
新型クラウンと先代(13代目)との間には、外装デザイン上、大きな転換点がありました。
それは、様々な雑誌メディアで評論家の方々も指摘している、Aピラーの位置。
クラウンの過去販売成績では8代目以降で最大のヒットとなった第12代目クラウン、いわゆるゼロ・クラウンの後継者として世に出された先代、つまり13代目クラウン。
ここで、デザイナーは思い切ったデザイン変更を行いました。
↓画像は、第14代目クラウンロイヤルサルーンV6-2.5L
12代目ゼロ・クラウンに比べて、ボディから斜め後方に突き出ているAピラーの根元をかなり前方に
動かし、エンジンフード⇒ルーフ⇒リヤゲートへと『ワンモーションシルエット』を導入。
より現代的な斬新さを狙ってウェッジシェイプのエアロクラウンを世に出しました。
↓画像は、第13代目クラウンハイブリッドV6-3.5L+200hpモーター
現在、新型クラウンは発売開始から1ヵ月で25,000台のバックオーダーを抱えた、と報道されており、
何やら大ヒットの様相を呈しています。
一方、『販売成績ではあまり成功しなかった13代クラウン』とメディアでは言われていますが、
先代クラウンの名誉の為に言及すると、2008年3月当時の報道では第13代クラウンも、
『発売1ヵ月で24,000台を受注』と、驚きを持って伝えられていました。またクラハイ君に関しては、
遅れる事3ヵ月(?)・・・同年5月発売後、1ヵ月で受注4,000台を上回った・・・という事でした。
↓画像は、第13代目クラウンハイブリッドV6-3.5L+200hpモーター
然し、あのリーマンショック以降、販売実績は落ち込んで逝きました。
その後のいわゆるエコカー免税特需で盛り返しますが、約5年の現役時代にピリオドを打ちます。
んで、昨年末、第14代目クラウンが満を持して登場しました。
↓画像は、第14代目クラウンロイヤルサルーンV6-2.5L
ここで、第14代目クラウンのデザイナーは、先代13代目クラウンのデザインを再び変更します。
かのAピラーを13代目よりも120mmも後退させ、いわゆるこれまでの『こうあるべき』セダンの形に
戻して、ロングノーズを強調したシルエットを持たせて世に問いかけて来ました。
ここで、第14代目クラウンと先代13代目クラウンの真横からのデザインを比べてみます。
↓画像は、第14代目クラウンロイヤルサルーンV6-2.5L
↓画像は、第13代目クラウンハイブリッドV6-3.5L+200hpモーター
・・・いかがです?(0 0)
確かに、↑この2枚の画像を比較してみますと、同じクラウンのそれも連続したモデル同士とは、
とても思えない程の違いが有りますね。
・・・さて、そろそろ自動車評論家の方による、第14代目クラウンの試乗レポートが、
本格的に発信されるかなあっと思っているのですが、いまのところ出回っている雑誌やメディアの
掲載記事の内容は、カタログの中身をそのまま伝えているだけで、中身が踏み込んで無いです・・・
是非、期待して、特に高速域での評価を見てみたいと思います(^ ^;
↓画像は、第14代目クラウンアスリートV6-2.5L モデリスタバージョン
↓うちのクラハイ君も、まだまだ現役でがんばります(^o^)/
以上、おっしまい!
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Posted at
2013/02/26 18:36:05