
遂に、第14代クラウンが発表されました。
トヨタさんのHPに、開発に携わったチーフエンジニアの方のインタヴューが掲載されましたので、読んでみました。
今回のモデルの骨子は、「ReBORN クラウン」。
【記事抜粋】
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『原点に回帰して、クラウンのコアとなる精神をとことん探求し、必要なものだけ残し、必要のないものは切って、削ぎ落す。そして、時代が求める新しいものを追加する。』
『つねにその時代のあるべき姿を提案し続ける」ことはクラウンの使命。使いにくいもの、使われない装備を徹底的に洗い出し、外したあと、時代が求める新しい装備は積極的に追加し・・・』
直列4気筒2.5Lエンジンのハイブリッドの投入については、
『先代モデルのハイブリッドは、V6エンジンの3.5L。だから値段がものすごく高く、そして、燃費向上にあまり貢献していない。』
『本当はクラウンに乗りたいのに、価格が高い、燃費性能が低いという理由でプリウスや他のハイブリッドカーを購入されているお客様も多い。』
『だから、価格を安くし、燃費性能を良くして、その要望のど真ん中、売れ筋のど真ん中の価格帯に、クラウンのハイブリッドを作りたかった。そのために新しく開発し、採用したエンジンが直列4気筒2.5Lエンジン。』
『しかし、これに対しては当初、販売店から猛反対が・・・。≪6気筒じゃなくて、4気筒のクラウンを作るのか!そんなのはクラウンじゃない≫』
『≪いつかはクラウン≫を、≪ついに私のクラウン≫にしたい。』
『≪クラウンなんて、あんな古くさいオジンクルマを≫・・・このイメージを一新したかった。若い人を含めて、幅広い層の方にファンになってもらえるように、デザインを変更し、環境対応、安全対応、商品力、価格といったあらゆる面で満足していただくクラウンを作りたい』
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・・・なるほど、同じ社内でも、賛否両論があったのでつね・・・
来年、実車を拝見してみたいと思います(^ ^)
↓開発者の方の、インタヴュー記事は、関連情報URLからご欄ください!
Posted at 2012/12/25 23:18:51 | |
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