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2019年01月05日 イイね!

シトロエンAX14TRS・我がフィエスタへ連なる存在

シトロエンAX14TRS・我がフィエスタへ連なる存在今日、近所に買い物へ行く途中で思わず飛び上がってしまいそうな一台に出会えました。フォードではなくシトロエンのAX、それも5ドアの14TRSです。時々覗きに行く幕張でのフレフレでさえも、3ドアのGTしか見たことがなかったので、14TRSの実車は本当に何十年ぶりかも?こちらはインパネの造形からみて後期型で、90年代初頭のモデルでしょうか。今なお現役というのは大したものです。

AX14TRSは、もしフォードに乗っていなかったら愛車にしたいくらい、私の車に対する嗜好をことごとく満たす存在です。まず、小型ハッチバックの5ドアがいい。限られた成り立ちの中でいかに快適な乗用空間と十分な荷室容量を確保するか、設計の妙が問われる存在だからです。そして6ライトだとなおいい。ガラス面が増えるので重量的にはやや不利でも、明るく、実寸以上に開放感のある室内空間がもたらされます。その上で、なるべく軽くてシンプルな構成であれば申し分ない。この点でAXはMTであることに加え、軽量素材の多用により、同クラスの中でも頭一つ抜けたライトウェイトっぷりです。いま久しぶりに80年代当時のAXのカタログを見たら、なんと790kg!いまどきの満艦飾なAセグ各車では考えようもない身軽さです。

今日実車をまじまじと眺めれば、ドアパネルなんか横から突っ込まれたら簡単にひしゃげそうな程度の厚みですが、つつましやかなプロポーションはシティユースに適したものです。そのくせ、シトロエンならではのロングホイールベースで乗員の空間はしかと確保されているのがすごい。無塗装の黒バンパーやシングルのフロントワイパーなど合理的なディテールにも説得力が感じられる・・・と、いちいち魅力的で、あらためてこの車に惚れ直しましたね。単純な最新の車との比較は意味を成さないとしても、今日日の小型車が忘れたものが確かにあります。

我がフィエスタも実は、このAXやフィアットウーノ、ローバー100など、昔日の欧州小型5ドアハッチバックの系譜を意識して選んだ面があります。私の中ではフィエスタを走らせることは、そうした車の存在と地続きなのです。


Posted at 2019/01/05 18:24:20 | コメント(3) | トラックバック(0) | Other | クルマ

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「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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