
今日は日本からのお客様をアテンドして、北京の中心に有る歴史的建造物、『故宮』に行って参りました。
北風はまだ冷たいけれど、たまたま穏やかな天気でしたので、施設内をゆっくり観る事が出来ました。
なんと言ってもその広大さは圧倒的で、南側でショートカットして『午門』から入場し、北端の神武門を抜けるまで、真っ直ぐ寄り道しないで1時間半掛かりますから・・・
←北端の神武門に貼ってある『故宮』博物院の銘板
これが最後の『故宮』アテンドになると思いますので、一応記念に3編逝きます・・・。
それにしましても、広い広い。あの映画『ラストエンペラー』の映像は、皆さん一度はご覧になったと思いますが、現地に実際に立って眺めると圧倒的です。
※画像は全て、クリックで拡大できます。
1
北京の中心、『故宮』。
現在残っている区画は、この平面図にあるように、ホントのコア部分だけ。実際の当時の外周隔壁は、その何十倍も周囲に広がっていたそうです。
2
あの有名な天安門の内側に有る、『午門』。この脇に入場チケット売り場が有ります。
『天安門事件』のあと、天安門広場の周囲では公共バスを除き、タクシーを含む一般車両は駐停車禁止措置が厳格に徹底されています。
だからクルマで来た観光客は、東南寄りの堀で下車して、この『午門』まで15分程徒歩でやって来ます。
3
『午門』を潜り抜けると、この『金水橋』を渡ります。その向うには主殿である『大和殿』を護る『大和門』が見えています。
4
『大和門』を潜り抜ける前に、その階段中央のスロープを撮影。
このスロープは、当時皇帝だけが輿に乗って通る事の出来る道です。皇帝のしるしである五本指の龍が掘り込まれた石板は、大きな大きな一枚岩です。
5
『大和門』の真下に立って見上げると・・・。
こんな風に極太の梁と芸術的な造作の骨組み/天井を観る事が出来ます。これらを、極太の柱が支えています。
6
『大和門』を潜り抜けると、見えて来るのは・・・
この、壮大な空間。あの映画『ラストエンペラー』の冒頭シーンに出て来る、諸国の王が皇帝に謁見する広場です・・・。
7
『大和殿』を、広場の土間レベルから撮影・・・
8
上記の場所から、撮影軸線を右に振ります。
・・・この広がり感覚は、カメラ画像ではとても伝える事は出来ないと思います。というか、可愛い尾根遺産の後ろ姿が気になる・・・。
ブログ一覧 |
勝手にフォトレビュー | 旅行/地域
Posted at
2011/03/08 23:34:29