
作業風景③編に引き続き、第④編です。
いよいよ、Cox Body Damper (Yamaha Performance Damper)の取付工程は、最初にリフトアップし、
バンパー/フロントスポイラーを外す下作業を先行します。その際、バンパー/フロントスポイラーが突然脱落しないよう、外板つなぎ目にガムテープを貼ります。
↑ ブルークリヤレンズを採用した右フロントヘッドランプ
その後リフトを降ろして、バンパー/フロントスポイラーを丁寧に取外し、順次フロントリーンホースメントも取り外します。
こちらの編ではその過程と、普段正面から見れないラジエータ周りの画像を掲載しています。
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Body Damper の取付作業工程と画像が重複しますが、フロントセクションをあれこれ撮影しました・・・
Dらーさんに前から気になっていた質問をしてみました。『この、エンジンルームを殆ど覆う様に敷き詰められた黒い樹脂製カバーは、何の為ですか?遮音、それとも耐熱遮熱?』
そうしたら、『昔のクルマと違い、最近のクルマは機器や配線、センサー類でゴチャゴチャしてるので、それを隠す為だと聞いた事があります』という説明を受けました。
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フロントリーンホースメントを外した瞬間。
この裏に見える孔の部分にブラケットを仮組みし、再度車体フレームに取付け直してからボディダンパーの本締めを行います。
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この画像を見て、昔のクルマとの差を最も感じたのはラジエータです。
このラジエータ、デカい。大面積で薄くて、しかもこの表面と言ったら冷却フィンが薄く緻密。詰まってると言う表現が近いでしょうか。こういう、見えない部分のパーツサプライヤーがどんどん技術開発/改善を重ねた結晶が、現代の高性能車を造り上げているんだと実感出来るショットです。
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上記画像のフロントセクション真ん中に有る『ミリ波レーダー照射パネル』周りの近接画像です。
実はこの画像は別の日に撮ったもので、バンパー/フロントスポイラーも付いたまま、また画像上端に有るエアクリーナーインレット周りの樹脂カバーも付いたままです。
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こちらの画像は、エアクリーナーインレット周りの樹脂カバーを外した状態なので、エアクリーナーインレット自体が剥き出しになっています。
エンジンルーム内での配置に関して、位置的には新風を取入れ可能なこの場所がベストと思います。
然し、こんなですかぁ・・・。例えば、ちょっとエンジンルームを覗いて見ても、あのキノコ形エアクリーナーを追加で納める余地は有りません・・・
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画像中央、銀色の四角いパーツはAC空調システム経路のエア確認用ジャンクション。透明な可視小窓が見えます。
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同上、近接画像。小窓の中が覗けますね。
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ここは上の画像に有りますフロントセクションサブフレームのフロントアッパーチャンネルです。
ここで特筆したいのは、ボルト締め固定式で、取外し交換が可能な事です。Dらーさんに拠れば、『昔のクルマはここ溶接でした。最近のクルマでは、歩行者衝突時のために衝撃吸収構造設計が採られています。エンジンまで逝ってしまう程の衝撃は仕方無いですが、そうでなければこことインパクトアブソービングウェーブフード等が曲がって衝撃を緩めます。なので、ボルトオン分割式にして、事故の後ここだけ取り替えられる様にしています』
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愛車紹介あれこれ | クルマ
Posted at
2011/01/26 00:09:25