと同等?チンクってそんなに車高、低かったっけ??(というよりやはりエコノラインがでかいのか、一体ボンネットの中に何が入っているというの??)

フィアット500とフォードE-150、どちらもその車が生まれた土地を象徴する、景色のような存在であると言っていいでしょう。それぞれの土地の風土・歴史・文化・産業・人々の暮らし方・・・それらさまざまな要素が反映され凝縮されたかのような「ローカリティが濃い車」たちです。フィアット500はサイズ感が日本での用途にジャストフィットでもあり、その豊かなストーリー性とブランド力もあって、この国でも大いに受け入れられています。対するE-150は、さすがに日本で使うのに適した成り立ちとは言い難い・・それでも、この見るからにアメリカの空気を強く感じさせる存在感(アメリカへ行ったことがないくせに知ったようなことを書いていますが)に価値を見出す人には唯一無二であるはず。そしておそらく、そういう向きには後継車であるトランジットではダメなんでしょうね。

Posted at 2022/01/24 21:59:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | E-150 | クルマ
2021年04月19日 イイね!

続・「らしさ」のある存在

続・「らしさ」のある存在つい先だって80'sのエコノライン・クラブワゴンを見たばかりで、今日もほぼ同時期にあたる、コンバージョン版のエコノライン・ワゴンです。このあたりのモデルに関しては詳細を通じていないため、これがFoMoCo純正なのか、サードパーティーによるコンバージョンかは不明です。3連のサイドウインドウがいい味を醸し出していますよね。これもまた、アメリカを強く感じさせるキャラクターの一台と言えます。
アメリカを感じさせるといえば、今日のこの写真の撮影時が夕方で光線が赤みがかっていたので、ボディサイドへの太陽光の反射度合いなどに、アメリカっぽさをちょっと意識してみましたが、意図がお分かりいただけたでしょうか?

先日のクラブワゴンといい、すでに車歴にすればゆうに30年以上を超えているーそれどころか40年近く?ーはずでも、こうして元気そうにしている。この、いかにもガッチリしていて頑丈そうな佇まいは、実際にきっと丈夫で、ボディパネルが多少凹んでいようが(サイドパネルの後輪前部分がちょっとダメージを受けていますよね)今なお大きな問題なく使えているのでしょう。同時期の海外のバンだと、アメリカン・バン以外だとたまにVWのそれを目にしますが、VWの方がどこか“表皮が薄い”ような印象があり、ここまで見るからにタフな存在感はありません。ヨーロッパ流の合理設計とは違う、物量投入で組み上げられたゆえのへこたれなさを強く感じさせます。
Posted at 2021/04/19 19:16:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | E-150 | クルマ
2021年04月03日 イイね!

「らしさ」のある存在

「らしさ」のある存在昨日目にしたこのちょっと懐かしめなエコノラインといい、前回のエクスカージョンといい、おそらく私を含めた少し年長の世代にとっては、これこそが「フォード」「アメリカ車」と聞いてイメージする典型的な車像だと思います。大きくて、立派で、重そうで、頑丈そうで・・私自身は、いわゆるフルサイズのアメリカ車に対する憧れも郷愁も持っていないのですが、それでもこのクラブワゴンのような、いかにもアメリカの地に似合いそうな、アメリカからでなければ生まれてこなかったであろう存在感に対しては価値を見出します。アメリカに限らず、その土地・風土だからこそ生まれえたような、見ただけで固有の風景やそこで暮らす人々の姿が浮かび上がってくるかのような、そんなローカリティが反映された車のあり方にとても魅力を覚えるのです。
昨今は工業製品としての車の成り立ちの均質化が国際的に進んだ結果として、品質のレベルは安定しても、反面で“らしさ”とか“臭み”みたいな部分がどんどん希薄になっているので、こうした「まさにアメリカンだよな!」的な車を見ると嬉しくなりますね。

フォードだって、フルサイズバンも今では完全に欧米一体のトランジットシリーズに集約されて、このアメリカ伝統のエコノラインの名はすでに消滅しています。それでも、フォードにとっての商用車というジャンルはかなり重要な位置づけであって、先だってヨーロッパフォードが発表した2030年までの事業ポートフォリオでも、乗用車の電動化と共に、商用車の開発にも重点を置くと表明されていました。商用車づくりにも長けたフォードだけに、将来にわたって「地球」というローカリティがしっかりと反映された車がもたらされることを期待しています。
Posted at 2021/04/03 09:18:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | E-150 | クルマ
2017年05月13日 イイね!

POPEYE的クルマ生活の勧め、フォードは?

POPEYE的クルマ生活の勧め、フォードは?雑誌POPEYEの最新号はクルマ特集です。ちなみにPOPEYEは今では月刊で定価も今号が800円と、なかなか立派な体裁の媒体になっています。私自身はもはやPOPEYEを買うようなことはないのですが、しかし特集によっては書店で手に取ることが時々あり、案外しっかりとした編集の姿勢が感じられることに好感を持っていました。編集方針が右往左往した一時期をくぐり抜けて、今は20歳代の都市生活を好む男性向け媒体(公式コピーは「シティボーイのためのファッション&カルチャー誌」)として腰が据わったような印象があります。

「20代で都市生活を好む男性」といえば、まさに「若者のクルマ離れ」などと称される対象ですが、この表現について私はつねづね、正しいようでいて実はあまり鵜呑みにはできないと感じています。このPOPEYEの特集の表紙にあるように、決して彼らはクルマに興味がないわけではない。ただ、私を含めたいわゆるクルマ好きとは明らかに違った関心の持ちようであるというだけです。POPEYEでも多くのクルマが誌面を飾っていますが、そこではクルマそのものと戯れたり、機械としての性能を突き詰めたりすることよりは、『そのクルマを選んでともに生きている自分のセンスやスタイルの確かさ』が実感できて、それがかっこいいと自他に認められることこそがコアになっています。
メカニックやテクニックといった形容句に集約されない分、雑多な人とクルマとの関わり方が紹介されていることに対して、定式化されたクルマの羅列では決して味わえない、ある種の爽快感を覚えるのも確かです。

それなのに、ここでもフォードは旗色が悪いようで・・パラパラとページをめくる限り、登場が確認できたのはEシリーズ・エコノラインくらいでしょうか。POPEYEなので紹介されているのはプロのクリエイター的な境遇の人が多く、わりと自分自身の感覚を主体にクルマともフラットに付き合えそうなのにもかかわらず、あまりフォードは選んでもらえていないのかな?ちなみに誌面には、懐かしのVWサンタナに今も乗り続けている方なども登場していました。
芯があって実もあるけど虚飾はない、選ぶことそれ自体がもしかしたらさりげない意志の顕れになれる(と、認めてもらえる)かもしれないフォード。お若い方、おひとついかがですか?

(写真のエコノラインはこのPOPEYEの特集とは直接関係ありません)

Posted at 2017/05/13 17:24:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | E-150 | 日記
2015年10月01日 イイね!

カーキ&ブラックは男子永遠の定番コーデ

カーキ&ブラックは男子永遠の定番コーデクルマに乗るとき、デザイナーの意志を尊重したいので外見的な変更やカスタマイズはなるべく行わず、オリジナルの仕様を極力保つようにしています。そんな私でも、昨日赤坂で見かけたこのE-150はすごくいいなあと思いました。おそらくオールペンしたであろうカーキのボディとマットブラックの樹脂パーツとの組み合わせには、男子たるもの思わずグッと来させられます。こちらのE-150ではフロントのブルーオーバルまでがブラックオーバル化されているのがかえって効果的で、オレンジのマーカーランプがモノトーンの全体の中で絶妙な差し色になっています。

昔から、特にメンズを意識したプロダクトに数多く設定されてきたカーキ&ブラックのカラーリングは、たとえ時代や流行が移ろいでもびくともしない鉄壁のコーディネーションです。アースカラー的なファッション感覚とともに、「機能」の存在を強く漂わせる稀有な色どうしの組み合わせ。そこにガジェット&アドベンチャー好きな男子の本能がくすぐられるのでしょう。最近では男女を問わず、カモフラージュ柄のバッグなどが人気で女子にもカーキ系のコーデをワンポイントで愉しむ人が増えているようです。あんがいこのE-150も、そんな女子の眼にもカワイイと映るかも。 
Posted at 2015/10/01 00:46:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | E-150 | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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