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ロボ部長のブログ一覧

2024年10月27日 イイね!

南九州フォードだより

南九州フォードだより仕事で5年ぶりに鹿児島から宮崎を訪ねた。以前と違い、今回は道中でかつてのように「フォード、フォード」とつねにフォードとの出会いを気にしなくなっていたが、にもかかわらず結果として、正味4日間の滞在でマスタング2台(うち1台はシェルビー GT)とエクスプローラー2台に遭遇。宮崎ではスーパーのレジに旧エクスプローラーが登場のおまけまでついた(委細は何シテル?で)。欧州フォード車こそ見なかったけれど、なかなかの遭遇率であったと思う。
鹿児島はフォードの日本撤退までディーラーがあり、宮崎も今回訪ねた都城にはその昔はディーラーがあったというから、今に至るまで活躍する現役車がいてもおかしくはないが、やはりそこは熱心なオーナーさんがいればこそ。こちらの宮崎ナンバーのマスタング50 YEARS EDT.はドライバーさんにお声かけをしたところ、発売当初からずっと乗り続けているとのこと。2015年のデリバリー当初に設定されたコンペティションオレンジは今となってはなかなか貴重で、街中で眼にする機会は着実に減っているから、宮崎の地で出会えたのは本当に嬉しかった。

ところでフォードではないが、都城ではことのほかプジョーを多く見た。そのほとんどが最近10年以内の新しいモデルだったが、軽自動車や国産の小型SUVに混じってライオンのエンブレムを掲げた車が結構な頻度で現れたのは、はるか昔の日本でのプジョーの位置付けを記憶する者からすれば隔世の感以外の何物でもない。やはりディーラーが比較的近傍にあることに加え、扱いやすいサイズとパッケージであることが台数が出る上で効いているのだろう。
Posted at 2024/10/27 14:13:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | Mustang | クルマ
2024年10月21日 イイね!

色とりどりであった頃

色とりどりであった頃ここしばらく、ブログでフィエスタのボディカラーを話題にしていたことに加えて、くまモンNo 7さんがクーガの(元)オーナーさんを対象にオフ会を企画されるということもあって、約10年前・2014年から2015年頃の日本でのフォードへと目が向いている。その当時はブログでフォード車のカラーリングの貧相さをしきりに嘆いていた記憶があり、しかし今にして見れば決してそんなことはなく、むしろ各車種になかなか彩り豊かなカラーバリエーションが揃っていたのだな、と今さらながらに実感している。

例えば、気がつくとめっきり見なくなった、二代目クーガ発売当時のイメージカラーであったジンジャーエール。今も自宅の近くに1台いるので今日写真に撮ってみたが、やっぱりいい色だと思える。初代の筋肉質だったシェイプからぐっとスマートさを増した二代目クーガによく似合った、素敵な色だと思う。同じ色はエクスプローラーにも受注色として設定されていたけれど、より線の細さを備えたクーガにこそジャストフィットしている。
そしてこのクーガにおけるジンジャーエールのように、例えば同時期のフィエスタならブルーキャンディ、フォーカスだとキャンディレッド、エコスポーツのマースレッドなど、当時の日本でのフォード車にはそれぞれの車種ごとのイメージカラーがきちんとラインナップされており、その上さらにフィエスタのレザーパッケージにおけるディープインパクトブルーとコッパーパルスのような限定色も含めれば、絶対的な車種数に対して、実は豊富な色数を誇っていたのである。試しに現在の日本でのゴルフやプジョーあたりのカラーバリエーションを確かめてみるとよい。相当限られた色相しか選べなくなっていることがわかり、その点で当時のフォードには結構な選択肢が用意されていたと言える。

エクスプローラーなど大半が白か黒だったからこそ、その印象に基づいた、実際の状況を知らずの嘆き節というべきか、無いものねだりであったというべきか。その頃にはあまり気付かずにいた「好みの色を選べる」色とりどりな豊かさを、クーガを前に再認識した。
Posted at 2024/10/21 23:09:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | Kuga | クルマ
2024年10月19日 イイね!

レザーパッケージ協奏曲

レザーパッケージ協奏曲つい先日、フィエスタのレザーパッケージに関する話題を記したと思ったら、今日はこんなシーンと遭遇した。記憶にある限り、同じ限定車レザーパッケージの設定色であるディープインパクトブルーとこうしてツーショットを決められたのは、フォードディーラー敷地内を含めて初めてのことだ。しかも駐車中の横並びでなく、たまたまこちらがフィエスタを路肩に停めて小用をしていた(立ちションに非ず)ところに、対向車線を走ってきたディープインパクトブルーのフィエスタが見えたので、すれ違いざまをワンフレームで写すことができた。これは自分のこれまでのシューティングの経験上でも相当レアな瞬間だったと断言できる。それだけに初めての兄弟色というべき仲間との出会いの嬉しさはひとしおだった。

一方で、ちょっと寂しく感じたのは、ディープインパクトブルーのフィエスタが何らのリアクションもなくそのまま走り去っていったことだ。写真からも読み取れるように、わりと周囲の見通しが良い直線道路なので、普通に走っていても反対側の車線にいる車が十分に視界に入ってくるシチュエーションである。おそらくディープインパクトブルーのドライバーさんの眼にも、我がフィエスタの姿は止まっていたのではなかろうか?私がもしそのドライバーさんなら、すれ違った後でまずは安全に車を停められそうな場所に自分の車を置いて、何はなくともコッパーパルスに駆け寄って声をかけるだろう、そして時間があれば一緒に写真が撮れる場所への移動を誘うな(少し前のUSエスケープとの遭遇時のように)。とにかく、こんな場面にはそうそう簡単には出会うことがないのだから!
Posted at 2024/10/19 18:13:02 | コメント(3) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2024年10月16日 イイね!

10年を迎えたコッパーパルス

10年を迎えたコッパーパルスまだいくらか暑さが残っているとはいえ、ようやく秋めいてきた。我が家の裏庭の金木犀もやっと花をつけ甘い薫りが家を包み始めた。隣家から伸びる柿の枝にぶら下がる実たちも、着実に色を紅くしつつある。
一年でこれからのシーズンが、我がフィエスタのコッパーパルスに最も似合う季節である。色づく街の中を、フィエスタはさながら秋の景色をなぞるように、重奏するかのように走り抜けているのだろうと思う(自分で見たことがないからわからないのだけど・・)

先日、コッパーパルスが設定されたフィエスタのレザーパッケージのリーフレットを見たら、発行が2014年9月だった。そしてレザーパッケージの販売開始が同年の10月上旬。つまりちょうど今から10年前に、コッパーパルスのフィエスタは日本で売られたことになる。
2014年早々から販売を開始したB299フィエスタに、セールスの好調を受けて初めて設定された限定仕様車がレザーパッケージ(第一弾)だった。限定80台とされた中で、ボディカラーとしてカタログモデルになかったディープインパクトブルーとコッパーパルスを設定。この両色に関しては、設定台数の割合について今もって正確な数値を知らない。当時懇意にしていたフォード江戸川店の方からは、ディープインパクトブルーが60台でコッパーパルスが20台と聞いた覚えがあるものの、それとて本当に正しいのかはまったくわからない。

でもおそらく、その数値はほぼほぼ正しいような気がしている。ディープインパクトブルーはこれまで結構な割合で目にしてきたのに対し、コッパーパルスに会えたのは自分の以外には、これまで2020年に名古屋駅前で遭遇した1台限りである。欧州フォードのオフミーティング会場ですらも出会うことはなかった。一体、いま日本に何台のコッパーパルスが現存しているのだろう?と思う。
それでも、以前にはみんカラでもコッパーパルスのオーナーさんがいらしたし、FLC四日市店を訪ねた際は、佐藤店長から店の近くにコッパーパルスのオーナーさんがいるとお聞きした。この色をわざわざ選ぶ方には思い入れが大きかった方もいるはずなので、きっと見知らぬ同色のフィエスタが、秋めいてきた風景を背に、今日もどこかを駆けているに違いない・・そう信じたい。

ちなみに、少し前からメルカリに、コッパーパルスのタッチペンセットが出品されている。出品者さんは千葉の方で、我がフィエスタの前オーナーさんも千葉の方だったというから、まず間違いなく以前のオーナーさんからの出品だろう(そんな物を出品する人、他に誰かいる?)。これはもう私が買うしかない・・と一瞬思ったが、幸いタッチペンを必要とする状況ではないし、日産に似たようなカラーがあるから、いざとなればそちらのタッチペンを使えば事足りるかなと思い直し、手を出さずにいる。


Posted at 2024/10/16 12:40:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | Fiesta | クルマ
2024年10月12日 イイね!

元・同型車オーナーとして感涙もの、プライドEV

元・同型車オーナーとして感涙もの、プライドEV



個人的に実に嬉しい気分になったニュース。KIA UKがイギリスでの事業開始80年を記念(そんなに長いのか?びっくり)して、90年代の「プライド(PRIDE)」をBEVにコンバートしたプライドEVを発表したという。KIAプライドと言えばそれはすなわち、フォードのフェスティバである。このたびレストモッドされたというプライドは、私自身がその昔、ごく短い期間とはいえ所有していたフェスティバ5と同じである。言うまでもなく、フェスティバ5は3ドアのフェスティバと違い、日本のマツダの工場での生産でなく、韓国の起亜産業生産のMade in Korea車であった。私は(初代)フェスティバのことがとても好きだったが、この5ドア仕様も実に気に入っていた。3ドアのような洒落っ気こそ薄かったけど(キャンバストップの設定もなかった)、初代フェスティバ特有の健康的なパッケージングと秀逸な造形美のまま、ドアが増やされたことでユーティリティがさらに増したことで、ふだん街中を駆ける日常車として実に理想的な存在だったと今でも強く思っている。

そんな車がほぼその成り立ちのまま、動力源をEVにスワップされたのだ!まず何より、記念のワンオフの種車が全然スペシャルでもなんでもない1300ccの大衆ハッチバックであるのがいいじゃないか。そもそもよくプライドを今まで残してあったものと感心させられるが、レストモッドに際しては、極力当時の姿かたちを維持することが意識されたようで、写真で見る限り外観的には大幅な変更は加えられていなそうなのが嬉しい。ペイントレスのバンパーとサイドウインドウのサッシュを備えた、いかにも大衆車然とした気取りのない姿が素で美しく、タイヤだってオリジナルの13インチのままだという。そこは特にBEVとして個人的にツボなポイントだ。

最近になってルノーが、かつての5や4、トゥインゴといった名作をオマージュしたBEVを登場させるとアナウンスしている。その中でいち早くつい先ごろ姿を現した5は、確かにかつてのサンクを彷彿とさせる姿に魅力を覚える一方で、どうにも違和感が拭えないのが、タイヤサイズが非常に大きいことである。これはBEV特有の車両重量や起動/制動特性などを踏まえると仕方がない選択かもしれないが、しかしその名を戴いているいにしえの小型車たちは、逆にみな小さいタイヤが似合う存在であった。それらはエンジンやタイヤといった機構部はなるべく小さく少ない物量として、その分乗員が用いる車室や荷室を最大限に確保して、便利で快適な使い勝手を得る、賢明かつ合理的な設計思想が徹底していた。
本来ならエンジンや変速機が不要なBEVなら、ますます「マン・マキシマム/メカ・ミニマム」が成立しそうなのに、今どきのそれらは高コストを回収すべく高付加価値を正当化しようと、タイヤも本来必要な性能を上回る過剰な仕様になっている。大径タイヤが似合うBEVなど私に言わせれば非合理の極みで噴飯ものだ。

だからこのBEV版プライドが、当時の13インチタイヤを履いていることに無条件で感動させられる。そこはもちろん、実用性などを無視した、記念碑的存在としてのワンオフだからこそ許される芸当であることは承知している。それでも、こんな控えめで小粋な佇まいのBEVであったなら本気で欲しいー初代フェスティバのスピリットよ今こそ再び・・そう思わずにいられない1台である。


https://electrek.co/2024/10/08/kia-converted-pride-into-true-ev-socket-rocket/

(最後のモノクロ写真以外はネット記事掲載の写真を引用)
Posted at 2024/10/12 14:11:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | Festiva | クルマ

プロフィール

「まさしく、日本の景色の中にいるフォード。Viva !」
何シテル?   01/17 15:18
自然体で、気兼ねも気負いもなく付き合えて、けれど愉しいクルマ。フォードを40年近くにわたって乗り継いでいます。2016年をもってフォードは日本から事業撤退しまし...
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