
KAWASAKI ZXR750H2(1990年型)の紹介編-1/7
12~13年前まで、このスーパーバイク(現在のMoto-GPですね)レプリカを駆って、伊豆箱根、特に椿ラインとターンパイクに毎週末の早朝、出没していました。
← 右側フルフェアリングを外した状態のZXR750H2全景
車両のカラーがライムグリーンですから、当然人のほうもフルフェイスヘル・全身革ツナギ・ブーツ足先までカワサキファクトリーカラーのライムグリーンで固めて出陣していたので、バイクを知らない四輪の人はバッタかと思ったかも知れません。
FISCOのライセンスも取得し、スポーツ走行レベルですが頻繁に通っていました。然し、いつも一人で自走でしたので、第1コーナーの妙に粒のデカい敷き砂利にだけは突っ込まないよう気を付けていました。帰れなくなりますから・・・
クローズドコースでは無く十分に長い直線道路でアクセル全開で引っ張ると、約200km/h迄は一気に、その後だいぶ加速カーブが緩やかになって240km/hやや超位いがMaxな感じでした(その際、スピードメーターは250Km/hを超えています)。この200km/hから上の加速は、随分時間が掛かったのを憶えています。
箱根には低速のワインディングと高速コースと両方有り、特に箱根ターンパイクの大観山PAから元箱根へ向かうと、頂上からすぐのところに2**に達するほぼ直線の下りがあって、そこからのフルブレーキでは前輪が左右に揺れ出し・・・結構、楽しんでました。
でもある日、遂にその帰途上、ハイサイドで転倒し、・・・この日より2輪車の部は長期休業になりました。あれから10数年・・・
SuperCityの住んでいるマンションは最初から大型二輪を駐車出来ない規約なので、ZXR750H2は実家でずっとお世話になってます。この年末年始、やっと見に行く機会が出来ました。CRCをたっぷり吹いたZXR750H2は、時間が経った割りには綺麗でした。
でも、いろんなとこが錆びてる・・・(T_T)
と言う事で、みんカラ登録から1年越しですが過去車の紹介編を・・・。
1
当時のスーパーバイクはフロントカウルの小型化によって、ヘッドランプも小径タイプを採用していました。
実際のレースシーンでは、スプリントでは灯火無し、8時間耐久レース等では片側1灯のみ搭載していました。
2
'90年型モデルで一番特徴的なのが、この2本の金属製ジャバラホースです。これはエアクリーナーへ続くインテイクでは無く、走行中に新風をエンジンヘッドに送って冷却するためのものです。
3
KAWASAKIのDOHCエンジンは現行Moto GPの前身である世界最高峰のスーパーバイクレース参戦のため、当時高性能化で伝統的な2バルブから4バルブとなり、更に小型化・水冷化+強制空冷ファン、レース実戦ではその上に熱ダレ防止対策としてこのジャバラホースが追加されていました。
4
レースシーンで装備された、エンジンヘッド冷却用の荒々しいステンレス製ジャバラホース。それがそのまま量販モデルに採用され、KAWASAKIファンにはたまらないプレゼントでした。
5
ZXR750シリーズは画像のメーターパネルひとつ取っても、実にレーサーレプリカそのもののデザインを踏襲しています。
中央に大径のタコメーター、右側に小さなラジエータ水温計を配置(ZXR750は水冷エンジン)。左側のスピードメーターはレースでは搭載しませんが、このモデルではレース使用時に取り外せるよう考慮して、右の2つの計器とは分割しています。
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エンジン回転数12,000rpmからレッドゾーン表示のタコメーター。
7
Max 280km/hフルスケールのスピードメーターは、輸出モデル専用。Super City は190km/hフルスケールの国内モデル純正品に換えて、こちらを取り寄せました。
レースの時には、このスピードメーターを取外して走るように考慮されています。
8
ラジエータ水温計。
ハイチューンエンジンなので、水冷と言えども真夏には水温の上がるのが早い早い。この針が多少上に行くと、それでしょっちゅう強制空冷ファンがブンブン回ってました。
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愛車紹介あれこれ | クルマ
Posted at
2011/01/18 12:00:11