
『 AUDI FOLUM BEIJING 』に展示されていたクルマの中で、今回、最大排気量で公用車ユースの最高峰の位置付けが A8L W12 6.0 Quattro です。
●エンジン型式 W-12 MPI DOHC48Valves
●総排気量 5,998c.c.
●最高出力 331KW/6200rpm
●最大トルク 580Nm/4000—4700rpm
非常にトルクフルで、重厚な車体を引っ張るのに充分以上の動力を備えています。
以下、展示車両について紹介して行きます。
1
ショウルームの一番大通り側に面し、外部からも目立つ場所に鎮座していたのがこれです。
北京モーターショウにも出展されましたが、後部周りの取合いや、ドア側面に貼られたサイドプロテクションモールなど、より市販車に近い仕様である事が見て取れます。
市場価格は中国国内ディーラーのNET広告で売価を見ますと、どこも軒並み291.9万元(≒43,720,000円;為替Rate=14.98円/元)との表示が出ています。
2
モーターショウに出展された際のスナップ。
ボディやボンネットのベンドライン、フロントランプやスカート部分の造形も少しずつ違いますが、一番の違いはフロントグリルのフィン(モーターショウでは横ラインが強調されていたのに対し、北京Folumでの展示車は縦ライン基調に変わっています)。
3
12気筒フルサイズのロングボディは、AUDIセダンシリーズの最上位車種としての重量感、高級感に満ち溢れており、その威風堂々とした佇まいが如何にも中国人受けしそうです。
私見ですが、BMW7シリーズロングボディの、無理やりホイールベースを伸ばしてしまった屋形船調のデザインと違い、大きく長くても全体的にバランスの良い調和の取れたデザインです。これなら中国以外の国でも好感を持って迎えられるのでは。
4
モーターショウに出展された際のスナップ。
ボディ側面ベンドライン、サイドスカート上部のラインなど、こちらは昔のニッサンセドリックのようにスポーティなラインが強調されていますが、北京Folumでの展示車はあまりとんがらなくなって、落ち着いたデザインに変わりました。
5
左後方からのショット。
この車両もロングホイールベースで相当デカイのですが、全体的に調和のあるまとまったフォルムだと思います。
Supecifications
●全長 5,192mm
●全幅 1,894mm
●全高 1,455mm
●軸距 3,074mm
●エンジン型式 W-12 MPI DOHC48Valves
●総排気量 5,998c.c.
●最高出力 331KW/6200rpm
●最大トルク 580Nm/4000—4700rpm
●性能 5.2 秒(0-100km/h)
最高速度250.0 km/h
●燃費 13.9 L/100km(約6~7km/L?)
6
左側面からのショット。
7
後方からのショット。
A8L、W12のロゴマークが最大排気量/ロングボディセダンである事を誇示しています。
8
ヘッドランプ周り。
他の高性能スポーツタイプやSUVと違い、LEDによる過度な加飾が与えられていないので上品な落ち着きが感じられます。
Posted at 2010/05/27 15:58:41 | |
トラックバック(0) |
勝手にフォトレビュー | クルマ