
お早う御座います♪
昨日のブログに引き続きまして、大黒PAで出有った素敵な国産車の激写シリーズ第二段で御座います(^ ^;
このクルマは、Super City が子供の頃、学校の帰り道の青空駐車場で、ひと目見て惚れこんでしまった国産屈指のスポーツカー、TOYOTA2000GT。
あの日を境に無類のクルマ好きになり、以来40年近く、クルマといつも一緒に生きて参りました。
今回、再びあの憧れのクルマに出逢い、40年前のあの日に瞬時にフラッシュバックしていました。
お天気がどんよりな日でしたので、本来このクルマが持つボディの美しい色合いは捉える事が出来ませんでしたが、あの日の感動をお伝えしようと、少し多めの画像を撮ってしまいまちた(^ ^;
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TOYOTA2000GT。
このモデルは、フロントグリルと同じ高さの左右に大径のフォグランプを備えた初期のものです。
オーナーさんに撮影をお願いしたら、どうぞどうぞ!って、快くOKを戴きまちた!
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MC後の後期モデルでは、フロントグリルの上下幅範囲内に径を縮めた小型のフォグランプに変わりました。
因みに Super City は、子供の頃にリアルで見たこの初期モデルのデザインが好きなのでつ♪
(@v@)/
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普通に大量生産でクルマを作る1メーカーが、50年近く前に、こんなに綺麗なボディに架装された高級グランンドスポーツカーを世に送り出してたなんて・・・。
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ボディのどこを探しても、直線が有りません。
綺麗な曲線と曲面で、全ての部位が繋がり、全体として美しい工芸品を完成させています。
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美しいクォーターウィンドウの造形は、当時欧米の自動車メディアに、アジア女性に特徴的な上方に切れ上がったエキゾチックな目をもじって『チャイニーズ・アイ』と評されたと、昔どこかの雑誌記事で読んだ事が有ります。
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さあ~て、ここからがメインイベント。
TOYOTA2000GTのボディデザインで一番美しいところは、この角度からのリヤセクション。
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当時、リアルにこの衝撃的なクルマのデヴューに遭遇した大人達、自動車ファンは、このただ文字ロゴだけのエンブレムに憧れたのでしょうね。。。
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当時国産では他に類を見なかった、センター独立2本出しのマフラーエンド。タイコも美しい造形に磨きを掛け、フィニッシュはクロームメッキ仕上げです。
これはまた、オリジナルを良く維持されてます。
当時、こういうところにこれだけの手を加えてある大手自動車メーカーのプロダクトモデルって、この2000GTくらいではないでしょうか。
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・・・惚れ惚れしまつ。(0 0;
現代のクルマに、一般的な大量生産を主たる生業とする自動車メーカーのクルマに、これ程美しいクルマが有るでしょうか。
え?ジャガー?・・・アストンマーチン?
あれはいわゆる少量生産の超高級車を1台1台手作業で作り込む、フェラーリと同様のカスタムビルダーでつ。
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・・・お気付きの通り、このクルマのバンパーは車幅いっぱいに寝そべる現代のクルマと違い、衝立の様にナンバー脇から2本突き出しているタイプです。
低く薄く、でも微妙な曲線で繋がるリヤゲートエンドから下のデザインを美しく魅せる、当時のスポーツカーデザインを反映しています。
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大径2灯タイプのリヤコンビネーションランプ
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はい、次はここ、ココ。
DB1にも勝る、TOYOTA2000GTならではの究極のラインが、ここに有ります。大事ですよ、ここ期末テストに出ます。
・・・皆さん、逝ってしまいまちたか(爆
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この角度からの画像は、珍しいですよ。
これ、どうしてもご紹介したかったのですが、TOYOTA2000GTのフロントウィンドスクリーンはまるで航空機のコクピットの様に、大きくAピラーに回り込んで居るんです。
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オリジナルのホイール。
このプロファイルには時代を感じます。
↑こちらが、フロントホイール。
↓こちらは、リヤホイールでつ。
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前後に長大な、当時としては国産最大排気量の直列6気筒DOHCエンジンを搭載しながら、極限にまで低く抑えたフロントセクション。
エンジンフードの中には、
ヤマハの手になる、美しいブラック焼結塗装に削り出し文字装飾のカムカバーや、エキゾーストパイプなどが♪
当時、垂涎の3M型スポーツタイプエンジン。
こんなパワフル且つ機能美に溢れた巨大な直列6気筒エンジンが、こんな美しいボディに納まっているなんて、それだけで、走らせなくても素敵でつ♪
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サイドには、特徴的な逆三角形をした、『TOYOTA2000GT』のエンブレムが♪
当時、若者もオサーンも、このエンブレムに憧れたのでしょうね。
因みに Super City は、ネコ出版社がこのクルマの写真集に付録で付けてた復刻盤のエンブレムを、今でも大事に持っているんでつ♪
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では、このクルマの更に細かい部位をチェックして逝きたいと思います。
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いや。。。。(><;
この角度、ホント何度でも惚れ惚れします。
もう、一日中眺めてても飽きないデザインとは、いったいこれ以外に有るのでしょうか。。。
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こちらはクロームメッキ処理された、オイルフィラーキャップで御座います。
更に更に、近付いてみましょう。。。。
ここから、前のほうにズズ~っと流して逝きたいと思いまつ♪
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細く長くデザインされた、このクルマだけのカタチをしたドアオープナーでつ。
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たぶん、たぶんですけれど、このワイパーもオリジナルなのでしょうね。
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エンジンルームの熱気を上方に抜けさせるためのシャークデザインエアアウトレット。
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こういう部位って、旧車ですととても錆び易く、メンテナンスは大変だと思うのですけれど、こちらのオーナーさんはしっかり綺麗に維持されていますね。
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これも、懐かしいです、ロケットタイプのフェンダーミラーなんて、いまじゃもうほとんど見掛けませんね。
この日は外装だけの撮影で、内装までは逝かなかったんですけれど、実はこのTOYOTA2000GT、内装パネルなどの仕上げも凄いんですよね!
こんなクルマ、現代にはもう造られる事は無いのでしょう。。。
またこんど、クラハイ君と一緒に大黒PAにお邪魔したいと思います!
おわり!(><;/