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北京モーターショウでも日産自動車のEV車として意欲的に宣伝されていたリーフのプレス試乗会が、今月開催されたという事です。試乗会に供された車体は、画像のように基本的に北京モーターショウの時と変わっていません。
プレスの方々も誰もこのデザインに関して、何も言わないようですね。「みんカラ」ブログは狭いコミュニティの中でやり取りしているのですから公共メディアじゃ無いですよね。
言っちゃいます。
このデザイン、スタイル何とかなりませんか?
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日産さんの社内デザイナーの方もきっと、今のデザインで出す事には反対してるんじゃないかと思うんです。
私には、リーフがこう見えて仕方ありません。(タマカイくんです)
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ホンダさんが今ようやく試験リース販売で世に出そうとしているFCXクラリティは、未来的なクルマ、燃料電池車というイメージに相応な車格とデザインを有しています。
プリウス、レクサスHS250hに基本的車体構成は似てはいますが、官公庁/特定の法人用という事もあるかと思われます。
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FCXクラリティは、エンジニアリングだけでは無く内装も高級感漂うグレードに仕上がっています。
官公庁/民間法人の業務使用に充分対応出来るばかりでは無く、一般のセダンユーザーにも受け容れてもらえるだけのクオリティです。
然し、FCXクラリティは最初からこのようなデザインであった訳では有りません。
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2002年に一般公開された際のFCXクラリティのデザインは、こんなでした。
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三菱さんのEV車、i - MiEVは、HONDA FCXクラリティのグランドツアラーのようなデザインとは異なり、比較的近距離の中を行き来するシティコミューターのようなデザインです。
日産リーフが使用されるフィールドと概ねカブる使われ方になると思われますが、i - MiEVは非常に未来的・先進的な印象です。
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日産リーフにも、一般ユーザーへ販売する頃迄には是非、圧倒的に魅力あるデザインへの昇華を期待したいです。優秀なエンジニアリングには美しいボディが相応しい。
ロングノーズ・ショートデッキの魅惑的なデザインのフェアレディZを産み、過去、ある時期に、走行性能でもMRに敵わない、積載容量でもセダンに負けると言われ乍ら、今迄ずっと途切れる事無くそのステイタスを維持し続けている日産さんなのですから。
その昔、1950年代から意欲的に高性能車の開発を行っていたランボルギーニは、今から約50年前に画像のような新開発のシャーシを発表し、自動車業界関係者の話題となりました。
●DOHC3,929cc 横置V12気筒ミッドシップ
●4輪ダブルウィッシュボーン独立懸架方式
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然し、そのクルマが広く一般に名前が知られ、業界関係者以外の注目と賞賛に浴する事になるのは、そのシャーシに架装される魅力的なデザインのボディが発表されたあとです。
ランボルギーニ・ミウラ。
(注;画像は、後期型)
Lamborgini P400 MIURA-SV
Posted at 2010/06/14 15:10:51 | |
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