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Super Cityのブログ一覧

2011年01月18日 イイね!

KAWASAKI ZXR750H2(1990年型)の紹介画像①

KAWASAKI ZXR750H2(1990年型)の紹介画像①KAWASAKI ZXR750H2(1990年型)の紹介編-1/7

12~13年前まで、このスーパーバイク(現在のMoto-GPですね)レプリカを駆って、伊豆箱根、特に椿ラインとターンパイクに毎週末の早朝、出没していました。

← 右側フルフェアリングを外した状態のZXR750H2全景

車両のカラーがライムグリーンですから、当然人のほうもフルフェイスヘル・全身革ツナギ・ブーツ足先までカワサキファクトリーカラーのライムグリーンで固めて出陣していたので、バイクを知らない四輪の人はバッタかと思ったかも知れません。

FISCOのライセンスも取得し、スポーツ走行レベルですが頻繁に通っていました。然し、いつも一人で自走でしたので、第1コーナーの妙に粒のデカい敷き砂利にだけは突っ込まないよう気を付けていました。帰れなくなりますから・・・

クローズドコースでは無く十分に長い直線道路でアクセル全開で引っ張ると、約200km/h迄は一気に、その後だいぶ加速カーブが緩やかになって240km/hやや超位いがMaxな感じでした(その際、スピードメーターは250Km/hを超えています)。この200km/hから上の加速は、随分時間が掛かったのを憶えています。

箱根には低速のワインディングと高速コースと両方有り、特に箱根ターンパイクの大観山PAから元箱根へ向かうと、頂上からすぐのところに2**に達するほぼ直線の下りがあって、そこからのフルブレーキでは前輪が左右に揺れ出し・・・結構、楽しんでました。

でもある日、遂にその帰途上、ハイサイドで転倒し、・・・この日より2輪車の部は長期休業になりました。あれから10数年・・・

SuperCityの住んでいるマンションは最初から大型二輪を駐車出来ない規約なので、ZXR750H2は実家でずっとお世話になってます。この年末年始、やっと見に行く機会が出来ました。CRCをたっぷり吹いたZXR750H2は、時間が経った割りには綺麗でした。
でも、いろんなとこが錆びてる・・・(T_T)

と言う事で、みんカラ登録から1年越しですが過去車の紹介編を・・・。

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当時のスーパーバイクはフロントカウルの小型化によって、ヘッドランプも小径タイプを採用していました。
実際のレースシーンでは、スプリントでは灯火無し、8時間耐久レース等では片側1灯のみ搭載していました。
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'90年型モデルで一番特徴的なのが、この2本の金属製ジャバラホースです。これはエアクリーナーへ続くインテイクでは無く、走行中に新風をエンジンヘッドに送って冷却するためのものです。
3
KAWASAKIのDOHCエンジンは現行Moto GPの前身である世界最高峰のスーパーバイクレース参戦のため、当時高性能化で伝統的な2バルブから4バルブとなり、更に小型化・水冷化+強制空冷ファン、レース実戦ではその上に熱ダレ防止対策としてこのジャバラホースが追加されていました。
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レースシーンで装備された、エンジンヘッド冷却用の荒々しいステンレス製ジャバラホース。それがそのまま量販モデルに採用され、KAWASAKIファンにはたまらないプレゼントでした。
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ZXR750シリーズは画像のメーターパネルひとつ取っても、実にレーサーレプリカそのもののデザインを踏襲しています。
中央に大径のタコメーター、右側に小さなラジエータ水温計を配置(ZXR750は水冷エンジン)。左側のスピードメーターはレースでは搭載しませんが、このモデルではレース使用時に取り外せるよう考慮して、右の2つの計器とは分割しています。
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エンジン回転数12,000rpmからレッドゾーン表示のタコメーター。
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Max 280km/hフルスケールのスピードメーターは、輸出モデル専用。Super City は190km/hフルスケールの国内モデル純正品に換えて、こちらを取り寄せました。
レースの時には、このスピードメーターを取外して走るように考慮されています。
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ラジエータ水温計。
ハイチューンエンジンなので、水冷と言えども真夏には水温の上がるのが早い早い。この針が多少上に行くと、それでしょっちゅう強制空冷ファンがブンブン回ってました。

Posted at 2011/01/18 12:00:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | 愛車紹介あれこれ | クルマ
2011年01月18日 イイね!

KAWASAKI ZXR750H2(1990年型)の紹介画像②

KAWASAKI ZXR750H2(1990年型)の紹介画像②KAWASAKI ZXR750H2(1990年型)の紹介編-2/7

あの夏休み、ハイサイドで椿ラインの何でも無い下りコーナーでコケて以来・・・ZXR君はもう10数年もこの姿のままここに居ます(T_T)ゴメンネ
実は見掛けほどのダメージは無く、コケ現場からも自走で戻って来たのですが、肝心のSuperCityの肉体が・・・、右の鎖骨と肩甲骨の間接部分を骨折(T_T)☆イタイヨ


↑ フェアリングの無いフロントセクション近接画像

医者は、『もし少しでも現状から骨がずれたら、メス入れて手術ね♪』

バイク乗りの皆さん、今も無事2輪ライフを楽しんでおられるのが羨ましいです。いつか私もまた2輪の部を営業再開できたらと淡い夢を心の奥底に秘めております。

バイクはコケるのを怖がってばかりいたら走れませんが、骨折するならせめて、利き腕じゃ無いほうに出来ればしたほうが周囲の視線がまだ冷たく無いと思います。

1
フロントヘッドランプと計器盤周り。
エンジンヘッド冷却用の2本のステンレス製ジャバラから伸びる黒い樹脂製のパイプは、各々フロントカウルの2箇所のフレッシュエア導風孔に接続されます。
2
ステアリングヘッドから伸びる右側アルミ鍛造ハンドルには、フロントブレーキレバーやマスターシリンダー、ブレーキオイルリザーバー等が付いています。
こちらの青いパイプジョイントは、フロントブレーキ用オイルライン、ステンレスメッシュブレーキホースの接続ジョイントです。2本付いているのは、ここから左右のブレーキキャリパーに分かれているからです。
3
アルミ製ステアリングヘッドから突き出たボルトの先は、フロントフォーク/ショックアブソーバの減衰力をマイナスドライバーで調整するものです。
サーキット走行時、履くタイヤのコンパウンドや路面状態に応じて調整する事が出来ますが、一般道の場合はノーマルポジションホールドで充分です。
手前に有るオイルリザーバタンクはフロントブレーキ用。
4
右側ハンドルグリップ手元には、親指で操作するライトオンスイッチと赤いエンジンキルスイッチが付いています。
画像では解り難いですが、下に伸びるレバーは警告ホーン用。

・・・実際アクシデントで吹っ飛ぶ際は、エンジン切ってる暇も無く本人が居なくなるのですが・・・
5
ハンドルグリップエンドにはアルミ鋳物のエンドキャップが付いています。
これは転倒時、グリップラバーがぼろぼろにならない様、また路面で変に引っ掛かってフロントフォークに負荷が掛かり過ぎ無い様に、強度も適度に削れる様考慮されています。
6
左側ハンドルグリップ手元には、やはり親指で操作する、上からライトパッシングスイッチ、エンジン始動時チョーク、ハイ/ロービーム切替スイッチ、ウィンカースイッチ。

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ステアリングヘッド周り。

ガソリンタンクとの間に有る黒いステーは、フロントカウリング支持用。レーサーレプリカは純レーシングマシン同様、大きな風圧を受けるフロントカウルをハンドルに干渉させないよう、カウルステーをメインフレーム側に取付けています。
8
イグニッションスイッチ接写。
一番右のPポジションは、パーキングの事で、臨時にクルマを路上に止めておく際に、エンジン停止のままヘッドランプ/リヤブレーキランプを点灯させます。

Posted at 2011/01/18 11:32:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 愛車紹介あれこれ | クルマ
2011年01月18日 イイね!

KAWASAKI ZXR750H2(1990年型)の紹介画像③

KAWASAKI ZXR750H2(1990年型)の紹介画像③KAWASAKI ZXR750H2(1990年型)の紹介編-3/7

峠を走る2サイクル小排気量のバイク(敢えて、敵と言います)はコーナー入口の突っ込みと回り込みが早く、SuperCity号の様な車重200kg超の4サイクル大排気量車は、コーナー後半から脱出・加速で対抗します。

← 大きな燃料タンクに映える『ZXR』ロゴ

然し100馬力を上回るパワーですから、アクセルはじっくり慎重に扱い、1速2速で8,000rpm以上のパーシャル開度で進入しクリッピング付近からじんわり開いて行きます。このリズムをちゃんとやらないと、タイヤが持ちこたえられず一気にスリップダウンか、逆にハイサイドを招きます。

このモデルはエンジンを高度チューンして発熱量増加に対しては大型のラジエータ/循環ポンプ、クーリングファン等により冷却能力を高めています。

一方で、レースシーンにも対応可能な大径フロントディスクブレーキと 4Pot ブレーキキャリパーを純正装備する事で増加したパワーに対処していました。

1
ステアリングヘッド部分を側面から。
この頃のレース車両はエンジンそのものをボディストレスメンバーとして積極的に利用していますが、更に大断面の高強度アルミボックス製メインフレームで前後サスペンションを直線的に繋ぎ、極力フレームの捩れを抑える設計になっていました。
なお画面右下の大径ホースは、エンジン冷却用フルードをラジエータ循環するもの。
2
エンジン冷却用フルードの点検/補充用に設けられたジョイント/タンク。

・・・年月感じます(T_T)汚れてしまった・・・
3
上記タンクのキャップを上から見たショット。
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フロントホイール/タイヤ、アウターフォークケース、大径のダブルディスクブレーキにTOKICO製 4Pot ブレーキキャリパー。
フロントホイールは軽量化のため中空タイプのアルミ鋳造スポークホイールを履いています。
・・・いろいろ汚れや錆びが浮いてる(T_T)
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TOKICO製 4Pot ブレーキキャリパーの近接画像。アフターパーツのステンレスメッシュブレーキホースが良シス。
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BOXアルミメインフレームの上に搭載される大容量燃料タンクは、スチール製。転倒した際に破断/貫通孔などの衝撃に耐えられる様、軽量化よりも安全性を優先しています。
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こちらは水冷エンジン冷却用のラジエータフルードラインに繋がるリザーバタンク。幅の狭いレース用フルカウリング内に納めるために、潰して捻ったキント雲みたいな複雑な形状をしています。
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この黒いツマミは、エンジンのアイドリング回転数を上げたり下げたりするためのものです。キャブレター燃料供給方式の二輪用エンジンには、従来たいがい付いています。
最近のハイテクモーターサイクルには、有るか無いか解りません・・・
Posted at 2011/01/18 11:15:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 愛車紹介あれこれ | クルマ
2011年01月18日 イイね!

KAWASAKI ZXR750H2(1990年型)の紹介画像④

KAWASAKI ZXR750H2(1990年型)の紹介画像④KAWASAKI ZXR750H2(1990年型)の紹介編-4/7

このモデルを一目見てまず気に入った部分が、このフロントカウルから燃料タンクに大胆且つ荒々しく流れるエンジンヘッド冷却用の導風管です。
他社のレーサーレプリカが目立たないプラスチック成型部品で、或いは上品にデザインされたカウリングで市販車を造り込んでいるのに対し、抗うようにまるでレースシーンそのままのこんなデザインで売っちゃうところがKawasakiらしい。


↑ 上方より、ZXR750H2の燃料タンク上面全景

レプリカと言ってもエンジン内部は前シーズンのファクトリーレーサーに採用されたスペシャルカム等をそのまま搭載するなど、H1からH2へのポテンシャルはかなり向上していました。

1
ガソリンタンク上面。中央に大径の給油口、画面上部のタンクから伸びている2本のジャバラパイプはエンジンヘッド空冷用。
2
このステンレス製ジャバラパイプは、フロントカウリング前面からここまで伸びて来て、タンク上面の黒いジョイント部分に繋がれて終わります。この部分、タンクの上から下まで円断面のスチールパイプが貫通/溶接されていて、フレッシュエアはそのままエンジンヘッドに当たるのです。
3
ガソリンタンク上面のフィラーキャップ。
実際のレーシングマシンはここに燃料圧送ホースを繋ぎます。この市販モデルはそれ向けに改造も出来るようですが、一般ユース用にキャップが片ヒンジ式になっていて、カパって開きます。
この車体をレース用にチューンする場合はタンクそのものを換装しています。
4
フィラーキャップ接写。閉めた状態。
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フィラーキャップ接写。閉めた状態からこのキーホールカバーを跳ね上げ、キーを差し込んで右に回すとキャップが手前に開きます。
6
こちらはガソリンタンクエンド。アフターパーツのラバーは股間への衝撃緩和効果は全く無いです。

走行中は短い直線加速動作の間を除き、だいたいお尻はシートにどっかり座る事は無く、革ツナギを着た身体がここを常に擦ります。なので、タンク塗装が剥げてくるのを防止する効果のほうが高い。
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ZXR750の右側ボディ側面。
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上記画像のタンク下面、メインフレームとの間にかすかに見えているのが、このKEIHIN製キャブレターです。
わああ錆びてる、アルミボディが(T_T)

Posted at 2011/01/18 10:56:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 愛車紹介あれこれ | クルマ
2011年01月18日 イイね!

KAWASAKI ZXR750H2(1990年型)の紹介画像⑤

KAWASAKI ZXR750H2(1990年型)の紹介画像⑤KAWASAKI ZXR750H2(1990年型)の紹介編-5/7

'90年モデルのH2。SuperCityが購入した車体は国内販売モデルで、カタログ上の数値は当時規制値上限の77馬力ですが、'88年発売のH1に比しカム周り中心に大幅な改良が施されており、専ら排気系統の径を絞る事で最高馬力を抑えていました。

↑ ZXR750H2 の燃料タンク周り近影

持てるパワーを開放すべく、早速Kawasaki 輸出用のCP・リミッターカッター、排気側も当初、Kawasaki 輸出用4-in-1マフラーを、280Km/hフルスケールスピードメーターも輸出用を注文。
また前後油圧ブレーキラインはステンレスメッシュホースに交換。

でも、メーカー純正マフラーは排気音が静かで、且つ重量もかなり有るため、早々にBEET-NASERT-Rチタン製4-in-1マフラーに変え、これらを装備した上でのパワーを計測台のあるショップに持ち込み計測したところ、後軸で実測102馬力を確認出来ました。

1
中央の大きいクロームボディの部分はトランスミッションケース。上の白いタンクはラジエータフルードリザーバー、その下はクランクシャフトエンド。
この頃のエンジンは、各社とも発電機/スターター等をエンジンシリンダーの後背部に背負っています。
エンジンオイルはこの中央の黒いキャップから注入、最下部の小窓はオイルレベルをチェックするためのもの。
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KAWASAKIのDOHCエンジンは現行Moto GPの前身である世界最高峰のスーパーバイクレース参戦のため、それまでのカワサキエンジンの伝統的な2バルブから高性能化を図り4バルブに変更、更に小型化・水冷化+強制空冷ファン装備で強化していました。レース実戦ではその上に熱ダレ防止対策としてこのジャバラホースが追加され、その全てがこの市販モデルに反映されました。
3
大面積のラジエータ後方に装備された強制空冷ファン近影。
4
綺麗なカーブを描くパイプはチタン製のエキゾーストマニホールドです。カタログ上の数値は当時規制値上限の77馬力でしたが、パーツとCPを交換するだけのライトチューンで実測102馬力を記録しました。
・・・ボルト、錆びてるし(T_T)
因みに潤滑オイルには二硫化モリブデンを注入し、シリンダー内壁にも刷毛で塗り込んでいました。ミッション/クラッチ類と一体の潤滑系統ですから滑るかなと心配しましたが、そんな事は有りませんでした。
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ラジエータの下方には、これまた大きいオイルクーラーが純正で装備されています。
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オイルクーラー接写。
7
BEET-NASERT-Rチタン製4-in-1マフラーは、エンジン下部でエキゾーストマニホールドが1本に集約されます。ジョイント部分にはスプリングが配され、脱落防止が図られています。
このジョイント部分だけはチタンで無くスチール製なので、赤く錆びてしまいました・・・
8
エキゾーストマニホールドのジョイント部分。

Posted at 2011/01/18 10:31:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 愛車紹介あれこれ | クルマ

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「この時期、車内の湿気取りはマストで御座います http://cvw.jp/b/712941/48488057/
何シテル?   06/15 19:14
2010年3月、GWS204クラウンハイブリッドを納車してから15年目に突入し、積算総走行距離100,000kmを達成、益々現役です。ノーマルの柔らかさに我慢出...
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