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ロボ部長のブログ一覧

2014年08月03日 イイね!

心ざわつくフォードのカタログ

心ざわつくフォードのカタログ先日はエスコートカブリオレのカタログを癒し系代表として紹介しましたが、それに対する心穏やかでいられない(笑)カタログの最右翼もご紹介します。私が所有している中では、たとえばレーシング・ピューマやモンデオST200(ST220でなく)などの“蒼く燃える走りのフォード”のカタログは眺めていても気分が高揚しますが、それとは別な意味で見るたび心の中にざわざわとさざ波が立つような、変にテンションが刺激されてやまないのが、こちらレーザー・ハッチバックのカタログです。クルマそのものが独創的すぎて理解しづらいキャラクターであることを、逆に居直って堂々と主張する図太さは、お利口にこじんまりまとまったいまのクルマのカタログが束になってもかないません。「異端児、出現。」「世界旋風を、起こす。」なんなんでしょう、この強気なトーンは?フォントの選択やレイアウトもいかにも80年代後期から90年代初頭の、世の中全体がいわれのない自信に満ちていた頃の空気をストレートに思い起こさせます。ちなみにコピー通りに、果たしてこのあと旋風は起きたでしょうか・・??
このレーザーは本当に不思議なカタチです。ベースのファミリアネオ自体が特異なプロポーションの持ち主なのを、さらにフロントとリアを強烈な表情に仕立ててしまったのだからすごい。「好きな人だけ好きになればいい」と言わんばかりの孤高の存在感は、当時はフォードのクルマ作りの姿勢としてやや疑問に感じましたが、そもそもメジャーになれないなら逆にやりたいようにやってやる!的なふっきれたクルマ作りが成立したのも、やはりあの時代だからこそと言えるのでしょう。
Posted at 2014/08/03 18:18:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | Laser | クルマ
2013年02月16日 イイね!

よくぞ現役!レーザーカブリオレ

よくぞ現役!レーザーカブリオレいわゆる日本フォード車自体を見かける機会が少なくなる中、きわめつけの希少種日本フォード、レーザーカブリオレです。ベース車のファミリアカブリオレのバッジエンジニアリング車に過ぎないと言えばそれまでですが・・。そちらを含めても現存している個体は相当少ないのではないでしょうか?少し前までは日本車にも、こうしたそこそこ安価で大人4人が乗れるオープンカーがあったものですが、いつの間にかなくなってしまいました。いまの電動メタルトップのオープンカーは、快適性などはクローズドボディ並みに高いのでしょうが、カジュアルさに欠ける印象で“らしくない”気がしてなりません。
Posted at 2013/02/16 18:48:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | Laser | クルマ
2010年09月20日 イイね!

今日のブルーオーバル・・レーザークーペ

今日のブルーオーバル・・レーザークーペ1989年にデビューしたレーザーの3ドア。実に久しぶりに実車を目にしました。クーペ、セダンとも、もはや残っている台数も少ないのではないでしょうか?

レーザーは基本的にファミリアの双子車ですから、歴代の各モデルともいかにも種車であるファミリアの面影が強い中で、このレーザーに関しては少なくとも外観上はファミリアとの共通点は認められず、フォードの独自性という点で群を抜いていました。ベース車のファミリアが、ドイツ車的に骨太い存在感だった(アスティナというなかなか個性的な5ドアもラインナップされていましたね)のに対して、淡白で無国籍なたたずまいはいかにも80年代のフォード調です。クーペとセダンのいずれも、ウインドウ面積の広い明るいキャビンが特に印象的でした。

この次の代のレーザーでは、ふたたびファミリアのお面替え的なスタンスに戻ったこともあって、私の個人的な印象では、なぜかこのレーザーこそが「フォード・レーザー」という固有の称号を象徴するにふさわしいように思えてならなかったりします。
Posted at 2010/09/20 11:07:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | Laser | クルマ
2010年02月07日 イイね!

今日のブルーオーバル・・レーザー・リデア

今日のブルーオーバル・・レーザー・リデア日本でのフォードとマツダの双子車体制の最後期を飾る、レーザー・リデアです。

ベースはマツダのファミリアSワゴンですが、いまこうして眺めると、特にリアエンドは、当時の欧州フォード発のデザインテーマ「ニューエッジ・デザイン」を採り入れて、ブルーオーバルの一員であることをしっかり主張しているのが、なんともほほえましい(笑)。
フロントも、ヘッドランプやグリル周辺に初代フォーカスに近いイメージがあり、ファミリアとは一風変わった印象でした。

国際企業であるフォードは、世界のいろいろな国で売られる車に共通のアイデンティティを持たせるため、その時々のデザインテーマをディテールに活かすことがよくあります。
このリデアより以前のレーザーやテルスター(カペラベース)では、まだフォード自体が明確なデザインテーマを打ち出していなかったこともあり、外見的には「少しばかりエアロダイナミックなマツダ車」という程度の差異でしたが、ニューエッジという強力なテーマを得たおかげで、このリデアではそれなりに独自性を出しているように感じます。

むしろ、マツダ車ベースのフォードでは、インテリアにこそより独自性が感じられました。特にこの写真のようなギア仕様では、インテリア全体の色調やテキスタイルの仕上げなどが独特で、国産車離れした印象を覚えたものです。

もし、いまでも日本でマツダ車ベースのフォード車が販売されていたとしたら、アテンザやアクセラがキネティック風味になっていたのでしょうか?リデアの後ろ姿を見ながら、そんなことを思い巡らせました。


Posted at 2010/02/07 16:58:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | Laser | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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