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ロボ部長のブログ一覧

2020年02月01日 イイね!

エスケープというよりマーヴェリック

エスケープというよりマーヴェリック初代エスケープは私のブログで今でもちょこちょこ紹介していますから、現存している個体は意外に多い印象です。特に黒バンパー装備の前期モデルなど、今だによく目にします。対照的に、マイナーチェンジを重ねた後期のモデルになるほど、街で見かける台数が少ない気さえするのですが、実際のところはどうなのでしょう?

今日のこちらの個体だって、ご覧のように初代/初期のGLXだからすでに20年近くなる車歴のはずなのに、とてもそうは見えないほど美麗ですよね。洒落たシャンパントーンがかったシルバーのボディと、機能的なブラックパーツとのコントラストもあいまって、ヨーロッパの街角にいても似合いそうな趣です。エスケープでなく、初代エスケープがヨーロッパで販売されていた頃の名称であるマーヴェリックと称したくなる一台です。

思えば、こうしたSUV本来の機能的なアピアランスをベースに、乗用車的にソフィスティケートされたムードを融合させたSUVも少なくなりました。SUVというジャンルが市民権を得て自動車マーケットの主流を占めるようになってから、メーカーにとっても旨味のある市場ということで、SUVは豪華さと洗練度合いをどんどん増しています。それと引き換えに、このエスケープのような道具感や実用感は薄れ、SUVでさえも多くは「気を遣わなければ」乗れない車になってしまっているようなのが残念です。
Posted at 2020/02/01 22:42:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | Escape | クルマ
2019年09月21日 イイね!

変化していく場所と、変わらないエスケープ

変化していく場所と、変わらないエスケープ前回紹介のフィエスタ・スポーツプレミアムは私が以前に住んでいた場所のすぐ近くで見たものでしたが、実際に暮らしていたアパートの並びに、当時エスケープがいました。そして先日、今もまだ同じガレージに収まっているのが確かめられました。はじめにこちらのエスケープを知ったのは確か2002年くらい?国内導入からまだそれほど経っていないタイミングのはずです。だからこちらのエスケープは、私自身が知る限りもっとも「ご長寿さん」エスケープにあたります。それにしても庫内保管のためか、ずいぶん程度良好に保たれていそうですね。

先日久々に訪ねた際には、エスケープが駐車されている建物が「理科室蒸留所」という店?になっていました。あとから調べたら、理科財メーカーがコーヒーやアロマを抽出している工房らしく、2018年に開設されたばかりとのこと。



私がこの場所を離れたのはもう10数年前になりますが、ちょうどその頃から、この一帯に個性的なギャラリーやショップがちらほらと立ち上がるようになり、注目が集まるようになりました。ここ数年来は、本格派を謳ったローストカフェやスイーツショップ、雑貨店などが続々とオープンして、すっかり“オシャンティー”なエリアになりました。今では23区内でも有数の、若い人が住みたい街になっているようですね。

この「理科室蒸留所」だって私が住んでいた頃には影も形もまったくなかったです。かつて生活の拠点だった場が今をときめくお洒落タウンへと変わり、当時とはまったく違った光景が街のそこかしこに顕れるようになっています。そんな中でも、その頃と変わらずに生き続けるフォードがいます。


Posted at 2019/09/21 10:29:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | Escape | クルマ
2019年04月21日 イイね!

“都市のSUV”が薫るエスケープ

“都市のSUV”が薫るエスケープ品川区内を走っていたこのエスケープは、サイドウインドウのバイザーが装着されず、ホイールもオリジナルのままで、初代エスケープの原形感を色濃くキープしていました。ルーフレールも台座を残して取り払われているので、ひときわスマートな印象です。車歴にすればすでに15年前後になるはずなのに、バンパーやボディプロテクターなどのコンディションもよさそうですね(バンパーコーナーにかわいいエクボがあるのがホントにエクボっぽくてご愛嬌♪)。日常的に都市部で使われているSUVという感覚です。

こちらのエスケープを運転していた人がウインドウ越しにちらっと見えたのですが、とてもスタイリッシュな雰囲気の女性だったのがまたよかった。時々、女性誌とかでモデルさんとクルマが一緒に、いかにもそれっぽいシチュエーションで写っているメーカータイアップの広告ページを目にしたりしますが、どこかウソくさいそんなのとは比較にならないくらい自然なリアリティがあったし、私的には品川ナンバーエリアに多い、Vクラスとかカイエンを女性が転がしているシーンよりずっと魅力的に見えました(多分に個人的偏見です ^^)

エスケープといえば、つい先だって新型の2020年モデルが発表になっています。写真から受ける印象としては、初めてクーガと共通化された先代に比べて、外観的にこの初代に近いものを感じました。特にサイドウインドウのグラフィックスがそう感じさせたのだと思います。
Posted at 2019/04/21 08:11:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | Escape | クルマ
2018年12月22日 イイね!

イエロー系フォード、もう一態

イエロー系フォード、もう一態こうして目にも鮮やかな黄色いエスケープを真横から見ると、印象としてはカングーみたいですね。かつて初代エスケープを和製カングーと称したのはライターの森慶太さんでした。サッシュレス構造のプレスドア採用でサイドウインドウのラインが明快なエスケープだからこそ、こういう明るい、ウインドウ面とのコントラストが際立つボディカラーが似合うし、それはカングーも共通です。日本で特にカングーの人気が高いのは、その豊富なボディカラーの設定にも理由があるはず。

初代エスケープは今でも現役でいる個体をよく見ます。フォードのSUVという本流感、適度なサイズ、基本的にはマツダのトリビュートと共通であるがゆえ、いい意味での「国産車感覚」がもたらす安心感、長いモデルサイクルでパーツ供給などにも一定の保証が得られることなど、このクルマになおも乗り続けられる理由はいくつも思いつきます。中古市場では、初期のモデルでさえも案外安定した値付けが保たれているようですね。

ものすごく気合が入った成り立ちではない(決していい加減なつくりという意味でなく、新機構や画期的な商品性がふんだんでなく、どちらかといえば手堅いつくり、という意味です)クルマが、結果として市場から息の長い、安定した支持を得るという図式は結構多くー例えば初代キューブやデミオ、ベリーサなどー、多くの人から認められるクルマの良さとは何か?ということをつい考えたくなるのが、この初代エスケープです。
Posted at 2018/12/22 18:52:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | Escape | クルマ
2018年10月09日 イイね!

そのクルマは白と黒だけでできている

そのクルマは白と黒だけでできている日本では特に長いモデル寿命を誇った初代エスケープ。その初期のモデルは、アメリカだけでなくヨーロッパでもマーヴェリックとして販売されただけあり、どこかしらヨーロッパ的な合理指向を感じさせます。フロントグリル部までをカバーする大柄のワンピースブラックバンパーもそのひとつ。おそらく無塗装仕上げだと思うのですが(実は似たような構成のKaのバンパーが、日本仕様では無塗装の黒樹脂でなく、白い樹脂を黒く塗装していたため、もしかするとエスケープも塗装パーツの可能性もなきにしもあらずで断言ができません)、機能的なSUVとして理に適ったインダストリアルデザインでした。
この白いボディとブラックバンパーの組み合わせは、実はこれまであまり見た記憶がありません。ホワイトペイントだと、ビレット(横桟)グリルの特別仕様車はありましたが、スタンダードグリルとのマッチングは初期エスケープの実用ツール的ムードをさらに高めています。まるで白と黒しか色が使われていないかのような、旧東欧圏のメーカー-ダチアとか-の車のような、いい意味での素朴さ・飾らなさがある。
Posted at 2018/10/09 23:13:15 | コメント(4) | トラックバック(0) | Escape | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォード車を40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しま...
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