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富士通テン ECLIPSE
フロントアイカメラ FEC109。
フロントアンダースポイラーに取付けた、フロントアイカメラからの左右映像をクラウン純正装備のAVNに表示する事が出来ます。自宅周辺に見通しの悪い交差点が多いため、頻繁に危ない思いをしていたので購入を決めました。
映像表示を車速に係らず行えるシステムなので、危険な区間を必要なだけ継続表示でき、路地からわずかに突出させた状態で進入路を確認できるため、出会い頭の事故防止などに役立ちます。
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フロントノーズ突端部分から左右2方向カメラでモニターし、このように室内純正AVNに映像表示します。クラウンのAVNは特に大画面なので、人や車両の動きが良くわかります。
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[カメラ本体]
■サイズ:35(W)×28(H)×50(D)mm
■質量50g(ケーブル除く)
■撮像素子:1/4インチカラーCCD
■CCD画素数:約27万画素
■カメラ画角(水平、垂直):片側26°/42°
■TV方式:NTSC準拠(正像)
■電源電圧:DC6.0±0.3V
■消費電力:190mA(MAX)
■ケーブル長:5.0m
カメラ~中継コネクタ:1.0m
中継コード:3.0m
中継コネクタ~接続コネクタ:1.0m
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フロントアイカメラの操作方法①
ブリッツ TV-NAVI JUMPER DV-Sを起動。
既導入済みの、走行中にTV映像を視聴出来るこのシステムを起動しておきます。街中を走行中でもフロントアイカメラからの左右映像をAVNに表示させるためです。
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フロントアイカメラの操作方法②
フロントアイカメラ FEC109 の電源ON。
これは1度電源を入れると、必要が無くなったのちもそのまま忘れていると負荷が掛かった状態が続いてしまうので、概ね2分間が過ぎると自動的に電源オフしてくれます。
手動でオフにした場合でも、再度オンにすれば左右モニター映像を再表示できます。
※つまり、映像表示までのAVN操作を含む手順はちょっと手間ですが、それを一度行えば、そのあとは市街地走行中、こちらのボタンひとつをオンオフするだけで済みます。
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フロントアイカメラの操作方法③
室内純正AVNの左上、「オーディオ」ボタンを押す。モニター画面内タグの、「AUX」を選択する。そうすると、この画像のように小窓にモニター映像が表示されます。
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フロントアイカメラの操作方法④
室内純正AVNに表示されたモニター映像(小窓)の「映像」を選択すると、画像2の大画面表示に切り替わります。
これで、あとは走行中必要な間、画像5のECLIPSE フロントアイカメラ FEC109 起動ボタンをオン/オフするだけ、このシングルアクションで瞬時に見通しの悪い交差点を何が走って来るかチェック出来ます。
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画像2の大画面表示で、右方向から「青い車両」が走って来るのが視認出来ますが、この時同時にドライバー位置からどう見えるか試したかったので、停止線にピッタリ停車して位置関係を確認してみました。
こちらの画像はそうして停車状態を保ったまま、運転手席から直交道路の左右がどう見えているかカメラに納めたものです。「青い車両」が近づいて来ているのは、まだ全く解りません。
このように、フロントアイカメラシステムはクラウンクラスのセダンにとっても、安全確認上ブラインドコーナーの視認性に於いて非常に有効である事がわかります。
クラウンには新車販売時、このフロントアイカメラのメーカー標準オプション設定がありませんが、フロントノーズの長い車体ですから、市街地の見通しの悪い交差点ではこのように非常に有効だと思いますので、是非オプション設定項目に加えて欲しいものです。
Posted at 2010/05/30 23:34:44 | |
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