
2009年にMCが行われた、現行2代目Toyota WISH。
このクルマの最大の売りはコストパフォーマンス。200万円前後の価格で7人乗車が可能、しかもボディサイズはセダンとあまり変わらず、特に車高1,590mmはほぼどんな機械式駐車場にも乗り入れ可能なのです。
大きすぎないボディ、取り回しが良く、収納能力も高くスタイリッシュ。2代目になってからは、更にエクステリア、インテリアともにスポーティ性が向上。
シートの乗り心地もソフトで、2列目がキャプテンシートタイプの6人乗りモデルは、より大型のフルサイズミニバンに匹敵する快適性を有しています。
今回、Toyota さんは燃費チャンピオンのPRIUSに7人乗り仕様のPRIUS αをデリバリーし、またまた相当なバックオーダーを溜め込んでおり、好評さが伺い知れます。
でも、7人乗り車としてのパッケージングは、このWISHのほうがもともと高い評価だとSuper City は思うのです。画像を見て頂ければ、もしこのWISHに1.8Lのhybridモデルをデリバリーしてたら、ヒットするんじゃないかなあ、と思いマス(^ ^)/
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Toyota WISH 2.0Z。
リアオーバーフェンダー、前後専用バンパーを装着するエアロボディスタイルのサイドビューはラインの流れやボリューム感が強調されています。
初代に比べ、センターピラーがブラックアウトされ、サイドウィンドウの流れが一気に伸びやかになりました。リア周りでは、初代では縦形状だったリアランプが横形状に変更されました。
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ボディサイズは全長4,590mm(初代より+30mm)×全幅1,745mm(2.0Z)×全高1,590mm。競合他社のホンダ ストリーム、マツダ プレマシーと大きさはほぼ同等です。
PRIUS αに比べると、エマージェンシーシートと言えなくも無い3列目のシートの足元がより広くなっています。
Toyota WISH はグレードにより3種類のボディ全幅が選べます。2.0Zの1,745mm、1.8Sの1,720mm(初代より+25mm)、そして1.8X、2.0Gは1,695mm。
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Toyota WISH のダッシュボード。
飛行機の翼がモチーフだそうです。エアコンの通風口が新たにメーター上部にあるフードの左右端にも設置されています。
メーターは中央にアクセル度合を表示、ドライバーにエコ運転を促す“エコインジケーター”(マルチインフォメーションディスプレイ)内蔵の2眼メーターを採用しています。
2.0Z、2.0Gにはオプティトロンメーター、1.8S、1.8Xにはシルバーリングをあしらったスポーティメーターを装備。
ステアリングは、ハンドル下部を平らにした3本スポークホイール。2.0Z、1.8Xにはパドルシフトが新設されました。
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第一列目のシート。
2代目は初代に比べて、1列目と2列目の間が+30mm拡大されました。
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第二列目のシート。
シートは2列目がキャプテンシートタイプ(6人乗り)と、ベンチシートタイプ(7人乗り)の2タイプ。シートには薄型のシートバックを採用したことにより、2列目の足元スペースが拡大されました。
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第三列目のシート。
二列目に身長170㎝の大人が座って、この三列目はしっかりレッグスペースが確保されます。同じ条件の場合、PRIUS α はかなり厳しくなるそうです。
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第三列目を設定したままリヤゲートを開くと、流石に荷のスペースはミニマスですが、このクラスでは最も室内有効長の大きいクルマのひとつで、この三列目を収納するとかなり広い荷室が確保出来ます。
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二代目WISHのエンジンは、初代からの1.8Lバルブマチックエンジンに加え、新たにノア/ヴォクシー用の2.0Lバルブマチックエンジンを選択出来ます。
これに、全車搭載の7速スポーツシーケンシャルシフトマチックCVT“スポーツモード”(1.8L)、トラクションコントロールと電動パワーステアリング制御も行う“ダイナミックスポーツモード”(2.0L)が組み合わされ、燃費性能は10・15モードで15.2㎞/L(2.0L)、1.8Lが16.0㎞/L(1.8L)を、それぞれ達成しています。
Posted at 2011/07/02 00:18:52 | |
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