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Super Cityのブログ一覧

2010年10月23日 イイね!

内装紹介その29(CROWN HYBRID - フロント/リヤシート6)

内装紹介その29(CROWN HYBRID - フロント/リヤシート6)CROWN HYBRID のリヤシート内装紹介続編。

公用/法人ユースの比率が高いCROWNですから、当然リヤシートの居住性は大事な要素です。CROWN Majesta では現行モデルになって初めて、ベース車両であるCROWN RoyalSaloon とのシャシー共用から離れ、専用のロングホイールベース(+75mm、2,925mm)を持ちました。


↑CROWN HYBRID Standard Package 、外装色はホワイトパールクリスタルシャイン。

車内装備だけなら、本革リヤシートにも温風/冷風コンフォータブルエアシートを採用、同時にシートヒーターも装備。また9代目CROWN RoyalSaloon-G君に装備されていた電子制御エアサスペンションを標準装備しているので、我が家のニーズにはバッチリだったのです。

独立4シーターモデルの左リヤシート、歯医者さんの治療室にある様な電動オットマンシートは要りませんけれど、クラハイ君にはもう一歩リヤシート装備にお金掛けて欲しかったです。

CROWN Majesta は、内装装備では魅力的でしたが、ハイブリッドでは無いのと、5mになるボディ外寸はかなり厳しい点、加えて以前ブログでAUDI A6L との比較編を掲載しましたが、ボディデザインが格好悪い・・・という事で、カタログチェックの段階で選外となりました。

では、CROWN HYBID のリヤシートの居住性、寸法は? という事で実際に人が座った状態の画像を掲載します。

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ドアー周りですぐに気付いた9代目CROWN君との相違点は、ドアトリムが有る事です。

ドアートリム無しのハードトップデザイン全盛だったあの頃、初代セルシオが出た時に試乗しましたが、確かがっちりしたドアトリムが目立ったので理由を聞いたら、『走行中の側面剛性と、ウィンドウのビビり音を抑え室内静寂性を高めた』とかいった説明だったかと・・・
でも我が家での一番の恩恵は、コーナーエンドに縦トリムと三角嵌殺しグラスを設けた事で、この画像の通り、リヤーウィンドウが全部下まで下がり切るようになった事です(^ ^)/
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左リヤシートの足元周り近影1

フロントシートの位置決めは、身長170㎝の人がくつろいで座り続けられる状態というところで設定。
大きく脚を投げ出して、というところまででは無いですが、脚を組んで座れる程度です。
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左リヤシートの足元周り近影2

上記2のフロントシート位置設定で、同じく身長170㎝の人がリヤシートに座った場合、こんな感じになります。
膝の裏に少しの余裕を持って、足元には充分なスペースがあきます。
このまま脚を組む事も出来ますが、流行りのロングボディ/ホイールベース車(2,850mmのクラハイ君より50~200mm位長い)では無いので、流石に170㎝の人は組んだ脚のつま先がフロントシートバックパネルに当たります。
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左リヤシートの足元周り近影3

脚を組んで座る場合のほかは、身長170㎝の人が前後に座っても、リヤシート乗員にとってはこのように、膝頭とフロントシートバックパネルとの間に充分な余裕が有ります。
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左リヤシートの足元周り近影4

首枕君が余裕で入ります。およそ20㎝の距離が確保される訳です。
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左リヤシートの足元周り近影5

こちらの画像は、フロントパッセンジャーシートに座る人が居ないという前提で、フロントシートを最大可能な位置まで前にスライドさせた位置で撮影しました。
当然ですが超余裕です。脚を組んでも全然余裕が有り、我が家の奥様はこの設定でリヤシートを利用する事を好みます。
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左リヤシートの足元周り近影6

上記のシート位置で自分が座り、その状態での目線から下方を撮影。これなら超余裕で楽だなあ。私もこの場所専門のほうが良いかも。

フロア面カーペット下から覗いているのは、AC空調の足元温風が出る吹出口です。
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右リヤシートの足元周り近影

上記同様、右フロントシート下からリヤシート乗員足元に向けてAC空調の足元温風が出る吹出口。

Posted at 2010/10/23 11:55:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 愛車紹介あれこれ | クルマ
2010年10月23日 イイね!

内装紹介その28(CROWN HYBRID - フロント/リヤシート5)

内装紹介その28(CROWN HYBRID - フロント/リヤシート5)引き続き、CROWN HYBRID リヤシートのご紹介。

クラウンアスリートベースのボディデザイン、THS-II ハイブリッドシステムを搭載したパワフルな動力性能、という謳い文句で宣伝されているのでつい、ドライバーズカーと勘違いしてしまいますが、実はこのクルマはリヤシート乗員のほうがくつろいでドライブを楽しめ、或いは街中の移動にも快適な乗り心地を享受出来る様になっています。

↑2008年2月のモーターショウ出展モデル。

当初はこのハイブリッド専用色、ライトブルーマイカメタリックがCROWN HYBRID のイメージカラーとしてオートショウ等に出展されました。
然し街中を走っていて、僅か2度程すれ違ったクラハイ君の友達は、ブラックとホワイトパールクリスタルシャイン。永田町の某政党本部前を通りすがりの際に見た何台ものクラハイ君は、見事に全部ブラック色でした。

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右リヤドアーからリヤシートを見る。

夕日の逆光で撮った画像なので、白っちゃけた不鮮明なものになってしまいました。
リヤドアー開口部の上端がこのように水平に張っているので、リヤシートへの乗り降りは頭頂部をぶつける心配が少なく、楽に行えます。デザインよりセダンとしての使い勝手中心の造形です。
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右リヤドアーからリヤシート足元周り。

外部路面に対して丁度良いシート座面の高さと、外から見た座面がこれだけドアー開口部淵から張り出している事とで、例えばミニスカートを履いた女性が脚を開く事無く降車出来ます。慣れればドアー開口部内側上端に設けられているアシストグリップを、電車の吊革の様に使ってスムーズな動作で乗降りすることが出来ます。
NSXの時は、ミニスカートだと乗降の際に必ずパンツが見える程シートが低くサイドポンツーンの幅もあったので、不評でした(T_T)
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右リヤドアーからリヤシート全景1

リヤセンターアームレストを出した状態。右側リヤシート座面を中心に撮影。
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右リヤドアーからリヤシート全景2

リヤセンターアームレストを出した状態。左側リヤシート座面とドアサイドパネルの納まりも解ります。
リヤセンターアームレストには、リヤシート電動リクライニングやオーディオ等の操作スイッチパネルが装備されています。
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右リヤドアーからリヤシート全景3

リヤセンターアームレストをシート背面に収納した状態。
フロアセンターのドライブシャフト周り張り出しはFR駆動車の宿命とも言えます。
FUGAやCROWN Majesta の4人乗り仕様車は豪華装備で格好良いのですが、法人ユースと違って我が家の様な一般家庭ユーザーの使い方ではやはり、補助的とは言え5人目が座れる事のほうが優先です。
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フロントシートからリヤシート全景

どちらかと言うとフロントシートより、こちらのリヤシートのほうが座った時のお尻や背中の納まり、柔らかさ、足元の余裕、頭上空間の広さの面で長時間を過ごしやすい乗り心地を提供します。

リヤシート用のシートベルトにはコンフォートガイドが付いています(画像、ヘッドレストのドア側横)。肩部ベルトが首に掛かる様な時はこのコンフォートガイドを前にスライドさせて違和感を緩和します。

CROWN Royal Saloon 等にはセンターアームレストを開いた場所にミニ冷蔵庫が付きますが、CROWN HYBRID はここの後背部に大きな二次バッテリーを搭載しているので、冷蔵庫は有りません。
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リヤシートのドアパネルとの納まりはこのようになっています。ドアパネル側アームレストの後半部分は、室内幅を少しでも広く取るためにこの様に、ドア内側に湾曲させています。

実質的にも視覚的にも、見掛けより余裕の座り心地です。
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リヤシート用AC空調吹出口。

センターフロアコンソールの後端に装備されており、調整はフロントシートのAC調整パネルで行います。
CROWN のAC空調システムはMajesta と違って、リヤシート乗員がここのAC調整を自分で行う事は出来ません。
リヤシート乗員が自分で調整出来る空調システムは、オプション設定のリヤオートクーラー。このセンターAC空調に加え、リヤドアー上部の吹出口から冷風を増やせます。

Posted at 2010/10/23 10:05:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 愛車紹介あれこれ | クルマ
2010年10月23日 イイね!

内装紹介その27(CROWN HYBRID - フロント/リヤシート4)

内装紹介その27(CROWN HYBRID - フロント/リヤシート4)こちらの画像は、2007年にモーターショウで公表されたCROWN HYBRID CONCEPT MODEL の後部座席、本革貼りのリヤシート周りです。
現行のCROWN HYBRID と基本的に変わらず、公用車ユースも多いクラウンセダン、後席は充分な広さを確保しています。セダンの代表とも言えるデザイン上の特徴である、Cピラー上の角度が付いたルーフによって、GS450h と比べて頭上に余裕を感じます。

考えてみれば、CROWN HYBRID のパワートレインはリヤシート後方にサイズの大きい二次バッテリー、エンジンルームにPCUを置く事で12Vバッテリーはリヤトランク左下に、一般的レシプロエンジンカーのトランスミッション搭載場所には大きな発電機、モーター、動力分割機構、二段変速式リダクションギヤと多くのHEV専用機械を詰め込んでいます。

それなのに、こうしてCROWN HYBRID の内装を見ますと、普通のCROWN シリーズと寸法に特段違いは有りません。決してHEV専用ボディとして生産されている訳では無いのに関わらず、上述の特殊な内容を感じさせないまま1台のクルマとして仕上げている事に、トヨタエンジニアリング陣の凄さが見えます。

これからHEVはどうなるでしょうか。私は、パワーハイブリッド/EVスポーツと、超低燃費実現ハイブリッド/EVとの二極化が進むのではと思います。ECUも増え、ワイヤーハーネスの搭載増加と相まって重量が増加。ハイパワーHVの実現には、モーターを大きくして、それを支える為のバッテリー能力が限界に近付いていて、より効率と性能強化のための開発が進むのだと想像します。

一方、アジアの自動車新興国向けには従来レシプロエンジンモデルの低価格デリバリー、このようにニーズに沿った展開が必要です。HEV/EVは一般購買層に手が出る価格では有りません。

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こうして普通にクルマを購入するのと何ら変わらない手続きでお金払って、従来のCROWNの車体と同じボディサイズに、GS450hと同じハイブリッド・ドライブトレインを搭載したハイパワーセダンを、まるで白物家電を買うごとく手にした訳です。

はじめてHEV車に触れたのは、気軽に頼んだクラハイの試乗車。Dラーの社員さんの説明も、始動手順に1分程受けただけ。アクセル踏んでスタートしてるのに、エンジン掛かって無いという体験、と言うか洗礼を受け、その瞬間に時代の流れを得心しました。でもそれまでは、HEVやその開発の事など何にも知らなかったのです。
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然しそのドライブトレインの中身は、世界の自動車産業界でニッケル水素バッテリー+電気モーターとガソリンエンジンの組合せというHEVプロダクトモデル(通常生産市場販売)開発に於いて、現時点ではTOPのTHSII。

プリウスも同様です。日本ばかりで無く世界でも売れに売れたプリウス。第一、クラハイやGS450h の燃費性能を『大した事無い』って言われても。だって9代目クラウン君の倍は走ってますよ。最近、日本のドライバーはプリウスの30km/L台の燃費性能に慣れてしまったみたいですけど、'80年代のあの頃からしたら、この性能は驚異的と言うか神憑っています。
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そして、程なく納車されたハイパワーハイブリッドは、9代目クラウン君の頃と同じように、グズる事もトラブルも無く、普通に奥様の手足としてお買い物のお供をしています。
トランクルーム奥の間仕切パネルが大きなニッケル水素二次電池の存在を僅かに思い出させるだけで、そのフロント/リヤセクションのサイズも、乗車スペースの広さやシート配列も、特別なところは何も無い。
この、THSIIを搭載してドライブトレインの半分が、いわばキカイダー(また古い・・・最近の子供は知らないよね)なのに、特別なところが何も無いのが凄いです。
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さて、気を取り直して内装紹介続行。

ライトグレーファブリック地の、リヤシートの全景画像から。乗り込んでみると、9代目クラウン君より前後、左右とも余裕が有ります。シートのクッション厚さ等条件が違うので単順に比較は出来ないのですが、ホイールベース/車体横幅ともにサイズアップしていて、特に車内幅は広くなりましたね。
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左側リヤシートの足元周り1。

リヤドアーは流石にフルサイズ4ドアセダン、3の画像で解るように殆ど90度近く開くので、乗り降りはとても自然に楽に行えます。
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左側リヤシートの足元周り2。

座面の角度が程よく背もたれに向けて低くなっているので、走行中のお尻の納まりは良好。法人ユースを考えたリヤシート中心の設計です。
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左側リヤシートの足元周り3。

シート座面前端に、丁度膝裏の折り曲がるところが少しの余裕を残して位置するので、座って足元周りを見ると、見掛けより広いです。
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左リヤシート脇のスカッフプレート。

まだ養生ビニールシートを剥がしてません・・

Posted at 2010/10/23 00:48:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 愛車紹介あれこれ | クルマ

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「リヤアクスルキャリア、5リンク、各 再発注。 http://cvw.jp/b/712941/48516199/
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2010年3月、GWS204クラウンハイブリッドを納車してから15年目に突入し、積算総走行距離100,000kmを達成、益々現役です。ノーマルの柔らかさに我慢出...
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