
こんにちは(^^)/
前回のブログで、2010年当時204GWSクラウンハイブリッドを購入したときの状況にちょっと触れましたが、普通のクラウン、上級ブランドのレクサス、の間を埋める存在というか、センチュリーを除けばトヨタブランドの最上級に位置していたのがクラウンマジェスタでした。
13代目クラウンが発表された2008年の翌年、2009年3月に13代目の内外装意匠を織り込む形でクラウンマジェスタはフルモデルチェンジされたんですが、惜しいかなハイブリッド車の設定は無かったのです。
全長×全幅×全高=4995×1810×1475mm。
普通のクラウンと比較して、全長は125mm長く、車幅は15mm広い。ホイールベースは75mm長くなり、後席の足元に余裕が持たされ、VIP仕様の豪華なリヤシートが素敵でした。
フロントシート周りは、こんな感じで、ステアリングやシフトノブに天然ウォールナットを採用、プレミアム本革シートの質感もレクサスに匹敵。
13代目クラウンとダッシュボード周りの意匠デザインが共通なところは、賛否分かれるところです。それこそクラウンの上級グレードという位置づけで、価格帯も610~790諭吉といったあたり、ちょうどレクサスと素のクラウンの中間くらいなんですが、この内装だったら充分リーズナブル。
でも、デザインはクラウンと随所が同じ造形なので、特別感が欲しい人にはちょっと残念な気持ちになっちゃうかも。
当時のレクサスLSはというと、あの港北都築ディーラーで拝見したモデルの写真がこれです。
ね、使ってる素材、単価は置いといて、ダッシュボードのデザインとかは意見が分かれるところでしょうね。
ただ、リヤシートまで含めてパッケージとして見た場合、この時代のマジェスタはコスパに優れた商品力の高いモデルだったんじゃないかと思います。
特に2人掛けリアシート仕様車(GタイプFパッケージ)の本皮革張りシートには、送風機能(冷・暖)が備えられていたので、夏場でもひんやりしたエアがシート表皮から吹き出して制汗効果も高く、左後席は脚を伸ばしてゆったりあずけられる、いまのアルファード・ベルファイヤーの最上級モデルに匹敵するオットマン機能が付き、リアエンターテイメントシステム、レクサスLSにも装備されている読書灯なども装備、騒音対策も床下・足元前方ダッシュサイレンサー、リアドアガラス・リアウィンドウガラスも通常のクラウンより厚くなっていました。
でも公用車、民間企業のしゃちょさんは兎も角、一般ユーザーがこの価格帯でクルマ選びをどうするかというと、状況によって様々ですよね。
兎に角内装を豪華に、価格が高いことを表に主張したいとなれば当時ならレクサスLSかMB様に突き抜けちゃうのが道理かな。
この、13代目クラウンハイブリッドのパッケージに内装グレード200諭吉上乗せした高級なモデルとしてレクサスGS450hがありましたが、現在の220マジェスタとかとも違い、GSのホイールベースは2,850mmと、標準クラウンと同じだったので、薄っぺらいクラウンのシートをもっと豪華でクッションにも厚みのある本皮革張りシートに換装したことになり、だからあの時試乗させてもらったレクサスGS450hの後席足元は、ちょっと窮屈な感じでした。高級感は抜群でしたけどね。
でも、あれか、この時のマジェスタはLSと同じ4.6リッターV8で347ps/6400rpm、46.9kgm/4100rpmというパワープラントだったんですが、これにハイブリッド機構を搭載しちゃってたら、価格的にはそこから150諭吉くらい乗ることになるから、そしたらもうレクサスLSって感じになっちゃったかな。
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思い出 | クルマ
Posted at
2022/05/11 11:51:38