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2024年06月18日 イイね!

大陸EVは値下販売競争をやめるべき。会社存続してこそ。

大陸EVは値下販売競争をやめるべき。会社存続してこそ。こんにちは(0 0)/
某大陸国家は、やるやると予想してたら今回もやりました。
EVは儲かる、よし起業だおれもやるぞおれもやるぞで、新興EV企業百花繚乱の事態が起こり、中央政府も地方政府もその勢いを統制出来ず、おんなじようなモノを沢山作るから販売価格ダンピングしての生き残り競争激化。結果、どんどん倒産していく。



もともと、例の鉄鋼だってそう。政府の振興策を後押しとしてどんどん鉄鉱石を掘り溶鉱炉にぶち込み製品造り、完全な過剰供給状態でこれまた販売価格ダンピング、海外に売ればと販路を欧米に求め、結果貿易紛争に発展。どんどん倒産。
過去、日本も同じような貿易紛争の根源になってたけど、大陸は現在進行形。


BYDは日本国内にディーラー拠点を増やしていく、ということですが、既存国内ディーラーとおなじ保証体系を提供出来るかどうかは全てこれから。
因みに20年前の大陸国内では、壊れるとだいたいAUDIもPASSATもユーザー全額負担でユニット交換が常識でした。「この場合はメーカー保証付かないのですか」って質問したら、会社の仲間「それは日本だから。こっちは違う」の答え。

私の頭の中にある不安は、その当時の某国内での記憶だし、ディーラー拠点の保証体系は日本人が考えているでしょうから違うんだと思いますが、どうなっていくのかこれから観察です。


EVのアップデートに関しては、後発モデルほど性能が良いものが出てるようなので、この過当競争で漏れた販売ルートに載せれなかった個体がうなるほど某国内各地の広大な空き地に捨てられたままだっていうことですが、既存のレシプロエンジン車には無い急激な開発ペースがどんどん時代に追い付かない低性能の中古車を産む状況は、お金持ちの人以外のユーザーにはちょっと躊躇する事態を作っていると、普通のサラリーマンの私は思っちゃいます。


これは、私が2013年の東京モーターショーで見た、当時EV開発途上のテスラの実車の撮影画像です。






















これのときのバッテリーは、床一面に乾電池タイプのパナソニック製バッテリーを敷き詰めてました。












今回、某大陸製BYDのシャシーは、こんな感じのです。





パネルバッテリーってなってて、重量物がこれだけ低い位置に敷き詰められるレイアウトだから、走行時の重心位置、安定性は試乗しなくっても推して知るべし、レシプロエンジンの腰高感を払拭する乗り味になっていると想像できます。


これが、車体下からカセット式にスッと、そっくり取り外せる方式になっているのかしら、そうなら整備性は相当良いものでしょうね。

でも、最近のEV新型車はシャシービルトイン型、なんていうのもあるようなので、これですとぶつけたり事故ったりで修復する際には法外な修理費になることが想像出来ます。

だから、壊れてもすぐ違う新車に買い替え出来る甲斐性のあるユーザーならそれも大歓迎と思いますが、家族みんなで一台だけ使う、それも10年以上長く大事に修理しながら使う、という大半の所得層には、敷居が高い感が否めないのです。


200系クラウンなんか、同じサイズのシャシーを非HVモデルと共用するので、駆動用バッテリーの据付位置は結構高いところにあります。


これが、非HVのクラウンアスリートの、リヤアクセル上部。




この、リヤアクセル直上位置に、更にM型のアングルを溶接して、その上に駆動用バッテリーは搭載されています。





因みに駆動用バッテリーが設定温度より熱を持ったら冷やさなければならないので、専用の空冷ファンが付いています。



これへの冷気は、車内の後部、サンシェードがある隣の穴から引き込みます。












それと、整備士さんの説明では、この位置にわざわざMアングルで摘まみ上げてる搭載方法はフレームから物理的に離されてて車体が振られた際は高い位置でのマスになるから機敏な動きを鈍くするんですけど、それはアクセル直上に載せることでモーメントの振れをなるべく抑制したいのと、一番は後方からオカマを掘られてリヤバンパーから荷室部分が潰れるほどの事故が発生しても、出来るだけ駆動用バッテリーに被害が及ばないようにとの考えからこのようになったとのこと。

なので、この空間とリヤボディ構造で、オカマ掘られたときの衝撃を吸収するとの発想なんだそうです。








確かに考えてみれば、万一の追突事故をも想定しておくべきという設計思想は、一般公道を末永く安心して使うという状況にとっては、ユーザー寄りの優しい発想です。


ただ一方、新しいレクサスISのHVモデルの場合、このバッテリーは後部荷室下方のもそっと後方寄りに設置されています。こちらは、より低い重心を追及して走行性能を高める方向での設計思想と思われます。
どちらが良いかはユーザーの考え方で変わりますが、そんなオカマ事故はそうそう起こらないとなれば、後者のほうが走りを愉しみたいユーザーには良いんでしょうね。




あ、ちなみにレクサスLC500hのハイブリッドシステムは、マルチステージハイブリッドと言って、高速時のギヤが増えているんです。



ここの赤い矢印のとこのギヤがあるお蔭で、シフトアップの際もATのようなメリハリのあるギヤラップが出来るそうです。



うちの子のハイブリッドシステムは、




マルチステージハイブリッドで追加されてるギヤが、有りません。
だから、低速→高速の2段だけです。




家族使いという点では、これのほうが優しいんですけどね♥
Posted at 2024/06/18 16:19:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 新技術開発 | クルマ

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「リヤアクスルキャリア、5リンク、各 再発注。 http://cvw.jp/b/712941/48516199/
何シテル?   06/30 12:28
2010年3月、GWS204クラウンハイブリッドを納車してから15年目に突入し、積算総走行距離100,000kmを達成、益々現役です。ノーマルの柔らかさに我慢出...
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