2012年07月06日
フルエアミックスエアコン考察 その2
先日のブログで、フルミックスエアコンについて触れると、皆様からの予想外の反響に驚くと共に、貴重な様々なご意見・情報を頂く事が出来、大変感謝しております。。
さて、今回は「エアコン使用時の省エネ運転」についてのブログを書く予定をしておりましたが、急遽変更して皆様からご教示頂いた知識の中で、以下の件を総括を致します。。
テーマはコメントを頂いた中で、「フルエアミックスエアコンの由来」についてです。。
この案件については私も再調査をしましたが、自動車業界で普通に使われる意味合いとしては、しょういちごうさんや、サンバリアンさんから頂いたコメントの通りだということが判明致しました。
それは現在のカーエアコンの殆ど全てが冷気と暖気を混ぜて温度を決定して使用する方式だと言う事、そしてそれが世間一般的に「フルエアミックスエアコン」と呼ばれていることです。。
仕組みとしては、冷蔵庫と同じくコンプレッサーで冷媒を圧縮し、コンデンサで冷媒を液状にしてエバボレーターへ送り込み空気を5℃まで冷却する・・・・
そしてそこで出来た冷気にラジエーターからのエンジン冷却水の熱を元に作られた90℃の熱気をヒーターコアを通してミックスして使い、温度を調節する・・・・と言う事です。。
せっかく冷やした空気を温水ヒーターで暖めた空気と混ぜて適当な温度にして放出する・・・・
全然エコなシステムじゃないけど、これが現在のカーエアコンの現実であり、「フルエアミックス」の原点みたいです。。
ではどうしてスバルコールは私に前回のブログのようなコメントをしたのでしょうか。。。
本当のことは判りませんが、スバルコールに「嘘を教えただろう」と苦言を言う気もさらさら有りません。。
そこで新旧のカタログを比較して見ると。。。。。
旧型
パンフレットにエアコンはフルエアミックスだと謳っています。。
新型
パンフレットから「フルエアミックスエアコン」の表記が消えて単に「エアコン」のみの表示。。。
さらに・・・
装備表には旧型は(左)には、「フルエアミックスエアコン」の表示が・・・・・
しかし、新型はなんと「マニュアルエアコン」という一般的な表記が使用されています。。。
新型サンバーも「フルエアミックス方式に違いないのにダイハツからのOEM供給を受けた途端に表記が消える・・・・・。
ならばスバルとしてはやはりコールセンターの強調する「寒冷地で足元の様々な方向から暖気が出て直ぐに暖まるエアコン」を売りにしたかったので、「フルエアミックス」の名前を独自に「頭寒足熱」とリンクさせて今まで発売し続けたのでしょうか???
謎は深まるばかりです。。。。。
またこの辺の情報をご存知の方はご教示ください。。。
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愛車サンバーのお話し | 日記
Posted at
2012/07/06 00:21:50
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