こんばんは(0 0)/
2010年に初年度新車登録した我が家のGWS204クラウンハイブリッド。うちの家族を娘達を守り続けて走り続けた、まる11年間。旧モデルなのでデザインはそれなりの時の経過を感じさせますが、機外ともにヤツれた感じが無く、段々手放すには惜しくなって・・・。
そーいう訳で、今回も車検を通して乗り続けることになりました。
現時点での総走行距離は、82,294km。11年で割ると年間平均走行距離約7,500kmといったところで、走り好きなみん友さん達の平均に比べると、多分全然距離が少ないような感じです。
ではさっそく、検査に向けた作業風景などを。
こちらは何をしているかと言いますと、実は前後ブレーキパッドの検査の際に適切なキャリパー清掃・グリースアップと、アンチラトルピン・同ホールドクリップ等細かいパーツ交換を追加で依頼し、その上でブレーキフルード交換を行いました。
あ、そうそう以前にマフラーカッターの固定ボルトが錆びてたのを交換して貰ったのですが、あれから随分経ってどんな感じかちょっとチェック。
左側フィニッシャー下部より。
右側フィニッシャー下部より。
うん、うん。綺麗な状態のままでいて、OKで御座います。
んで、リヤブレーキキャリパーのメンテナンス風景。
前回、キャリパーのメンテナンスをして貰い、グリースアップしてから今回こうして見てみると、やっぱブレーキパッドの切削粉や砂埃などで汚れていますし、横棒やピンも少し錆っぽいので、交換しておきます。
ブレーキディスクフィッティングキット・アシストキットというそうですが、前後キャリパーとも実施。
ブレーキキャリパー、こんな感じで見掛け上は完璧に綺麗になっていませんが、キャリパー本体は錆びておらず、完全に油脂を抜いちゃってまたスライド部分が固着するよりかは、今回このように速乾性ブレーキクリーナーでメンテナンスして貰っていればOK、ということで御座います。
ここの黒い横棒2本、その他細かいクリップ類を新品交換。
んで、リヤブレーキパッドなんですが・・・
左右とも残り溝 7.0mm という計測結果、これ前回の車検 2019年2月16日、総走行距離 69,608km 時点で左右共に 9.0mm でしたので、この2年間で走った距離 12,686km で2.0mm減りました、という事なんですが・・・
因みに1年前に受けた12ヶ月点検時点でのリヤブレーキパッドの残りが7.0mmということでして、過去1年間はほとんどリヤブレーキパッドが減っていないという結果でした。
実はリヤブレーキパッドは、11年前の新車納車時のまま、なんです。
一度も交換していないんです。
これ、ハイブリッド車あるあるで、回生ブレーキの使用頻度が多いとFR車の場合リヤディスクブレーキパッドをほとんど使わない、という状態になります。
これだと、2年後に車検を通したらこのパッドはまだ交換無しで逝けそうです。
フロントキャリパーのブレーキパッドは、既に1回交換しているんですけどね。
んで、更に作業風景。
こちらは、フロントディスクブレーキとキャリパー。
リヤディスクブレーキキャリパー。
んで、潤滑油系ですが、今回はエンジンオイルとオイルフィルターの交換。
トランスミッションオイルは、1年前の12ヶ月点検の際、2万km走行を待たずにトランスミッションオイルクーラチューブとストレーナを新品に交換するときに同時に交換してしまいました(76,832km時点)。
ディファレンシャルオイルは、2万kmごとに交換し且つ毎回マイクロロンを添加しているのですが、もう少し先にそれをやる予定です。
あとは、ヘッドランプの焦点調整と、フロント/リヤサス共にトーイン調整をして、全体作業は終了です。
あ、そうそう。
この作業中、ショールームに新型MIRAIがディスプレイされていたので、ちょっとまた「勝手にフォトレヴュー」させて頂きました。
こんな感じです。
水素と酸素を使って発電して走る。こちらはスタック。
このディスプレイモデルは、室内は本皮革シート装備で、なかなか良いです。
乗り出しが700~800諭吉クラスなので、そういうクルマ・・・レクサスだとか輸入車と同じ目線でどうしても比べてしまいがちですが、少なくとも200系クラウンと比較したら、新しいこともあるけどこのMIRAI、断然良い感じに仕上がっています。
リヤシートもなかなか。ショルダーホールドも200系クラウンより良いし、だけどホールドきつめの感じは無く、
・・・で、フロントシート即ち助手席を最前方位置にスライドした画像がこれですが、この状態で足元の奥広さ加減は、実は200系クラウンとほぼ変わらない。170cm身長の私が足を組んで伸ばすと、ちょっとつま先がシートバックに当たるくらい。
背中に何か搭載しているから、これはしょうがないかな。レクサスLS君の室内長のような、どこまで広い!?レベルとは、比べようもありません。
それと、リヤ部分もそうですが床から立ち上がっているサイドポンツーンの太さは、年配者には乗りにくいかもしれませんが、この車体がかなり剛性を気に掛けて設計していることの現れでもあり、走った際のボディ剛性をちょっと体験してみたい気になります。良い感じですよね。
んで、リヤシートに座って、ちょっと700~800諭吉クラスの価格帯モデルとして残念だったのが、フロントシートバックの、表皮縫い込み部分。
こりゃあ、高級感が一気に冷める、だらしない縫い込みというかデザインというか、ゲストからの室内豪華感、高級感はここにもうちょっとお金をかけるだけで全然変わって来るのに、デザイナーさんもう少しこだわってください。
あとは、脚廻りですが、
フロント。
んで、リヤマルチリンクの、ロワスイングアームは何とアルミ製なんです。
レクサス車でも高級価格帯車はそういうのあるけど、200系クラウン乗りにはちょっと羨ましい部分です。
さて、仕上げの洗車はバリアスコートのサービスで、
夕陽のなかで仕上げの水拭きを自分で満足するまでやって、
ほんと、気分はアゲアゲでした。
これでまた、改めてのマイカーラーフ、愉しんで参ります。
おしまいで御座います。