●今回はクルマではなく、バイクの映画です
まず初めにお断り(?)、
今回のブログの内容で一部ツッコミやダメ出し・批判(?)等々散見されるかと思いますが、
私のコノ作品に対する「愛」だと解釈していただけると幸いです(笑)。
●真冬の今、真夏の映画を(苦笑)
今回のお題は「夏美のホタル」、
公開時、地元及び近隣の映画館(全部で4つ)でドコも上映せず・・・、
地上波でも多分まだ放映されず(?)、
新品のDVDを買ってまで見たいとも思わず(苦笑)、
と、思っていたら、中古が売っていたので購入しました、
私の地元南房総を舞台にしているのに千葉県の映画館で上映しないのはねェ・・・(苦笑)、
そう言えば主演の有村架純チャンの「ビリギャル」も近場では上映しなかった(汗)、
結構ヒットしたのにね、
で、ビリギャルはテレビで見て、
「ナラタージュ」見ましてね、
私最近カノジョ好きですわ(爆)、
そんなカノジョがバイクに乗って、南房総走るなんて、
コレは見とかなきゃ!と思ったのですが、
先述の様に積極的にまで見たいとは思ってなかったのですョ(汗)、
でも、見て良かったです、
では、私的解説(?)ツッコミを書いていきます。
●南房総が舞台
地元お住いのかたなら、
これだけでも見る価値は少しはあるカナ?と、
大山千枚田、養老渓谷、小湊鉄道(月崎駅)、久留里街道・・・、
見たコトある場所ですが(苦笑)、
ツーリングで良く走るエリア内ですから、
「あぁアソコね」みたいな親近感がとってもあります、
コノ作品のファンのかたは舞台になった商店とかも訪れている様ですね。
●主人公の愛車を分析
主人公(夏美)は有村架純チャン、
ヤマハSR(たぶん400)に乗っています、
押しているのもカノジョ本人です、
以前ドコかのブログで「有村架純チャンはバイクに乗れるみたい?」的なコトを記述しましたが、
ソイツは間違いでしたのでココで訂正します、スミマセン、
特典映像に「免許持っていない」とありました(汗)、
ライダーの吹き替えを行ったのは右の古澤恵嬢、
レースクィーンやモデルもやられていてスタイル抜群のかたですね、
で、エンジンの掛け方を教わりますが・・・、
(SRはキックでエンジン始動します・セルはありません)
やってもうたの「ケッチン」です(汗)、
「いてっ」と静かにつぶやきますが相当に痛かったと思います(涙)、
大きなアザは本編ではメイクで隠してありますが、
良く見ると分かります(爆)、
そんなSR、タンクは初期型カラー(右上に凹みアリ・笑)
シートは社外のトラッカー風、テールランプも社外品、
ハンドルも交換していますね、
(結構なアップハンです・カッコ良い)
サイドカバーを外してバッテリーレスになっています、
ドラムブレーキなのでキャブ車(パワフィルに交換)ですね、
(インジェクションは2007年~)
SRはディスク(1978年~)→ドラム(1985~2000年)→ディスク(2001年~)と
ブレーキが変更になっています、
そこから推測すると’90年代の車両をベースにして、
2000年あたりに流行ったストリート系・トラッカー・スカチューンを施した、と言ったトコロでしょう、
元は夏美のお父さんの愛車ですから、
時代的にはピッタリでしょう、
でも、車検のステッカーがナンバー左上に貼ってないのは減点しましょう(笑)。
●私canon的視点として「カメラ」
主人公夏美はプロカメラマンを目指す写真学科の学生と言う設定だそうです、
そんなカノジョの愛機は・・・「ニコンF3HP(ハイアイポイント)」、
画像ではチョット分かりにくいと思いますが「Nikon」の「n」の斜め下に「HP」と書かれています、
ニコンの(当時の)フラッグシップ機種である「F3」はファインダー交換可能で、
「HP」はファインダーの倍率が通常より大きくなっていて、
眼鏡使用のかたでも見やすくなっているのが特徴です、
「F3」は1980~2000年までの長い間生産されたロングセラー、
プロや報道カメラマン・アマチュアに愛され、
私みたいな庶民は(苦笑)憧れの1台ですね、
(Canonだと「F-1」に相当する高級機です)
そんなカメラを架純チャンは使っているのですが・・・、
当然フィルムカメラなのですが、まぁ良く写すコト(苦笑)、
フィルム代が心配になります・・・、
で、(マニュアルフォーカスですから)ピント合わせはやっているのですが、
シャッター速度や絞りは調整していない・・・?(汗)
写っているか心配になります(汗)、
結構な暗闇でも撮影したり(コノ時は少しシャッター速度を遅くしているのが音で分かる)、
水面を写したり・・・(反射を抑えるPLフィルターを使っていない様な?)、
と、気になるトコロ多々あるのですが(あり過ぎか?苦笑)、
イチバン気になるのは・・・、
どうやって持って来た?引き伸ばし機、
(写真を焼く為の機械です)、
カノジョは「SR」で「思い出の地」へ来て、近くの商店に居候するのですが、
引き伸ばし機・・・どうしたんだろう???(苦笑)
そんな居候先で暗室作業(写真を焼いて現像する)までやってしまいます、
現像液→定着液に写真を浸すシーンです、
(こうした液剤をどうやって持って来たの?笑)
私、中学時代写真部でこうした作業をやっていたので(素人レベルですが・汗)、
感光しない赤い照明も(古い映画やドラマではお馴染みですね)、
水洗いして写真を乾かすのも良く分かる、
干す為の洗濯バサミは「木製」のを使っているのは◎ですね、
フツーのピンチではギザギザが印画紙に跡が付いてしまうのですョ(経験者・笑)、
木のピンチなら優しく挟むので跡は付きません、
そう、ココの一連はダメ出し的なトコロ、
夏美がF3使うのはまだともかく(学生にはチョット高い様な気はします)、
シャッター速度が、フィルターが・・・細かいトコロも良しとして(?)、
引き伸ばし機やら暗室作業に使う道具等をどう運んで来たか?
ナゾが残ります・・・、
夏美の彼氏が後から居候先へ来るのですが、
引き伸ばし機みたいな大荷物は持っていなかった???、
分解すれば多少は小さくなりますが、
旅先に持って行くカナ?(笑)
・・・持ってきたんでしょうね、そういうコトにしましょう。
●イロイロ書きましたが良い作品です
大恋愛モノでもないですし、
事件や大掛かりなアクションがあるでもない本作です、
懐かしい(と多くの人が思う)場所だったり、
主人公とソノ周りの人(居候先の親子や彼氏等)との何気ない日常的な、
そんなやり取りがメインの作品ですが、
ココロのドコかに残るなぁ・・・そんな思いをしました、
映画館で見ていたらDVDは買わなかったでしょう(苦笑)、
たまたま中古品があったから買っただけの作品ですが、
(失礼な言い方でスミマセン)
南房総の魅力、
SRの魅力(音がキチンと入っているのが良かったです、違うバイクの音に吹き替えていないのは○)、
架純嬢の魅力、
「おばぁちゃん家に来たみたいでリラックスして撮影しています」みたいなコト言われてます、
とっても良い表情しておりますね(笑)、
そんなトコロが良かったと思う鑑賞でした、
でも、イチバンは・・・、
「いてっ」でしょう(笑)、
カノジョはとても痛いを思いをしましたが、
私としては素のカノジョを見た気がしてDVDを購入して良かったと思いました、
バイク乗り・SR好き・南房総在住のかた・有村架純チャンお好きなかた等々なら、
1度見てみるのも悪く無いと思います。
それでは、また次回。