2013年11月02日
スバルファンが見たホンダ・フィットがもたらしてくれた希望の光。
今日は自分としては珍しく、オフロードやクロスオーバー4WDではなく、コンパクトカーのフィットについてテクニカル本で研究してみました。。
画像左がすっかりお馴染みとなったフルモデルチェンジ前のフィト、画像右が今夏デビューした新型フィットです。。
誰にでも受け入れられる、女性的な優しい顔をした旧型フィットに対して、新型は精悍な顔つきに変更されています。。どちらかと言うと女性よりも男性寄りのデザインといえるでしょう。。
「可愛さ」を払拭した分、新型の方が高級感が有るデザインに見えます。。
そんなフィットの目玉グレードはなんといっても「ハイブリッド」ですね・・。
フィットの好敵手はトヨタのアクアであることは言うまでもありません。。
ここで特筆すべきはそれまで燃費チャンピオンだったアクアの燃費がJC08モードで35.4kmだったのに対し、フィットの下位グレードは36.4kmとついにコンパクトカーの燃費記録を更新したことです・・。
標準グレードでも33.6km・上位グレードでも31.4kmをマークすることは驚異的な技術革新だと思います。。
で、何が凄いのかというと・・・。
アクアのハイブリッドシステムがTHSⅡ(2モーター並列方式9なのに対してフィットのハイブリッド駆動方式は、我等がスバルが誇るXVハイブリッドと同様の1モーター直列方式・・・。
つまりアクアが解かり易く言うと「全ハイブリッド」なのに対しフィットは「なんちゃってハイブリッド」と揶揄される「簡易ハイブリッド」な訳です。。
システムも高価で、長時間モーターだけで走り続けることが出来る「全ハイブリッド」の方が誰もが優位で、起動時からモーターとエンジンが一緒に回る「簡易ハイブリッド」は燃費面で勝ち目が無いとするのがそれまでの常識中の常識でした。。
なのでメーカーも「簡易ハイブリッド車」の価格は安く設定し、「全ハイブリッド車」は高価な車として位置付けられていました。。
その常識を覆し、「なんちゃって」と揶揄されたシステムで「本物」と位置づけられていたアクアに勝ったホンダの技術は驚愕としか言い様がありませんね。。
まさに先進のトヨタ(ウサギ)が地道に自らの技術を信じて歩いてきたホンダ(亀)に追い抜かれた瞬間とも言えますね。。。
まぁ、トヨタがこのまま指をくわえて黙っているとは決して思いませんけど・・・。
さてさて、我等がスバルファンのXVハイブリッドもそんなフィットと同様のハイブリッドシステムです。。
XVハイブリッドのJC08モード燃費は20.0kmとまだまだ開発途上を思わせる数値ですが、ホンダの偉業が良い刺激になり、さらなる燃費向上に繋げて欲しいと思います。。
「ハイブリッド」を名乗るのなら、たとえ1mでも燃費を向上させるのがメーカーの宿命であり責任だと思います。。
これからも日進を続ける自動車の技術分野から目が離せませんね~。
今日はスバルDラーに行くと、画像の様なレガシーの50周年記念冊子を配布していました。。
そしてレガシーはさらに北米向けに大型化し、代わりに日本ではレガシーの代わりの新型車、レヴォーグが発売されると発表されていました。。
実車の発表は「東京モーターショー」らしいです。。
スバルも益々変化していくみたいです。。。
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Posted at
2013/11/02 22:11:07
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