
こんにちは(0 0)/
最近また、あのハイソカー時代のきなみ輩出された、まるでキャバクラ店内の豪華ソファーかのようなベロア内装を懐かしむ記事が出てました。あの時代のトヨタ車で代表的な車種というとクラウン、マークII、チェイサー・クレスタ。日産じゃセドリック、シーマ、Q45インフィニティ。
当時、アメ車なんかがそんな真っ赤でふわふわの内装だったと記憶していますが、国産車も特にセダンとなるとそれに勝るとも劣らぬ派手さを与えられていました。
凄いですよね、こんなでしたもん。
いまの時代、セダンも欧州車のようなしっかりしたボディと脚廻りを・・・シートにも腰があってホールド性とクルマとの一体感を・・・って感じですけど、当時は脚もふわふわだけどシートもふっかふか、が流行った、流行った。
私が今の13代目クラウンの前に乗っていた9代目クラウンのときには、もうそこまでのハイソカーブームは過ぎ去ってて、ファブリック生地はこんな感じでした。
ハイソカー時代の内装に比べると、かなり表皮の毛足も短いファブリック。
ただですね、それでもシートの本体は柔らかく、生地も肌に優しいものが奢られていたんです。家族、娘らは我が家のマイカーがクラウンになってから産まれたもんで、クラウンの内装しか知らないのですが、それでも現在の13代目クラウンのシート生地と比べて、9代目は柔らかくて優しかった、なんて言うんです。
しかも今のようなコストダウンまではやってないので、例えばフロントシート、助手席側のシートも座面の上昇下降が出来た。
13代目クラウンになると、助手席の座面上下アジャストは省略されちゃってて、ありゃりゃって感じなんです。そういうところに、細かいコストダウンを感じちゃうんですね。
因みに「ロイヤルサルーンG」だったので、リヤシートのリクライニングはいまの13代目クラウンハイブリッド同様標準装備でしたが、9代目は後席座面が前後にスライドするタイプだったので、脚の長いお兄さんを後席に乗せるとリクライニングしたとき段々、前席シートバックに膝頭が近づいていくってなってました。
13代目クラウンハイブリッドは、座面の後ろがピボットになってて、背もたれが倒れるだけ。こんなところも、コストダウンなんでしょうか。しかもシート後部はリヤトランクと室内を隔てる剛性の高いバルクヘッドがあるので、そんなに倒れません♥
因みに13代目クラウンハイブリッドのスタンダードパッケージはファブリック内装で、こんな感じ。
いまの時代だから、なんかオーナーの希望でシート表皮仕様もいろいろ選べる、なんてあったら良いなとも思うんですが、そういうことすると特別にオプション価格が跳ね上がっちゃって、現実的じゃないのでしょう。
これが1,000諭吉をはるかに超えるモデルだったら、それも可なのかも知れませんが、一般家庭用の量販タイプだとね・・・。
Posted at 2022/09/08 11:58:09 | |
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