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ロボ部長のブログ一覧

2022年08月18日 イイね!

最後の純アメリカン・マスタングには赤も似合う

最後の純アメリカン・マスタングには赤も似合う自宅の近所で初めてその紅いマスタングのコンバーチブルを目にしたのがもう6年も前だったのを、ブログを掘り返して認識しました。当時はその後ほどなくして、自宅からすぐ近い場所にある事業所の駐車場によく駐車されていることが判明しました。以来、目にできた際にはこのブログで幾度となく紹介してきました。S197マスタングの一番最終期、2013〜2014MYのポニー・パッケージ(V6モデル)のコンバーチブルです。
最後にブログに取り上げてから2年あまり、その間はすっかり見なくなっていたので、もうきっといなくなってしまったのだろうと思っていたのが、今日、実に久方ぶりに姿を現してくれました。紅いボディの艶やかさもあまり変わることなく、見るからに健やかそうでいてくれたのが本当に嬉しかったです。見る限り、ホイールやボディサイドのストライプをはじめ、ストックの状態をよく維持しているようなのも、時間の経過とともに各所に手を加えられることが多いマスタングとしては、よくぞ原初の姿を保ってくれていると感心させられました。

このポニー・パッケージは女性のドライバーさんが駆っていたことも印象に強かったのですが、きっと今も同じドライバーさんなのだろうと勝手に想像しています。女性がさっそうと走らせる紅いコンバーチブル・・・私(以上)の世代ならきっとあの曲が頭の中に流れるでしょう。今となってはそれはステレオタイプな描かれ方なのかもしれない、しかし、時を越えてかっこいい車のあり方の一つの典型なのです。
Posted at 2022/08/18 20:54:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2022年08月14日 イイね!

当たり前のようにクーガがいたから考えた

当たり前のようにクーガがいたから考えた墓参の帰りがけ、寺のそばの駐車場にいるのを見ました。クーガ、初代と二代目を問わず、まだまだよく目にできます。今日もこの写真を撮影したすぐ後で、近くの路上で同じく初代のパンサーブラックが走っているのを目にしました。相手は対向車線だったのでフィエスタの窓を全開して手を振ったけれど、全く一顧だにされませんでしたね・・😢

たまたまこの場所では隣にマツダのCX-30がいたので思ったのが、クーガからマツダのSUVへ乗り換えたという方は結構多かったですよね。特にCX-5あたりがディメンションも近かったこともあり、フォードビジネス亡き後の、元フォードオーナーさんの格好の受け皿となっていたはずです。昔からフォードとマツダというのはいろいろな点で因縁浅はからぬ関係だけあり、自然とスライドができた間柄なのでしょう。ところで実際に替えてみての感興は果たしてどうであったのでしょうか?
(しかしこうして見ると、CX-30というのは全高がSUVとしてはずいぶんと低く抑えられているのですね。ちょうど立体駐車場にギリギリ収まるくらい、ピューマと同じ程度の高さでしょうか)

クーガに関してもう一つ、仮にフォードが日本から撤退せずにいたら、今頃は3代目のクーガが売られていたことが想像されますが、少なくともスタイリング的にはそれまでのクーガのイメージから大きく変貌しているのが、特にクーガを愛用してきたオーナーさんからどのように受け止められたのでしょう?あくまでも「たられば」な話ではあっても、とても関心があります。
Posted at 2022/08/14 21:07:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | Kuga | クルマ
2022年08月13日 イイね!

2004年・フィエスタを女性に売りたい!

2004年・フィエスタを女性に売りたい!FLC四日市店では過去のフォード車のカタログやセールスマニュアルを分けていただきましたが、実は販売店に残されているカタログ類は重要な物証ではないかと思うのです。たとえば店に古い車種が入庫してきた際に、当時のその車種の扱いを知ったり、仕様を確かめたりするための資料として役に立つ面があるので、私も今回、本当に譲ってもらって構わないのか?念を押した上で、必要以上に当時の手がかりを全部刈り取ってしまわない程度に受け取らせてもらいました。もちろん、いただいたものは大事な記録資料としてこれからも保管し活用していくつもりです。




往時の物証という意味では、カタログ以上に、販売サイドの思惑や姿勢が直に窺えるのがセールスマニュアルです。私もかつて愛用していたB256フィエスタのセールスマニュアルが入手できたので、そのページをいくつか紹介しながら、フィエスタを当時のフォードジャパンがどのように位置付けていたか振り返ります(注:掲載イメージが多いです)。




B256フィエスタはおそらく、フォードジャパンが初めて女性をメインターゲットと明確に位置付けた輸入車種であったと思います。ターゲットユーザーもまず女性が挙げられ、想定する人物像として「精神的に豊かなライフスタイルを志向し、自分の感性に素直でシンプルかつスタイリッシュに生きる人です。」とされています。それって一体どんな人よ?とツッコミを入れたくなる、いかにも広告屋さんが描きそうな安直なイメージですが、そういう女性にフィエスタを選んでもらえるよう、不慣れな女性誌などもチェックすることを指示された当時の販売の前線のスタッフさんも戸惑ったことでしょう・・




ちなみに、想定ターゲットとして真っ先に挙げられたのが25〜34歳の独身の女性「しっかりとした考えを持ち自立する独身OL」ですが、それだけでなく、同程度の年齢層の主婦にもターゲットを定めています。「娘の送り迎えにも使いたい若奥様」で、「家庭に入った女性は外出の機会が減るが、スタイルがオシャレで素敵なフィエスタならつい外へ出たくなってしまう」そうな。




もちろん、決して女性ユーザーだけを想定したわけではなく、マニュアルのページには30代の独身男性やリタイア世代の夫婦といった像もターゲットとして示されていますが、それらは次点的な位置付けであり、あくまでも基本は女性・それも比較的若年層の女性に売り込みたい、という姿勢が明らかです。実際に当時のフォードジャパンでは、そうした世代を強く意識したプロモーションを積極的に仕掛けていました。とはいえ投下できる予算に限りがあったフォードジャパンだけに、至ってささやかなレベルでの展開でしたけどね・・女性誌とのタイアップとか、フォードとしては相当頑張っていたなあという記憶はあります。



(フィエスタ発売当初の販促用リーフレット)


ところで、セールスマニュアルの最後のページには、フィエスタの競合他車に対する“強み”が列挙されているので、それも紹介しておきましょう。正直なところ、ここに記されているような各ポイントが、フォードジャパンが描いていたような女性層に対して強く響くようなものであったかというと、かなり疑問です。どちらかといえばやはり、一定程度自動車に関心を備えた男性の方が受け入れやすい内容ではないかと。
結局のところ、B256フィエスタも、もっぱら当時の欧州フォードをめぐるメディア論調に則した方向で評価を受けることとなり、それまで自社のターゲットとして手薄であり、フォードのブランドイメージ向上のためにもなんとしても欲しかった『未開拓ゾーンとしての若年女性』への食い込みは、思惑通りには図れなかったですね。





賢い自分の選択」によりフィエスタを選ぶ女性ー
最後は余談です。実は私は、2004年当時にフィエスタが売り出された時に、本当にこの車を自らの選択眼で積極的に選んだ女性が身近にいたら、ぜひ付き合いたいと本気で思っていました。フォードジャパンのセールストークはさておき、私自身は、B256フィエスタの良さを認められるような女性であれば、その価値観や美意識には間違いがないはずだと確信していたのです。若気の至りですな😂あいにく、周辺でそうした女性を知る機会もないままでしたが。





Posted at 2022/08/13 12:51:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2022年08月11日 イイね!

最後の純アメリカン・マスタングに似合う白

最後の純アメリカン・マスタングに似合う白自分でマスタングに乗るなら、なるべく白か黒以外のボディカラーがいいと確信しています。せっかくのアメリカン・スポーティークーペなのだから、その存在を主張する赤とか黄とか緑とか青とか、目を引く鮮やかな色でなければもったいないし、それはこの国の日常のゴチャゴチャした景色の中でいい点景になるはずだから。
でも、昨日目にした国内最終期のS197のGTは、これまでさんざん目にしてきたホワイトのボディカラーなのに、改めてすごくいいなぁと感じさせるものでした。
白の色調がB299フィエスタのフローズンホワイトにも近い、やや青みを帯びた、色温度が高い白であることが、陶器のような涼しげな印象を伝えてきます。そしてS197最終期に固有のディテール・・たとえばこの写真でわかるように、左右のテールランプ周りとナンバープレート周辺のガーニッシュなど、ブラック仕上げのパーツと白いボディとのコントラストが効いています。加えて、こちらの個体は純正のブラックペイントのアルミホイールを履いていることもあって、とにかく全身で『白と黒』が徹底しているところがいいですね。

全世界を市場とする現行のS550マスタングと違い、アメリカン・マスタングとしての文法の上に成り立つS197は、やはりいろいろな点でアメリカ基準な車なのだと思います。スタイリングにも「あとちょっと、何か一手足らないんじゃないの?」と言いたくなるような、どこか抜けた感じ・突き詰め忘れがあるような印象があって、それこそがむしろ「アメリカらしさ」だと私には思えるのですが、それがこの単純明快なホワイト&ブラックでより強調されているのです。最後の純アメリカン・マスタングにこそ、実は白いボディが似つかわしいのかも。
Posted at 2022/08/11 22:13:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2022年08月10日 イイね!

ダークグリーンなフォードの魔力

ダークグリーンなフォードの魔力これまで幾度か都心で目にしてきた、ダークグリーンのエクスプローラーLimitedを久しぶりに見ました。以前は米軍基地関係者専用ナンバーの「E」を掲げていたのが、今日は一般ナンバーに変更されていました。しかしナンバーの数字列自体は以前と同一だったので、オーナーさんの境遇に何がしかの変化があったのでしょう。

何度見ても、その深い緑色のボディから放たれる印象は、国内で当たり前に目にする白や黒のエクスプローラーとは同型車と思えないほどのものです。ダークグリーンというボディカラーは、それをまとった車をちょっと特別感のある存在に仕立て上げる魔法の力を備えているかのようです。
先だって訪問したFLC四日市店の佐藤店長も、マスタングのブリットのダークグリーンがお気に入りだと熱っぽく仰っていました。ブリット専用色である「ダークハイランドグリーン」は、マスタングのことをアメリカン・マッスルからヨーロッパナイズされた瀟洒なパーソナル・クーペへと生まれ変わらせるかのようなアダルトな趣で、私もとても好きです。きっとヨーロッパではジャガーやベントレーに相通じるイメージで支持されていたのではないでしょうか?

典型的な収縮色であるダークグリーンはある程度ボディ面積の広い、ラージサイズの車でないと似合いづらく、さらに、塗装面に適度な凹凸がある立体感が強調される造形だと、より陰影が映えて効果的です。まさしくエクスプローラーやマスタングは本領発揮と言えます。逆にフィエスタやフォーカスにそのまま塗ってもあまり効果がない色ですね。

Posted at 2022/08/10 21:56:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | Explorer | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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