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フロントホイール周り。

強力なパワーを止めるために、大径のベンチレーテッドディスクブレーキとセラミックブレーキキャリパーを備えています。

リヤホイール周り。

フロントほど大径では無いものの、同様にベンチレーテッドディスクブレーキを装備。

チルト/スライディングサンルーフ。

AUDI系列の車両では、サンルーフにこのような模様が映るものがあります。

これはトヨタの3代目プリウスが採用しているのと同様、ソーラーパネル発電による室内換気ファン稼動システムを採入れているためで、チルトルーフ全面にソーラーパネルが敷き詰められているものです。

ディスチャージヘッドライトとLEDデイライト近影。

このRS6は、良く見ますとホイールハウジングが前後とも少しだけ盛り上がっています。タイヤのサイドウォールに注目すると、何とタイヤサイズが 275/35ZR20 と、極太です。R8が 295/50 ですから、殆どそれに匹敵するサイズという事なのですね。

こちらのショウルームは、北京の中心街、王府井の大通り沿いに面しています。

AUDIのモデルのうち常に最新モデル、コンセプトカーを展示していますが、比較的オープンで一般中国人の出入りも自由。素手でベタベタ R8 に触っても、スタッフは文句も言いません。

「RS6」が展示してあるすぐ横には、画像のように様々なオプションオーダーアイテムがディスプレイされています。シートやダッシュボード内張り用の本革なども沢山種類が選べるようになっています。

中国国内で販売されているAUDIセダンシリーズの中でも、このRSはホイールベースが2,845mmと小さいほうに位置します。

日本のセダンではクラウン/MARK Xクラスに匹敵するサイズですが、何せ市中の他のセダン、とりわけAUDIはロングボディタイプばかりが人気の中心です。
なので北京では、知る人ぞ知るパワフルなV10ターボを搭載していても見かけ派手さが無いため、今後も売れ筋にはならないと思います。

中国国内で販売されているAUDIセダンシリーズで今のところ人気があるのはA4、A6の重いロングボディに1.8～2.4LのNA4気筒エンジンを積んでいる車種です。A8になると流石に3.2L～以上が搭載されていますが、台数は少ないです

リヤエンドの「RS6」のエンブレム、格好良いですね。

「RS6」のエンブレムロゴ近影。

右側リヤコンビネーションランプ。

お馴染みLEDタイプですが、レンズの中の造りを見てください。非常に凝った綺麗なレンズです。

AUDI特有のデザインが配されたディスチャージヘッドライト周り。白く輝くLEDデイライトが綺麗です。

フロントグリル周り。まるでアメリカ車のように押し出しの強いデザインに、「RS6」のロゴが控えめに付いています。

正面からのショット。これがバックミラーに迫って来たら、やっぱりすぐ道を譲ってしまうでしょう。

リヤアンダーカウルと排気管フィニッシャー周り。

排気管の取り回しは、画像のようにカッターの中を覗くと、それぞれ左右に２本ずつマフラーエンドが来ています。

アンダーカウルはかなり奥のほうからリヤエンドにかけてをカバーしています。

フロント、リヤとも 295/30 PRELLI P ZEROを装着。こちらはフロントですが、より大きなベンチレーテッドカーボンディスクとセラミックキャリパーが見て取れます。

同上　フロントホイール/ブレーキキャリパー近影。

リヤホイール周り。

ホイールハウスとタイヤの隙間から、僅かですがダンパーが見えます。

リヤエンドデザインは、思い切ってスパっと斜め上にカットしています。落ち着いた形で、且つ重ったるくない完成度の高いクルマですね。

低いスラントノーズ。

アウディシリーズのフロントマスクは、セダンからSUVまで基本は同じ意匠デザインとなっていますが、このR8については極く低いボンネットと調和していて、非常に綺麗です。実車の前に立ってみますと、画像で見た感じとは全然違って如何にも速そうに見えます。

LEDデイライトと、その上に配されたディスチャージドヘッドライト。LEDは点灯していない状態では、薄ピンク色のクリスタルです。

美しいカーブを描くLEDデイライトの上にディスチャージドヘッドライトが見えます。

その下にデザインされている横3段の黒塗フィンは、上1段が嵌殺しですが中/下段は新エアを吸入するためちゃんと穴が開いています。

中には小型のラジエータ（オイルクーラーか、空調用の冷熱交換パネルか判りません）が設置されています。

右サイドウィンドウ直後のカーボンガーニッシュ部分にデザインされている燃料吸入口。このキャップの輝き加減は、アルミ削り出し？
私、昔から個人的に、こういうアルミ鋳造成型/鍛造品、削り出し製品に目が無いので･･･。女性の貴金属を見つめるときの目が、きっと私がアルミの塊を見る時のと近いです。削り出しのシフトレバーヘッドなど、見つめてしまう･･･。

もしこれを買う資金力が自分にあって、幸運にも手に入れる事が出来たら。このアングルから1日眺めてても飽きません、という程美しいロワビューです。因みに楕円型マフラーフィニッシャーは飾りで、すぐそこまで本チャンの排気管が左右それぞれ2本ずつに分かれて取り回されています。

それにしましても、このタイヤ径と、タイヤを極く均等且つ最小限の隙間で覆うタイヤハウス、この絶妙の美しいカーブを見てください。私のクラハイも、この部分だけでもノーマル出荷時にこうでしたら･･･。

デリバリーは今年の秋からだそうで、因みに予想価格を聞いたら約260万人民元と言いますから、日本円に換算しますと約38,950,000円（換算Rate;1RMB⇒14.98JP\の場合）になります。

･･･そんなに高いんですか、このクルマ！
まあ確かに、例えばトヨタランドクルーザーも、中国国内生産では無く日本から輸入しますと手続費/登録料/税金含め、約100万元（約14,980,000円--換算Rate;1RMB⇒14.98JP\の場合）に達しますし、フェアレディZも同じくらいの値段になるそうですから、解らないでも無いですけど･･･。

真後ろからのショット。

ロー&ワイドな美しいデザインですが、同時に秘めた力強さのようなものを沸々と感じます。

リヤコンビネーションランプ近影。

R8 V10 5.2L Quattro 。

白く輝くLEDデイライトは、点灯しない状態では美しいピンク色のクリスタルです。

非常に美しく、且つ日常的な落ち着いたデザインです。ドイツ車はスーパースポーツでも、プロダクトとして完成された佇まいを有し、安心感があります。
ところでこれ、大分昔にモーターショウに出展された日産自動車のコンセプトカー、MID-4に似ていると思うのは私だけでしょうか。

珠玉のV-10エンジンが納まるリヤゲート越しのショット。

V-10エンジンも素敵ですが、私はこういうタイプの車でいつもこのアングルに惚れてしまいます。

これまでの8気筒では無く、V-10気筒である事をさり気無く主張するサイドエンブレム。

フロントピラーからサイドエアダクトに続くライン。

ドアラッチは、このようなデザインになっています。

ミッドシップマウントならではの、エアインテイク。