こんばんは♪(0 0)/
先日に引き続き、オフ会小淵沢・清里方面『一般道』ツーリングに乗せて、200系クラウンハイブリッドのドライビングインプレッションを勝手にやっております♪
新車導入からもうすぐまる5年が経過する訳ですが、ようやく距離の出るツーリングに連れ出す事が出来ました・・・・

あまりに今回のオフ会が愉しみだったので、朝の3時過ぎから走り出して、小淵沢集合時間の
10時半までを一般道を使ってゆっくりマイペースで走る計画です。


・・・・ではでは、スタートです。
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←※さーせん、これは借り物画像ですm(_ _)m
クラハイのNAVIを一般道路ルートに設定し、走り出して暫くすると保土ヶ谷バイパス(国道16号)に合流。そのまま東名高速横浜ICを横切って橋本まで国道16号を北上、そこから413号に左折して、津久井湖・相模湖を抜けて国道20号に合流・・・・の筈でしたが、
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クラハイの純正NAVI君、どういう訳か東名ICを過ぎ国道246号をまたぐところで左折を指示して来ました。・・・つい、逝ってしまいましたが、すぐ地図をチェックして再度、国道16号線に戻りました。これでモタ付いたからか、トイレに行きたくなって途中のコンビニに立ち寄ってしまった。。。まだ大和市内だというのに(ーー;
しかしそれにしても、こうして200系クラハイで夜の(早朝?)市街地を走っていると、その静かさ・スムーズさを改めて実感します。

ちょっとクラハイの走りを紹介すると、こんな感じです。
赤信号で停止するはるか以前から、気付かないうちにV6エンジンは止まっています。
アクセルに軽く右足が触れると、タイムラグ無く同時に、まずモーターの力だけで音も無くスーっとスタートが切られ、そのまま通常で20~30km/h程度まで加速したのち、速度の上昇に合わせて協調制御が行なわれV6エンジンが始動します。この時、エンジン始動のショックは強い加速を求めてアクセルを急に深く踏み込まない限り、そこに意識を集中していないと同乗者は気付かないレベルで、この点については非常に上質な仕上がりです。


200系クラウンハイブリッドのV6エンジンは圧縮比11.8。可変バルブタイミング機構の「VVT-i」を吸排気バルブに備えています。
クラハイは走行中も頻繁にエンジンの起動・停止を繰り返しており、起動時にはこの「可変バルブタイミングシステム」を用いて
一時的にコンプレッションを落とし、振動を抑制させる制御を行なっています。
●特筆に価するのが、静粛性の確保。
ハイブリッドではエンジンが停止して無音の状態が長いので、ワイパー作動音、風切り音、タイヤが道路の表層面と接して回転する事によって発生する走行騒音など、通常エンジン車に乗っていては気付かない微細な騒音まで消しに行く必要が有ります。
200系クラウンハイブリッドでは、制振塗料をフロアに塗布し、フロアトンネルに吸音材を敷き、吸音シートをウインドーに挟み込むなど諸々の対策に加え、旧レクサスGS450hでは採用していなかったアクティブノイズコントロールを搭載した結果、ハイブリッド特有のエンジンのこもり音が異例に低く抑えられています。

※アクティブノイズコントロール(解説記事より)
200系クラウンハイブリッドは、20~40km/hの低速走行時のエンジン回転域を1000~3000rpmに低く抑えている。ただこの場合、そのままでは車内に50~150Hz程度の低周波のこもり音が伝達してしまい、快適性が損なわれてしまう。同社初のアクティブノイズコントロールを採用したことで、車内のこもり音をルーフの3個のマイクで検出し、スピーカーをこもり音と逆位相で振動させることで、「5~8dB程度静粛性を高めた」(同社説明員)。 クラウンハイブリッドは「レクサスGS」と同じハイブリッドシステムを用いているが、レクサスGSよりも燃費を重視したために、低速域でのエンジン回転数を低めに設定した。この結果、市街地走行などでは、車内にこもり音が発生するという開発時の課題があったが、アクティブノイズコントロールの導入で、燃費向上と静粛性を両立できた。

アクティブノイズコントロールは、走行時には常時作動する仕様になっており、乗員はシステムの作動をスイッチ操作などで選べない。ノイズをキャンセルするスピーカーはフロントの左右のドアに設置したものとリアウーハーの三つ。また、カーオーディオで音楽を聴いている時でも、アクティブノイズコントロールのシステムは作動する。
車内では、壁に反射して伝達する音と乗員の耳に直接届く音が混在し、音の伝達経路は複雑になる。このため開発時には「マイクと乗員の頭部までの距離、スピーカーと乗員の頭部までの距離、クルマの車内の形状などのデータを集め、乗員の頭付近でシステムの音とこもり音の波長が打ち消し合って、最も静かになるように設計した」。
200系クラウンハイブリッドで街中を走っていると、赤信号で交差点に向けてブレーキングする前から、横や後ろのクルマのエンジン音、排気音、オーディオの音などがこちらの車内に飛び込んで来ます。自分のクルマから出る音のレベルが極めて小さいからで、ただ然し外部の音が侵入して来る原因のひとつは、レクサス車に比べて遮音材・防音材の量が少ない事のようです。マジェスタでさえ、クラウンに比して20kg近く遮音・防音材を追加しており、マジェスタに装着されたダッシュインナーサイレンサーは、200系クラウンには装着されていません。
また、窓外吸音シートをウインドーに挟み込んで居るというのはフロントウィンドウだけの様で、レクサス車の様にサイドウィンドウが二重ガラスになってはいないという事をDらーさんから聞きましたが、その辺りは窓外からの遮音レベルに関してレクサス車と差別化されているのでしょう、セミが鳴く夏の日は車内にその鳴き声が侵入して来ますし、秋の夜長に今回のような郊外の街道を走れば、コオロギ・スズムシ・マツムシといった虫達の鳴き声が車内に侵入して来ます。まあその鳴き声を愉しもうと思ってちょっと浅くウィンドウを開ければ、虫達の大合唱が飛び込んで来ます。
旧レクサスGS450hがクラハイの600諭吉に対して負い銭プラス200諭吉のプライスが掲げて有るのは、内装化粧グレードの見掛けの差ばかりでは無く、こういった部分に手厚い処置を施して有るからなのでしょう。
・・・・まあそうした細かい部分でのコスト差を感じてしまう事は確かに有りますが、それでも今まで、これほど静かなクルマに乗った事は無かったので、この自然界との境目が無くなった状態でのドライブというのは、これはホント、HEV/EVが未来から持ってきた愉しみと思っています。
200系クラウンハイブリッドのアクセルペダル、ブレーキペダルは、バイワイヤ方式が導入されています。

踏力とその操作の速さを受け、NAVI-AI-AVSによる情報を路面状況を勘案してDRAMSより前進加速指示がPCUを介して駆動系に伝達され、まずモーターが音も無く、ス~っと動き始めます。それから暫く加速したあと、私の場合25~30km/h程度でガソリンエンジンの起動を誘発します。というのは、バッテリー残量の目盛にあまり関わらず、慣れるとオーナードライバーはモーターだけで73km/hまで引っ張るか、或いはどの速度までEV走行をしてガソリンエンジンのパワーに移行させるかをアクセルの踏み加減ひとつでコントロール出来るようになります。普通にアクセルを一定の強さで踏み加速して行くと、ガソリンエンジンが掛かる直前の感覚を掴めるようになりますので、是非やってみてください。
モーターだけで走るEVという感覚を一度経験すると、多気筒エンジンの咆哮と常に生きてきた人も、意外や意外、そのスムーズさに気持ち良さを感じられるのではないかと思います。
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←※さーせん、これも借り物画像ですm(_ _)m
(ここの走行中は危険なので・・・)
津久井湖~相模湖、国道20号に合流してからも上野原辺りへ至る道は、深度の大きい、小さく小回りする曲率の強いワインディングが連続する隠れた走り屋さん向けコースです。

●重量の影響が否めない脚周り
ボディは、はっきり言って重い。これは峠を走るにはちょっと重過ぎます。
ベースを同じ200系クラウンアスリートと考えたら、ハイブリッド化に上乗せ重量180kgが必要だった訳で、旧レクサスGS450hより軽量化を果たしているものの、1,840kgというのは・・・。

このクルマは、街中を極低速で進むというシチュエーションが圧倒的に多いと思われますが、そんな時の乗り心地は、とてもソフトでスムーズです。
但し、ベースプラス180kgを支えるためと、強力なパワーを受け止めるサスペンションは固くせざるを得なかったという感じで、それまで水の上を滑る様に走っていたところで歩道切り下げ部分の敷石ブロックに何気なく乗り上げたら、リヤサスペンションが後席に『ガンっ!』と突き上げて家族にビックリされた事が有ります。それ以後は、段差の乗り越え時には必ず最徐行プラス片足ずつゆっくり乗り上げる時は一旦停止、励行していまつ。リヤタイヤ/ホイールが大径18インチ、225/R18-91Wというのも、固さを露呈するのに一役買ってしまっているかも知れません。
この日は津久井湖、相模湖を回り笹子トンネルまでの国道20号線に合流するルートを辿りましたが、こういったタイトコーナーでの走りは、うまく減速⇒進入⇒クリッピング⇒脱出の手順を間違わずリズム良く出来ると、鼻先をサーっと思い描いたラインより速めに軽々走れますが、ちょっと速すぎたりライン的に出口で無理しちゃったりすると、大きなV6-3.5Lエンジンのマスがかったるい位いにコーナー外側に残ってしまったみたいな感じ、・・・・解りますか?この説明。。。(汗;


そもそも200系クラウンハイブリッドは、これは別途試乗した新レクサスGS450h Fスポーツも申し訳無いですけどほぼ同じ乗り味だったんですが、やっぱり重心の高いV6エンジンが前に、同様に重量がなかり有るニッケル水素バッテリーが、リヤアクスル軸上ではありますが結構高い位置に据えて有るという設計上の問題が、ボディバランスに影響しているのではないかと思っています(ひたすら個人的意見ですので・・・)。
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・・・んで、まあ早朝過ぎるのと寄る年波で、
まだ05時10分と、走り出してから2時間しか経っていないのに、もう3回目のトイレ休憩でつ(ーー;
ここは、中央自動車道に沿って走る中央本線相模湖駅の駅前ロータリー。公衆トイレをお借りして。。。。いやだなあ、歳を取るのってww
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200系クラハイにはGS450h(現行2GR-FXEの一代前)と同じ、3.5L直噴V6「2GR-FSE」エンジン(296ps、37.5kgm)と「1KM」モーター(200ps、28.0kgm)を搭載、HVシステム最高出力は345psです。このパワーが動力分割機構や2段変速式リダクションギアを経て、後輪を駆動するFRレイアウト。車重は標準仕様で1840kgと、1.9トン前後のGS450hより少し軽く、脚周りもブッシュ系等、やれるとこまでは全てやり尽くしたという完成形です。


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然し、リヤアクスル軸上の巨大なニッケル水素バッテリーは据付位置が高めで、前軸には重量の有る重心位置の高い2GR-FSEを、後軸にはHVバッテリーをそれぞれ振り分けている構成から、コーナリング時はどうしても腰高で重い車体を実感する事になります。なので、ブレーキング、ライン、クリッピング、加速ポイントの取り方には有る程度慣れるようにすると、トルクに落ち込みの無いモーターパワーと併せ、鼻先にストレスと抵抗を感じない回り込み・脱出が出来る様になります。
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トイレ休憩もそこそこに、どんどん山あいの国道20号を進んで来ましたが、ちょっと前からキリ番が気になっていて、
・・・・ここ、上野原市を過ぎた染川町近辺で、
遂にキリ番を迎えまちた♪中央本線相模湖駅を出てから、ほぼ30分。
・・・まだ朝の06時にもなっていません。
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・・・・はい、34,000km達成!(爆
新車納入から4年半で、この距離。
普通キリ番って言ったら3万とか4万とかだろっていう突っ込みは無しでお願いでつ(走行距離が走り屋さんと一桁違うんですww)。
因みに、ここまでのトータル燃費は13.7km/Lですが、ここから勝沼を抜けて韮崎まで、一般道なのに更に燃費効率を上げて逝きます♪

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ええとお、こちらは、大月駅で御座いまつ(汗;
キリ番34,000kmゲットの僅か10分後に何でこんなところに立ち寄っているかと言えば、・・・勿論、トイレ休憩なので御座いまつよ(ーー;
本来、乗ったら走りっ放し、途中で止まったり休息するのは嫌いな性格だったんですがね。。。
歳を喰うと、こうなるとは(涙
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こちらの駅前ロータリーの中は狭くって、タクシーと路線バスの停留エリア以外、一般車両が長く停車出来るスペースは、有りません。
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・・・なので、仕方無くロータリーの外のこんな離れた場所に停めて、わだスは走ってトイレ借りに逝きまちたよ。。。。んでも、土曜日の早朝6時ですから、クルマは。。。。タクシーが1台居ましたが、駅利用のお客さんは一人も居ませんでした。3台くらいのバイク軍団が唯一、冷え切った身体を休めにトイレに居ましたが、すぐ走り去って行きました。
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・・・ううむ。
ここまで来ると、電車の駅から、普通に高い山々の頂きとか雲海とかが見えちゃうんでつね。。。
・・・さ、気を入れ直して、出発進行!
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・・・と、今度はここ、笛吹市一宮のすき家!
時刻は6時半。。。。30分も経たないうちに、
また休憩なのでつ(ーー;
仕方無い。。。ここで、朝食としよう。まだ、これからみんなに逢うまで4時間も有るんだから(汗;
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はい、ここは韮崎の辺りでつ。
だだっ広い山あいの平野・・扇状地というか、
この手前辺り迄で今日の総合燃費は14km/Lを
超え出していたんですが、実はここらから地形的には段々と登り勾配オンリーになって来ましたので、燃費計も下がりつつ有ります。
この辺りで、pomさんに連絡。なぬ・・・渋滞?
・・・渋滞? どこが?この景色見てよ(爆

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さて!
ここは、信州蔦木宿近くの道路の分岐で、
ここから甲州街道を離れ、目的地の道の駅小淵沢に向けて、最後の山登りを開始します。
pomさんに、あと5km程走ったら着くと連絡。

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NAVI画面を見ると、こんな感じでつ。
到着予想時刻は08時40分♪
・・・んで、待ち合わせ時間は10時30分(汗;
なにしてようかな・・・ 洗車?(爆
③編に続く・・・・
Posted at 2014/11/20 00:10:39 | |
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