●ココぞとばかりに5作品を一挙にご紹介(笑)
以前から探していた大好きな作品の「ダーティハリー」、
全部で5作あるのですが単品で揃えるのも何だしなぁ(苦笑)と思い、
(中古だと大抵バラ売り)
セットモノが無いか探していたのですョ、
そしたら運良く中古で(爆)こんなのが手に入りました、
(1作ずつ買うよりも安価でした・嬉)
ワーナースペシャルパック5枚組なる「ダーティハリー」シリーズ、
ひとつ残念なのは日本語吹き替え版が入っていないコト・・・(涙)、
ハリー役のクリント・イーストウッド氏の吹き替えは故山田康雄氏がされていました、
ルパン役でもお馴染みの声優さんですね、
ハリー役の声は山田氏以上のかたでは考えられないくらいのハマり役だと思います、
さて、そんな「ダーティハリー」はイーストウッド氏の代表作でもアリ、
5作もシリーズ化されるくらいの大人気、
しかし当のイーストウッド氏は「新作を演じる際に前の作品は見直さない」と、
「ハリーも時が経てばソノ時ソノ時でイロイロ変わるだろう」と、
上の本のインタビュー集でそうハナシています、
そして別の作品のオファーがあった時のコトですが、
(イーストウッド氏本人は演じるつもりだったが周りからは止めろと言われたそう)
「自分向きの作品とは何だ?44マグナムを死ぬまでぶら下げて歩けと言うのか!」と、
ハリーを否定しているワケじゃないのですが、
イーストウッド氏は御自身が演じてみたい役、
興味のある物語や脚本の演出や監督をドンドンやりたいそうで、
いつまでもイーストウッド=ハリーのイメージに固執したくない様なコトを言われていました、
ですが・・・やはりクリント・イーストウッドと言えば、
ダーティハリーことハリー・キャラハンですよね(笑)、
前置きが長くなりましたが(いつもそうだ・汗)今回はそんなダーティハリーを、
「クルマの映画」としてピックアップします!!
●まずは初作(1971・昭和46年)
実際に起こった猟奇連続殺人事件をモチーフにした物語だそうです、
カーアクションとしては序盤、
銀行強盗現場に偶然居合わせたハリーが逃亡する犯人に向かって発砲、
逃走車は消火栓をなぎ倒して派手に横転します、
車種は’66年型のフォードギャラクシーでしょうか、
次は物語のラスト近く、
猟奇殺人犯がスクールバスをジャックします、
ソコへ橋桁から飛び降りる吹き替えナシのイーストウッド氏ご本人!!(驚)
コノ後犯人がバスを蛇行させハリーを振り落とそうとしますがココも本人のようです(汗)、
今では貴重なワーゲンのかぶと虫に容赦無く体当たりします、
最後は採石場(?)の砂山にバスを突っ込ませハリーは落車してしまいます・・・、
と言うのが1作めのカーアクションシーンです。
●2作め・・・私的には最高傑作のハリー(1973・昭和48年)
行き過ぎた正義・・・警官が悪人を処刑してしまうと言う(汗)のがストーリーの主軸、
冒頭、白バイ警官が乗るモトグッツィV7が怪しいクルマを停車させソノ後射殺(恐)、
「悪人」と呼ばれる奴らを次々と暗殺していく白バイ警官は全部で4人います、
ピンクの改造したキャディラックの悪者も射殺されてしまいます、
別の事件の捜査して犯人の足がかりを掴み掛けたハリーが、
左のクルマを挑発します(笑)、
左は’70年頃のキャディラック、右はハリーの乗る・・・なんでしょう?(汗)
ソノ後潜伏先で上のキャディラック犯を逮捕しようと、
吹き替えナシ!!でボンネット上に飛び乗るハリー、
バックからのスピンターンで振り落とされそうになります(滝汗)、
ハリーはソノ後振り落とされてしまいますがコレはラッキー(?)で、
犯人はクレーン車らしきのブームに突っ込んでジ・エンド(汗)、
エンジンが高回転で唸り上げている音が生々しいです、
そして先述の白バイ警官一味からハリー本人が狙われます、
青いクルマがハリーですがコレも車種は・・・?(苦笑)
今では高価になったワーゲンバスに突っ込み画面外へはじき出します、
怒り狂ったのか(?)ハリーはクルマをUターンさせ追走してくる白バイに体当たり(恐)、
ソノ後船着場へ到着してクルマを乗り捨て大きな貨物船らしき内部に侵入、
別の追っ手の白バイ警官を始末して(汗)白バイを奪います、
エンジンがナカナカ掛からずのシーンです、
車種はトライアンフでしょうか?
イーストウッド氏本人のライディング、
コノ後大ジャンプして転倒しますがココは吹き替えのようです(当たり前か)、
右で転倒しているのがハリー、
追っ手の白バイ警官は勢い余って海へドボン・・・、
4人の白バイ警官を始末したハリーはクルマの元へ戻りますが・・・、
ハリーの上司(実は黒幕)がハリーを脅迫します、
「私とキミのハナシのドチラを信用するかね?」
しかしハリーは・・・、
車内にあった自宅のポストに仕掛けられた時限爆弾のスイッチを入れます(汗)、
上司はハリーからクルマを奪い警察署へ戻りウソをハナシてハリーを陥れようとしますが、
ハリーの見送る先で大爆発のジ・エンド、
カーアクション・バイクアクションたくさんの2作めです!!
●カーアクションほとんどない(苦笑)3作め(1976・昭和51年)
冒頭ブロンドの美女がコルベットのオープン男子にナンパされますが、
「お呼びじゃない」と(笑)、
次は説得に応じない立てこもり犯に向かってクルマを突っ込ませる(汗)ハリー、
白煙巻き上げて突っ込むセダンはなんでしょうね?(調べろョって・笑)
そして犯人グループが市長を拉致しようとミサイルランチャー(!)をブッ放しトラックに命中させるシーン、
トラック(トラクターヘッド)はピータービルトでしょうか?
以上、クルマ関連シーンはこんな程度、
物語的にもチョットハリーらしさが無い(?)3作めでした。
●イーストウッド氏自ら監督した4作め(1983・昭和58年)
レイプされた過去を持つ女性が今回の主役になるという異色作、
(演じるはソンドラ・ロックさん・・・イーストウッド氏の愛人だったそう・汗)
女性のクルマはコノ銀色の2ドアクーペですが、
ポンティアックでしょうかね・・・?調べたんですケド分からず仕舞いでした(苦笑)、
物語中盤で不良グループに狙われるハリー、
ハリーは右の茶色いセダン(車種?)左は不良のシボレー・・・?
火炎ビンを投げ込まれ車内火災になります(汗)、
ココも吹き替えナシでご本人の運転、
ソノ後クルマを停車させ割れずに残っていた火炎ビンの1本を向かってきた不良のクルマに投げつけます、
コノ後海へ転落します、
コノ3作めは端々に珍しいクルマが映っています、
サーブ・ソネット、
マツダのロータリートラック、
左の20系カローラクーペ、
他にも探すと結構面白いクルマがあったりします(笑)、
本編に戻りまして別件の逃亡犯を追うハリー、
犯人はハーレーのトライク(サービカー)を盗みます、
ハリーは老人ホームのバス(笑)で追い掛けます、
バスの運転はイーストウッド氏がやられてる様です、
最後に花壇らしきトコに突っ込んでコノ件は一件落着、
4作めのカーアクション関連はこんなカンジです。
●5作め・意外に派手なカーアクション(1988・昭和63年)
冒頭からいきなり狙われるハリー、
トランザムに行く手を阻まれ後方もガードされてしまいます、
コノ後ハリーは前後にクルマをプッシュしながらの銃撃戦となります、
今作は殺人ゲーム的な内容でイロイロなヒトが狙われます、
2代めのコルベットのラジコンを犯人が走らせ・・・、
標的のクルマの下へ潜り込ませると・・・、
ドカン!!(滝汗)
メルセデスは木っ端微塵です、
そしてハリーも狙われます、
サンフランシスコの急坂道をジャンプして行くラジコンのコルベット、
前方にハリーの乗るセダンが走っています、
ハリーの乗るビュイック・・・’87年型エレクトラ、でしょうか?
シャシー底面にブ厚い鉄板が溶接されています、
ジャンプして底打ちしてしまう為の対策でしょう、
犯人はシボレーモンテカルロ’78年型?
やはり底に鉄板が貼ってありますね、
とにかくスゴい大ジャンプなんです、
ココは必見のシーンでしょう、
最後、行き止まりの路地に追い込まれて絶体絶命のハリー(と同乗の相棒刑事)、
ラジコンがハリーのクルマの下に入り犯人が爆破スイッチを押した瞬間、
ハリーはアクセル全開でバックさせラジコンをエンジンの下で爆破させ被害を抑えました、
クルマの前部が大破しましたが客室は無事、
相棒は破片で大怪我してしまいましたが一命は取り留めました(ほっ)、
5作めはシリーズ中イチバン短い91分の作品ですが、
上記のサンフランシスコの坂道を大ジャンプするアクション等、
見ドコロは多いと思います。
●ハリー大好き(笑)
ダーティハリーを初めて見たのは小学高学年だったでしょうか、
(ドレを初めに見たかは覚えてません・汗)
映画好き・イーストウッド氏大好きな母(笑)からの薦めでした、
特に4作め・・・コレのハリーがスゴくカッコ良かったとコドモ心に思いました、
そんなシーンがコチラ・・・、
シリーズ唯一の「.44オートマグ」を片手にシルエットで登場!
今作の悲劇のヒロインを救おうと独り立ち向かいます、
190センチを超すと言う高身長のシルエットがカッコ良さを倍増させますね、
コレで私もハリーを好きになりました(笑)、
私にとってダーティハリーはそんな作品です!!
それでは、また次回に!