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2024年06月21日

エンジンの鼓動が怖くて買えなかった、憧れのバイク

エンジンの鼓動が怖くて買えなかった、憧れのバイク こんにちは(0 0)/

自動二輪免許の大型限定解除、って言ったらいまの若い人はわかんないかも知れませんね。最近は、教習所で取得出来るんですか?
私が学生だった1980年代は知る人ぞ知るバイクブーム。それこそ、若い女子のライダーも珍しくはありませんでした。



大学ではライダースサークルのような集まりも活動盛んで、メンバーは多いときで50人近く居たんじゃないかしら。ツーリングツアー組むと、いつも最低30台以上は集まっていたと思います。


そこでは先輩たちが排気量の大きい国内外のバイクに乗っていて、下級生もより上の格の排気量に乗れるよう、中型免許からの限定解除にチャレンジしていました。


私も400c.c.中型車で山の中を散々走り回ってましたが、他のみんな同様限定解除試験に挑戦し、二俣川試験場で3回目で合格となりました。
試験の練習してていちばん大変だったのは、倒れたバイク起こしとセンタースタンド立て。身長170cm、体重57kgでしたが、なんたって体幹が無いのか重いバイクを動かすのは大変で、大学の駐車場で750c.c.バイクの後席にヒトが乗った状態でセンタースタンド起こしを練習したりしましたが、ほんとに旧式のバイク、早川ヒカル君のHONDA CB750 や、Z2と呼ばれるKAWASAKI Z750 Fourのセンタースタンドは終始起こせないままでした。因みにいまでも起こせないだろうと思います。支点が、ちょっと起こし辛い感じというか。




んで、最初に購入した大型バイクはKAWASAKI GPz750 A-1でした。



このバイクは良かったなあ。
ヘッドはDOHC8バルブで、空冷エンジン。バルブシート保護のために当時はまだGSで販売されてた有鉛ハイオクを使用していました。


だけど、段々腕が上がってきて峠でもガンガン走るようになると、車体フレームも柔らかいしエンジンパワーも弱く感じるようになり、次は当時各メーカーが競ってラインナップしていたレーサーレプリカに乗り換えました。

KAWASAKI ZXR750 H-IIです。



このモデルはヘッドがDOHC16バルブで、出力を高めるため水冷エンジンとなり、アルミ角材+鋳造ヘッドの幅広・高剛性な車体フレームを採用していました。ただ、カムや吸排気系をメーカー自粛かなんかで絞り過ぎたH-Iが不評だったことから、H-IIではスーパーバイクの最新仕様を導入し、輸出用CPUと輸出用マフラーに交換することで後軸102psまで出力を出せました。



この仕様で、社会人になっても10年近く、サーキット走行や峠走行をしていました。ZX14が箱根に出てくるまでは、結構気持ちよく走ってたなあ。


んでも一方で、表題の「エンジンの鼓動が怖くて買えなかった、憧れのバイク」というのはいつも心の中にあって、それがこれ。




DUCATI 900-SS でした。


何といっても、バイクという工業製品のひとつでしか無い、訳ですけれども、でもでもこの旧時代レーシングバイクと当時のカフェレーサー的な都会のお洒落さが融合したみたいな、デザイン。



※これ、NETの画像をお借りしました。すいません。この造形を伝えたい。


欲しかったんです。
だけど、まあ当時、大排気量2気筒のハーレーダビッドソンもそうでしたけれど、エンジンの拍動というんですか、あとケッチンとか、ドカドカっていうあの脈動、排気音もそうですし、ちょっと怖くて手が出せませんでした。

あと、この時代のDUCATIは日本国内メーカーの並列4気筒バイクとかと比べると、やっぱり乗りこなすにはちょっと癖があるようで、それも二の足を踏む一因ではありました。買ったとて、ちゃんと乗れるか判らない。

それと実は、私、花火の音とか風船の割れる音とかも、ダメなんです。
雷のゴロゴロバキン!・・・とかも、怖いんです。

KERKERの直管みたいなマフラー付けたZ1100のブリッピング排気音なんかは、ちっとも怖くないんですけど。

んでも、良い時代でした。
FISCOの二輪スポーツ走行など、当時沢山の人がライセンス取って走りに来てて、1セット30分だったか50分だったか、速度制限もペース車も無く自由に全開で走れる枠に、一回の走行に60台近いバイクを詰め込んで、TZレーサーから単気筒/2気筒パリダカタイプ、GSX1100c.c.とかまで混ぜごちゃで走らされたように記憶しています。
もう還暦過ぎたから、あれは無いかなあ。
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Posted at 2024/06/21 15:37:05

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この記事へのコメント

2024年6月21日 16:14
Super Cityさん、こんにちは。

バイクネタのブログ、楽しく拝読させていただきました😄

私は、原付免許しか持っておらず、学生時代のバイト(新聞配達)で50ccのホンダ・スーパーカブぐらいしか乗っていないので、二輪ライダーさんの気持ちまでは完全には理解出来ていません💦

でも、当時のライダーさん達は、皆さんこぞって限定解除の試験を受けに行って、憧れのナナハンライダーを目指していましたよね(笑)

時代が、仮面ライダーやキカイダー、ワイルド7など、カッコいいライダーに憧れていた時代に、少年時代や思春期を過ごして来た世代ですからね👍
(私の幼少期なんて月光仮面なんてのもありましたが…笑)

でも、コト エンジン技術に関しては、まだ国産車(四輪)メーカーは、二輪車メーカーにおんぶにだっこで、トヨタ2000GT開発でも、ヤマハのDOHC技術頼み(共同開発名目でほぼ丸投げ)って言う状態でしたからねぇ💦
四輪メーカーで技術力があったのは、航空機メーカーの流れを汲む富士重工やプリンス(後に日産に合併される)などのメーカーだけでしたものねぇ…

まぁ、とにかく日本の二輪メーカーは、その後、世界を席巻して、世界市場のシェアは独占状態と言っても過言では無い普及ぶりですもんね👍
日本車と一線を画しているのは、ハーレーやBMWぐらいじゃないでしょうか。

あ、バイクをよく知らない奴が、長々とすみません🙇

いつも、興味深いブログ、ありがとうございます😊
コメントへの返答
2024年6月21日 17:45
ジェイムズ・ホントさん、こんにちは。
コメントどうも有難う御座います。

おろ。私も朝〇新聞の奨学金制度で新聞配達やってましたよ。当時まだ港北ニュータウンが造成中で、配達終わった日の朝とか学校無いときちょっと土砂の山に寄って、50c.c.でトライアルの真似とか、地面に脚付かないでスピンターンとか練習してました。かごから余りの新聞と折り込みチラシが吹っ飛んで、拾い集めたり。朝から晩まで、集金したり顧客新規開拓やったり、大変でした。

仮面ライダー。生田スタジオに誰も居ないとき友達と行って、プレハブの壁に干して掛かってるショッカーの戦闘員の全身タイツみたいの眺めたり、ライダーのバイクはトレイルで、6本のマフラーは飾りだったの発見してがっかりしたり♥



いまなんですが、Moto GPのレースシーンではドカとKTMが席捲していて、あの頃のHONDA・YAMAHA・SUZUKI日本メーカーによる表彰台独占なんて誇らしい絵柄には全然お目に掛かれない状況なんです。マルケスさんもドカに行っちゃったし、実際日本国内のあの頃のような熱烈なバイクファンなんていう波も、昔日の感なので、老ファンとしては寂しい限りなんです。いつかまた、HONDAと名前の入ったGPマシンがトップ集団で躍動する姿を見たいものです。

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