
去る2月2日(土)、クラウンハイブリッドの初回車検のためマイDらーに入庫致しました。
ずっと愉しみにしていたので、クルマの状態がどんなレベルに有るのかも含め、出来るだけ車検整備を見学させて頂こうと思っていました。
それから、これまで一度も経験した事の無かった、ATFオイルとデフオイルの交換。
歴代のスポーツクーペも交換作業は経験しなかったし、前車9代目クラウン君なんか14年間もうちで暮らしたのに、1オーナーでの生涯総走行距離40,000km強ほどで、ATFオイルとデフオイルのどちらも無交換で終わったのでつ・・・
なので、今回は是非やってみたいと思っていたんでつ。
・・・ではでは、逝ってみたいと思いまつ。
ロングヴァージョンの、第一編目の、はじまり~(^ ^;
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まあ、誰の怨念なのかこの日は前夜からの雨が降り続き、なんだか暗いジメ~っとしたなかでの入場シーンでつ・・・
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自宅から駅まで娘を送り、その足でDらーに。
Dらーさんまでほんの短い、せいぜい10分程度の道程でしたが、その間の燃費は15km/L超え(^ ^;
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この3年間、今日までの総走行距離は19,639km。
新車で納車してから最初の1年間は2,000km強、
翌年からの2年で17,000kmちょっと走りました。
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法的な点検整備、メーカー推奨の整備、そして一度経験してみたかった整備・・・
いろいろ、お話しをさせて戴き、・・・・
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いざ、整備工場内へ!
いよいよ、クラハイ君の車検の始まりでつ♪
(^ ^;
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ブレーキフルード交換の段取りや、いろいろ。
これは、トランクルーム左後端に鎮座している12Vバッテリーの電圧チェックをしているところでつ。
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緊急ブレーキのシグナルやら、いろいろ。
ヘッドランプの光軸調整であるとか、最初にそうしたチェックをしています。
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ブレーキフルードの交換は推奨という事で、多分行わなくても充分逝ける感じでしたが、ブレーキ周りは完全ノーマルである事と、この200系クラウンは少し大切に乗って逝きたいので、リフレッシュのため交換をお願いしました。
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定期点検のたび、エア吹き清掃だけで大丈夫と言われて来ましたが、2年半目の点検時にはそろそろか?・・・状態になって来たので、車検を期に新品に交換しました。
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エアインレットには、吸気量を上げたり吸気抵抗を減衰させたり、吸気サウンドだったりと、走りに効果が上がる様々なチューニングパーツが有りますが、エンジン本体を長く良好な状態に保つ為にちゃんとフィルターを装備するのが大事だと思っています。
↑拡大画像です。数ヵ月ごとにエア吹き清掃を頼んで、細かくメンテして来たのですが、結構深い部分まで汚れの色が入り込んでいますね。
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さて、今度はリフティングして、まずエンジンオイル交換から逝きます。
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エンジンオイルも、フィルター共々交換です。
昨年の10月、2年半点検の際、総走行距離16,430km時点でフィルター共々交換してから3,209km走行・・・5,000kmまで逝ってませんが、このフィルターの色合いを見れば良いタイミングでしたね。
前回同様、PG-TUNEの添加は保留です。暫くしてから添加して、その違いを確認したいと思います。
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約3,000km走行後の、オイルフィルターの汚れ。
たまたま、他の車種でオイル交換を含む整備をしてたクルマが有りまして、そちらのフィルター(画像左側の小さいモノ)とクラハイ君のフィルター(右側の大きいモノ)の比較画像でつ。
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ちょっと、拡大してみまつ。
クラハイ君のフィルターもある程度汚れていますが、
小さいほうのフィルターの色は、凄いにゃあ。。。。
・・・↑これに比べて、クラハイ君のフィルター↓の色汚れは、まだましなほうでつね。
・・・なんてったって、新品オイルフィルターは、↓こんなに綺麗ですもんね♪
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んで、新しいオイルを注入しまーす。
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ゲージでオイルレベルを確認致します・・・
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ここからはリフトアップして、ホイールを取外し、ブレーキ点検とエア抜き等の作業に移行します。
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左側フロントサスペンション。
4pot 対抗ピストンブレーキキャリパー。
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ブレーキシュー確認作業中のショット。
4pot 対抗ピストンの状況が解る画像です。
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左側リヤサスペンション。
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ここでちょっと、面白い画像・・・。
右側リヤサスペンションの奥に、白い半透明の樹脂製の細い被覆管が通っているの、解りますか。
これ、フロントエンジンルーム内左側のPCU(パワーコントロールユニット)からリヤシート後部のニッケル水素二次バッテリーに通じている高電圧ケーブルの保護管なんです。
↑200系CROWN HYBRIDの、2GR-FSE+THS-II システム図
このパースの中で、フロントのPCUから後部に伸びてるオレンジ色のケーブル、解りますか?
このケーブルが、リヤサスの奥のほうだと車軸近くの低いとこを通っているんでつ。
↓もっと近寄って、拡大画像で見て見ます・・・
・・・なんか、シロウト目には、ボディの外部から見える納まりでも大丈夫?・・・って感じ(^ ^;
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こちらは、以前ブレーキ鳴き措置をして戴いた時の画像です。
ブレーキパッドライニングの残り溝数値は・・・
(※例)【右側フロントブレーキ】
12ヵ月点検時 11.5mm(走行2,041km)
24ヵ月点検時 10.0mm(走行11,008km)
36ヵ月点検時 9.5mm(走行19,639km)
・・・こんな感じでつ♪
・・・Dらーの整備士さんによると、次の車検でも交換無しで逝けそうですって・・・(@ @;
・・・Super City の走り方が、あまりにオサーン化してしまったから、なのか????(><;
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ブレーキシュー関係のチェックをしながら、左側リヤブレーキのエア抜き作業を並行して行っています・・・
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・・・さて、ここからデファレンシャルギヤオイルの交換作業に入ります(^ ^;
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ホイール周りの作業と並行しながら、別の整備士の方がデファレンシャルギヤオイルの交換作業準備に入ります。
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初めての、デフオイル交換・・・
それを、見せて頂けるのも初めて(0v0;
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これから、ドレーンボルトを外します。
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・・・意外と、簡単に逝きます(@ @;
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ドレーンからデフオイルが出て来た瞬間!
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抜け易いように、注入側のボルトを外します。
納車から3年間、約20,000km近くを走行したあとで、オイルの汚れがどれだけ凄いものなのか、いろいろ想像してたんですけど・・・
・・・これが、思っていたのと全然違って、↑かなりまだ綺麗なんでつ(0 0)・・・
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さて、ほとんどオイルが抜けて来ましたねぇ♪
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ちょっと、デファレンシャルギヤケースのドレーン孔の位置関係など、見てみましょう・・・
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クラウンハイブリッドのデファレンシャルギヤケースには、右側側面にドレーン孔(廃油孔)と新油注入孔が有ります。
↓白い矢印の部分が、新油注入孔です♪
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今回使用するデファレンシャルオイルは、
TOYOTA純正の LT GL-5 75W-85。
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・・・♪(0v0;
実はクラハイ君を新車購入した当初から、
これ、やってみたかったんでつ(^ ^;
㈱協和興材のマイクロロンデフオイル用。
←こちらの画像は、まだ内部に沈殿物がそのまま。
この容器を一生懸命振って混ぜると、
↓こんな感じに、濁って来ます。そうして、注入!
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注入の順番としては、マイクロロンを入れ、その容器を利用してギヤオイルをひたすらチュパチュパ足して逝く・・・
あらら。結構、マニュアルですね(0 0;
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ひとりが、ブレーキオイルのエア抜き。
もうひとりが、ひたすらデファレンシャルギヤオイルを注入しています。
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ブレーキオイルの作業に必須のアイテムは・・・・
↓使用済みのペットボトル、でつ(爆
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さて・・・・
今度は、いよいよミッションオイルの交換でつ。
今回、カストロールキャンペーンというのをやってて、純正オイルと同じ価格で注入してくれまちた♪
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フロア下、エンジン下部の樹脂カバーを外して、ミッションケースのドレーン部分が露わに。
あ、そう言えば、フロントサス部分のTOM’Sアンダーブレースの全景を初めて撮影出来まちた
(^ ^;/
↓まだこの続きが有りまして、それは第二編のほうで♪