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ロボ部長のブログ一覧

2023年03月25日 イイね!

街を行くミニワゴン

街を行くミニワゴンこの車に関してはフォードの尺度でなく、あくまでもかつてのマツダのそれで見做すのが適正であることは承知しています。その上でなお、この車にはフォードが根本で備えていた大衆性や実用性といった要素が、ある意味で純粋なフォード車以上によく露呈しているように思えてなりません。「家庭のための良き道具」感が半端ないのですよね。だから今でもこうして街中で元気に活躍している様子を見かけると嬉しくなります。
低めのフロアとベルトライン、広大なウインドウ面積、程よい全高、小ぶりなタイヤ・・そのどれもがもはや最新の小型乗用車には望めないものばかりです。前回のブログでも目を向けた新生EUエクスプローラーのような、これからの車の成り立ちの意義を認めつつも、こうしたひと昔前の車が備えていた、扱う人にあくまでも優しそうなディメンションが持っていた普遍的な良さというものも忘れてはいけないような気がします。
Posted at 2023/03/25 12:12:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | Festiva Miniwagon | クルマ
2022年03月04日 イイね!

なぜにブルーオーバルはこんなポジションに?

なぜにブルーオーバルはこんなポジションに?リアハッチ上のエンブレムやステッカー類がこれだけ元気なのはすごいことですね。ブルーオーバルもちゃんと生きているし、フェスティバ・ミニワゴンのステッカーだってバッチリ判読できます。さらに右下には当時のフォードディーラーのステッカーまでも・・そして注目すべきは、左側に小さ〜〜く取り付けられているGHIAバッヂです。
私はこの車についてはそれほど詳しく通じていないのですが、ネット上の情報を少し漁った限りでは、このフェスティバ・ミニワゴンにGHIAのグレードは設定されていなかったみたいです。それ以前の初代フェスティバと違い実用的な商品性が強かったので、GHIAのような上級仕様はそぐわないという判断であったのでしょうか。
ところがこの個体には、GHIAバッヂが付けられています。それも、やたらと小さいのが・・これは一体どういうことなのでしょう?オーナーさんが自ら、本来は設定のないGHIAのバッヂを後付けしたのでしょうか?
ちなみにこの個体のボディカラーは、B256フィエスタにあったオイスターシルバーに近い色相で、元来が超実用車であった初代デミオベースであることを忘れさせてくれそうな、落ち着きと気品がある色だから、「架空のGHIA」バージョンも違和感なくハマっているように見えます。

そして、こうして改めてリアから眺めていてふと気付きました。fordブルーオーバルはどうしてこんな端っこの方に付けられているのでしょう?一般的には、メーカーエンブレムはその車にとり最も基礎的な「顔」となる部分なので、車体のセンターに位置するのが当然です。実際にこのフェスティバ・ミニワゴンだって、リアワイパー左側のスペースは相応に空いていますし。それなのに、リアハッチ右側の何とも中途半端なポジションに付けられているのですから。
まさか、これが純粋なフォードでないから、ど真ん中にブルーオーバルを掲げるのが忍びなく、遠慮がちに端っこに追いやられていたとか??
ともかく他メーカーの車を想像してもらえば、メーカーエンブレムがこんなところに掲げられた車というのはまず考えにくいものですよ。

ところで、こちらのフェスティバ・ミニワゴン、だいぶ以前に銀座で目にしたこちらとおそらく同一車だろうと思います。こうしてさらに6年を経てなおも健康そうにしているのは何よりですね。
Posted at 2022/03/04 22:54:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | Festiva Miniwagon | 日記
2021年10月25日 イイね!

またもや、フェスティバミニワゴン

またもや、フェスティバミニワゴン近所のGSにて。普段自宅の近場で所在を確認している4台のフェスティバミニワゴンとはまた別な個体です。やはり種車である初代DWデミオよりも、フェスティバミニワゴンの方がよっぽど現存車を見る機会が多い!これは不思議ですね。ちなみに今も活躍中のフェスティバミニワゴンのサービスはどこで行われることが多いのでしょう?マツダディーラー?最近の黒っぽい店構えにこの車はいかにも似合わないね〜(^^;)旧フォードディーラーということもちょっとなさそうですが。

ガソリン、値段がぐんぐん上がっていますよね・・そんな時でも小型で単純なつくりを身上とするフェスティバミニワゴンならば、満タンでもたかが知れている?しかもレギュラーだし・・とはいえすでに20年以上前の車だけに、今どきのHV車などと比べれば明らかに不利でしょうけど、オーナーさんからすれば使い勝手と燃費のバランス・最近の表現で言うならコスパの高さがすでに身に染みていらっしゃるのでしょう。だからこそ今なお手放されることなく、多くのフェスティバミニワゴンたちがこうして活躍しているに違いない。
Posted at 2021/10/25 18:56:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | Festiva Miniwagon | クルマ
2021年09月12日 イイね!

使い手第一を突き詰めた結果としてのオリジナリティ

使い手第一を突き詰めた結果としてのオリジナリティ自宅からわりと近い圏内でまた現役のフェスティバミニワゴンを見つけました。これで4台目の現存車となります。そのどれも、見るからに使い込まれている趣たっぷりなのがいかにもこの車らしい。それにしても、この車のベースたる初代デミオも今でも見ることはあるけど、それ以上にフェスティバミニワゴン、現役で頑張っているかも?少なくとも自宅界隈ではデミオより明らかに多いです。

フェスティバミニワゴンは、おそらくそれがフォードだからという理由よりは、便利そうだから、使いやすそうだから、値段が安かったから・・などといった動機で選ばれたケースがほとんどだったのではないかと推測します。中には、もともとデミオが欲しかったけど人気で品薄だったので、OEM版のフェスティバミニワゴンをマツダディーラーから勧められた、などという人もいたかもしれません。
そんな邪推通りであったとしても、結果としてこうして今なお使い続けられている個体も少なくないという事実に、この車が有していた実用性と利便性の高さ・ランニングコストの低さは得難い価値として、ユーザーにしっかりと受け入れられていたことがうかがえます。

この車と初代デミオは、私はいまでも実用品として申し分のないインダストリアルデザインであったと考えています。メーカーが経営的に土壇場に追い込まれた逆境下ゆえ、余計なことへ色目を使う余裕などなく、ともかく手持ちのリソース-初代フェスティバの車台-を活かして、ユーザーにとって使いやすい・多くの人々が欲しているものをきちんと作ろう、そうすればきっと受け入れてもらえるはず。そういう邪念のない、愚直な姿勢だからこそ生まれた傑作といえます。
特に大事なのは、作り手の立場が追い込まれたときには、往往にして既存の他社の人気商品などを安易に右に倣えしたものを作ったりしがちなところ、初代デミオ/フェスティバミニワゴンはそうではなく、ともかくユーザーのためになることを追求した結果として、「それまでにありそうでなかった」オリジナリティの高い提案を伴っていたし、それが想定通り(以上)にユーザーに理解されたことがなんといっても尊かったように思うのです。
Posted at 2021/09/12 13:25:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | Festiva Miniwagon | クルマ
2021年05月19日 イイね!

凹んでいようが傷が付こうが

凹んでいようが傷が付こうがいまだ見られるこの車は、大体が、こちらの写真の個体と同じように、どこかが凹んでいたり、傷が付いていたり。そういう見るからに「使い込まれた」感じが色濃い個体が多い印象があります。多少見た目が悪かろうがお構いなしに、オーナーさんにいまなおガンガン使われていることが伝わってきて、むしろ好ましくさえ映ります。そして、そういう姿が似合うのがこのフェスティバミニワゴンであり、初代デミオだと思うのです。人が変に気負うことなく、等身大で接することができる、重宝する実用的な存在としての車。スタイリングやエンジニアリングに取り立てて見るべくものはなく、むしろ凡庸な成り立ちの上に、しかしユーザーの暮らしを豊かに、便利に支えることを第一に志向した車。美意識とかスタイルとかを高らかに謳うことなどなくても、「人と車との自然に美しい関わり合い」がそこに見て取れる。そう感じません?
Posted at 2021/05/19 21:31:23 | コメント(4) | トラックバック(0) | Festiva Miniwagon | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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