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ロボ部長のブログ一覧

2022年12月10日 イイね!

やがて現れるそのクルマの像を示唆する一台

やがて現れるそのクルマの像を示唆する一台いつもは通勤鞄の中にフォードのカタログを一冊忍ばせているのに、今そこにあるのはフォードではなくてVWのID.4のカタログです。少し前に地元のVWディーラーへ出向いて展示車にも触れていたのが、昨日は早々に職場ビルの地下駐車場にいるのを目にしました。実は来週から同じビル内でID.4のイベントが開催される予定なので、その関係の車かもしれません、豊橋ナンバーでしたし。ちなみにそのイベントにはID.Buzzの実車も出展があるようです。

ブログで折に触れ述べてきたように今のVWのことが好きでないけれど、ID.4については関心を持っていて、それどころかなかなか良いのでは?とさえ感じています。関心の理由はもちろん、この車の電動車専用プラットフォームであるMEBを欧州フォードが活用する計画になっていて、来年登場予定とされる欧州フォード開発の新型BEVも、このID.4と共通のプラットフォームを伴うことになるからです。つまりID.4を見ていれば、来たる欧州フォード初のBEV像がぼんやりと見えてくる・・のではないか?と。少なくともホイールベースは共通になるだろうし、SUVになることは確かなようだから、新型車両全体のディメンションもほぼID.4に近いのではないか、と想像しています。

一方で、展示車をそれなりにじっくりと見た限り、ID.4に対しては専用設計の純電動車として真っ当な商品内容が備わるように感じられました。既出の各社のBEVが「新奇性を打ち出そう」「今までと違う体験をユーザーにさせよう」的な意図が明らかだったり、高コストのBEVを正当化するかのようにプレミアム志向が強かったりと、感覚的に受け入れづらい車種が多かったこともあってさほど関心が湧かずにいた中で、ID.4には適度に、これまでの乗用車との「連続感」が備わっていることに好感を覚えます。車両内外の各部が内燃機関車からのスイッチが自然にできそうな、違和感の少ないインターフェイスになっており(感心したのがドアハンドル。いたずらにフルフラット化させず指が入るスペースが確保され、緊急時に外からのアクセスが一応成立しうる構造になっている)、そこは人々がなるべく戸惑わずにBEVにアクセスできるよう、純電動車の普及を本気で進めようとするつくり手の良心のようなものを感じ取りました。ID.4は試乗まではしていないのですが、おそらく某車のロケットスタート的な演出めいた仕掛けなどもないのでしょう。

テスラのように、車を買うという行為から始まるすべてを、それまでの常識を覆すことで急進的なユーザーを引き寄せる方向もありだと思いますが、BEVが皆そうした極端な指向性では理解と共感の範囲が限られます。これまで培われてきた作法やコードを適度に尊重しつつ、新しい内容を盛り込んだID.4のあり方は、「多くの人々のためのクルマづくり」を担うVWのような立場だからなし得るわけです。そうした立場として導き出されたプラットフォームを共用してBEVを作ろうとしているフォードも、やはり「多くの人々のためのクルマづくり」を担う一員として、適正なBEVをもたらしてくれることを、ID.4を見ながら期待しています。
Posted at 2022/12/10 11:26:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | Other | クルマ
2022年10月13日 イイね!

全面的に変わらなければならない時が必ず訪れる

全面的に変わらなければならない時が必ず訪れる職場があるビルの駐車場でこういうシチュエーションと出会い、しばし感じ入りました。どちらもカローラという車です(それもたまたまワゴンボディ同士)、しかし左の旧型から右の現行型へは、同じカローラの車名を冠するのが違和感を覚えるほどの劇的な変貌ぶりであって、およそ別の車と言っていい存在感の2台が並んでいます。

ひとつの車が歴史を重ねる中で、もうこれ以上はどうやっても大幅な飛躍が認められない、そんなある種の飽和状態に達してしまったとき、それまでと同じようなことの繰り返しから脱して、全く異なるアプローチに挑みたくなるのは、まさしくデザイナーの性です。顔の表情をいじるといった小手先の変化などでは我慢ができない、よりドラスティックに、より本質的に改めなければ気が済まない。デザイナーのそんな革新的なパワーが本気で発揮されると、そこには「イノベーション」が発生します。

この2台の並びを見ていて想起したのが、車格としてはほぼ同格に当たる、かつてのエスコートからフォーカスへの、フォードのイノベーションでした。エスコートそれ自体はフォードにとり押しも押されぬブランドであったとはいえ、30年ほどの歴史の蓄積の中で、身動きが取れないような存在へ堕してしまっていたのを、1998年登場のフォーカスで鮮やかに跳躍してみせたのです。伝統あるネーミングを潔く捨て去ってまで。

私は現行の最新型フォーカスの実車を見たことがないですが、フォーカスもその衝撃的な登場からすでに四半世紀を経て、かつてのエスコートの末期と同じ境遇にあるという印象を抱いています。もうそろそろ、フォーカスとしての限界を迎えているような、場合によってはフォーカスの名を切り替えるべきタイミングに差し掛かっているようにさえ感じられます。
欧州フォードはBEVの発売を来年に控えていて、それが登場することでおそらく、フォーカス(それかフィエスタ)の存在にドラスティックな変化が生じることでしょう。そこでデザイナーがどんなイノベーションをもたらしてくれるのかーあたかも98年に初めてフォーカスが世に現れた時のようにーが今からとても楽しみです。

Posted at 2022/10/13 23:16:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | Other | クルマ
2022年09月22日 イイね!

すわ、モンデオ(フュージョン)?

すわ、モンデオ(フュージョン)?今日、職場前の通りにこの車が停まっているのが遠目から見えた時、一瞬本気でそう思いました。真横から見たのですが、前後の灯火類など細部のディテールはさておき、ボディのシルエット全体とプレスラインやサイドウインドウのグラフィックスをぱっと目にした印象では、相当に近いといえるように思います。


(NetCarShowから画像を引用)

この写真はモンデオです。どうぞ両車を見比べてみてください。

そもそも東京都心ではモンデオなどまず存在しているはずないにもかかわらず、そう錯覚したのは、8月にFLC四日市店さんを訪ねた際に目にしたモンデオ・エステートのボディカラーの印象が近かったことも影響していたかもしれません。



2017年登場のアウディA5 Sportbackのデザインが、それよりも早くからあったモンデオ/フュージョンに影響を受けたのかは知る由もありません。むしろアウディのデザインというのは、ある時期まで世界の自動車メーカーに影響を与える側の一大トレンドセッターでした。フォードなら1990年代後期のJ.メイズやクリス・バード、さらに2000年代初頭のマーティン・スミスといった歴代のデザイン担当の重鎮らは、皆がアウディでのデザイナー経験を積んでいたものです。それだけ、アウディ的なテイストやトーンを各社が欲していたことの証左といえたわけです。実際にフォードだと2000年代に入ってすぐの頃の欧米各車のデザインは、どれも当時のアウディの影響を強く受けていたことは一目瞭然でした。

それが、このA5 Sportbackではアウディの方がフォードときわめて近いスタイリングとなったことに、何だか因縁めいたものを感じます。ちなみに欧州フォードでは、マーティン・スミス以降のデザイン担当ディレクターにはアウディ出身者はいません。現在のディレクターであるアムコ・リナーツはプジョーを経てきています。




Posted at 2022/09/22 23:16:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | Other | クルマ
2022年09月01日 イイね!

フィエスタのチョロQ的表現?その3

フィエスタのチョロQ的表現?その3バカバカしいことを承知でやってみました。ちょうど隣が空いていた隙に駐車したのですが、その後すぐにセルボが発進してしまったため、比較写真はこれしか撮れませんでした。やっぱり、印象としては近い感覚であっても、こうして並べてみれば結構各部は異なりますね。色も近いようで案外違っている。でもスタイリング全体の骨格を成す基本的な要素には、やはり相通じるところがあるかな。ウエストラインを駆け上がるボディサイドのキャラクターラインの入り方や、サイドウインドウ上端からそのままリアウインドウへと連続するかのようなラインの流れ方とかは、かなり近しい処理であると感じられます。
たまたまこちらのセルボはOPのでっかめなリア羽根が付けられているところも、国内仕様のフィエスタっぽい点ではありますね。

このセルボが登場した2006年当時のスズキの商品ラインナップの中では、かなり異質なスタイリングであったことから、やはり私としてはGMとの関係など、何らかスズキにとって関わりが深かった外部との協業や影響の上に、このセルボの造形が生まれてきたように推測しています。そしてその頃のGM(=オペル)のデザイン部には、のちのB299フィエスタ・デザインの産みの親ともいうべきマスターデザイナー、ステファン・ラムがいたわけだから・・

<9/2追記>
ちょうどつい先ほど、黒いセルボを見たので。こちらはホイールがフィンタイプなのが、よりパンサーブラックのフィエスタのチョロQっぽい?



※過去の真横からの比較写真などは、こちらからどうぞ。「その1」のサイドビュー比較はスマホでご覧になることをお勧めします。
Posted at 2022/09/01 23:29:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | Other | クルマ
2022年05月29日 イイね!

単純明快さを支えるフォード

単純明快さを支えるフォード信号が青に変わり、おそらくアクセルを踏み込んだそのタイミングを狙って撮影しました。よく見てもらうとリアが若干沈み込み気味でダッシュをかけようとしていることがわかるのですが、正直に言えばもう少しわかりやすいリアクション、例えばサイドのエグゾーストパイプから白煙が勢いよく噴き出ているとか、ホイールがギュン!と回転しているとか、そんなシーンを切り取ることができていたらなあ・・と。まだまだシャッターチャンスへの対処度が甘いですね。

少しの間信号待ちをしている時にも、目の前をヨーロッパの高額なスーパースポーツカーが甲高い音を響かせて何台も走り去るのが当たり前で、その手の車には人々も慣れっこな土地柄なのに、この車は停止中に道行く人がずいぶん注目していたことがよくわかりました。カメラを向けていた人も結構いましたね。イタリア勢などとは明らかに異なった、人々の目を射るのに十分なある種の異様な存在感が際立っていた、Superformanceコブラです。

「目的は速く走らせるためだけ」そんな風情の車として筆頭に上がるのは、このコブラやスーパー7でしょうか。それ以外のことー快適さとか便利さとか豪華さとか見栄とかハッタリとかモテ度合いとかーはさながら邪念と言わんばかりすべて潔く切り捨てて、ただエンジンと4つのタイヤと2つのシートだけで成り立つかのような(屋根もいらん!)、いい意味での“単純明快な存在”としてのこれらの車は案外好きです。

でも、私は特にスーパー7は乗れないなあ・・基本は単純で明快な車のはずなのに、乗るのにある種のコードやコミュニティ意識を要求されそうなのが面倒くさそうで。
対するコブラも、それはそれで一定のコードなども存在するのでしょうけど、こちらは「そんなウザいの知ったことか!」四の五の言わせず走らせられそうです。

これら「ただ速く走らせるためだけ」な車の心臓が共通してフォードなのは痛快です。動力のベースとしてある程度の量産性・耐久性・汎用性・拡張性が備わったエンジンが必要ならフォード以外も選択肢としてあっただろうに、もしかすると当初は諸々の条件から消去法的?な決定だったのかもしれないけど、結果として選ばれたフォードエンジンが、以来連綿と、両車のキャラクターを支える上で重要な役割を担っている。ここでもフォードの奥深さを思い知ります。


5/30 追記
このコブラについて記した5/28の何シテル?で、他のオープンカーたちがなぜトップを「下ろしている?」としたのは、正しくは「上げている?」でした。トップを下ろすだとオープントップの状態で、実際はクローズドでいるオープンカーが多いから、まったくの逆でしたね。失礼しました。

Posted at 2022/05/29 10:50:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | Other | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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