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レクサスブランドのHS250h、トヨタブランドのSAIは基本レイアウトが同じ3BOXセダンです。特にHSは販売好調という事ですが、プリウスともほぼ同一のボディサイズに500万を超える価格という事で、『みんカラ』ファンに多い『弄り』の余地が限定されるという意味でも、今以上に台数が劇的に増えるかと言うと、難しい価格帯です。
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HS250h、SAIに対して、プリウスはハッチバック2BOXと言うか、5人乗車版の1BOXミニバンと言いますか、3BOXタイプだった初代から順次進化し、特に三代目になってデザインがこのクルマ独自の『プリウスと言ったらこの形』に変わりました。
ここ10年でエスティマ、エルグランド、オデッセイなどの1BOXカーは、一般ユーザーにSUVより都会派でお洒落なファミリーカーとして受容れられ、若い人が弄るためのアフターパーツも市場に沢山出回っています。
ある意味プリウスは、これら1BOXの流れを汲む派生タイプのデザインであると言えるでしょう。若年層から団塊の世代まで、幅広い購買層に受容れられたからこそ、爆発的な販売成績を納める事が出来たのだと思います。
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三代目プリウスは特にエクステリアの弄り余地が幅広く、メーカーオプションだけでも多種用意されました。
確かに需要台数が桁違いなので、近い将来どっちを向いてもプリウスになりそうな状況ですが、このクルマ以外、周囲のセダン・スポーツは現在ほとんど3BOX全盛なので、このボディデザインだからこそ個性を投入できそうです。
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HONDA CR-Zと同じ時期に、車格的に近いコンセプトを持って量販タイプが発表されたVW シロッコです。
やはり価格的には300万を上回ります。
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VW シロッコ内装。リヤシートは、同じ 2+2 でもCR-Zより余裕があります。
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強化バージョンのVW シロッコRです。
価格的には515万からとなっています。
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VW シロッコRの内装です。
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2006年に発表された、量販モデルのプロトタイプとなるVWアイロック。フロントグリル周りのデザインが、現行と異なっています。
CR-Zに比べて、当初よりリヤシートの居住性に配慮されており、ホイールベースはやや長めです。然し同じメーカーのVWゴルフと異なり、スポーツマインドをエクステリアデザインの随所に盛り込んだ魅力あるクルマです。このアングルからでも、リヤタイヤハウス周りの脹らみ、美しい曲線が際立っています。
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クルマへの想い | クルマ
Posted at
2010/06/10 01:40:14