さてさて・・・
気が付けば「ユーロ乗り鉄」からもう1ヶ月以上経ってしまいました。
記憶が段々薄れていきますので、ルポを進めます。。
フランクフルトからIC特急列車でハンブルグクに到着し、駅前の「インターシティホテル」にチェックイン後は鉄ヲタ究極の目的地である鉄道模型店へと脚を進めます。
「インターシティホテル」に泊まると、トラム&地下鉄の無料1日乗車券が貰えてお得です。。
ハンブルクの街は古典的な建築物と、近代的なビルが共存する明るい街です。。
マクドナルドのハンバーガーの中身も日本と少々違うようですね~。
お~
アウディのA1がごく普通に走っていて感激です。。
どの車も見る車は殆どが最新型で、ドイツ人ってお金持ちなんですね~
駅前に出ると、何やら大規模なデモが行われていました。
日本で言うところの「TPP」の反対デモ行進の様です。
そりゃまぁ、自国の農業&食料を守ろうと思えば経済を最優先した仕組みのTPPに反対するのは何処の国の国民でもごく自然の流れでしょう。。
気が付けば日本のお米は全て海外から輸入していて日本から田んぼが消えていたという最悪のシナリオも無きにしもあらずですからねぇ。。
まさに外圧による静かな兵糧攻め・・・
参加するならよほど舵取りをうまくしないと、国家の弱体化に繋がりかねませんからね~
それにしてもドイツ国民の本気度は凄いです。
このデモ行進、先頭から最後尾までの長さは推定3km・・・
日本ならこの様に一般市民はあまり参加せず、プロ市民が大半でせいぜい長さも500m程度でしょうかね??
こんなところでもお国柄の違いが歴然と現れます。。
・・・てな政治的なお話はこの辺にして・・・
お目当ての模型店に着いたのですが・・・・
日曜日は「Closed」・・・
日本人な私は鉄道模型のお店が掻き入れ時の日曜日がお休みだなんて考えも及びませんでした。
休日閉店を知らなかった同類が居ました。。
私と同じ外国人かしら。。
お国変われば考え方も変わる・・・・
ですが、ドイツの普通のサラリーマンな人は、休日以外に、いつどの様にして鉄道模型を購入するのでしょうか・・・
折角日本から来たのに、そのガッカリ度はハンパじゃありません。。
仕方ないので、「みんカラ」の車ネタ用に道行く車をウオッチング・・・
この「スマート」、結構街中で見掛けます。
・・・という事は、日本の軽自動車をドイツで売ったら購入者もそこそこ居るのではないかと、素人判断の「捕らぬ狸の皮算用」・・・
ジュークはヨーロッパで相変わらず人気ですが、半年前のバルセロナでは赤色が断然多かったのですが、ここドイツでは圧倒的に白色が多く、各国によって嗜好が微妙に違うところが面白いです。。
フランスではよく見かけたスイフトはまだ発見できません。。
そしてまた中央駅に戻り、しばし大ドームの駅を行き交う列車を見て悦に入ります。。
完璧に怪しい東洋人で、何やらテロ対策のガードマンにマークされてしまっている気配を感じます。。
なのでそそくさと「Sバーン」に乗って、今度は街の西側の「アルトナ」駅を訪問します。。
「アルトナ駅」は主役の座を完全に「中央駅」に奪われ、閑散としていましたが、駅の終端にはご覧の様に車のまま列車に乗れる「カートレイン」の積載装置を見ることができました。
犬や自転車のみならず、車まで鉄道に乗れる。。
いやぁ、やっぱドイツは鉄道先進国ですね~。
あと、ヨーロッパの大きな駅には日本の「キヨスク」のごとく、必ずご覧の様な果物店があり、旅行客はモチロン、通勤客までもが果物を購入して車内で食べています。。
さて、鉄ヲタばかりやっていないで、そろそろ観光も。。。
近郊電車のSバーンと地下鉄のUバーンを乗り継ぎ、港に向かいます。
途中で反対方向へ行く列車に誤乗するというアクシデントを惹起させ、予定時間は少しオーバー気味です。。
電車内では大道芸人が「サックス」でリズミカルな曲を披露し、それに合わせて子供たちが踊っています。。
ヨーロッパで見慣れた私の大好きな風景です。。
日本では絶対体験できないほんわかとした空気が流れます。。
※この人達、これを生業としていますので、しっかり見たらコインを渡しましょう。。
Uバーンは観光したいミニチュアワンダーランドがある「バウムウォール」駅で下車してみました。。
武骨な鉄骨がとても芸術的に思えてしまいます。。
Uバーンは地下鉄なのに、この区間は武骨な鉄橋上を走るため、港の風景が楽しめます。。
路上駐車している車も日本では「高級車」と呼ばれる部類の車ばかり。。
ハンブルクは北海から90km以上離れているのに、水上交通が盛んなヨーロッパに有っては港町の雰囲気が漂います。
気軽に乗れる観光客船も停泊しているところなんかは、何処となく神戸に通じるところがありますね~。
若者たちも、何をすることなく、川岸に腰掛け、港の景色をポワ~ンと眺めています。
まったりとした静かな時間が流れています。
これも日本ではあまり見かけない風景ですね~。
何処からともなくシャボン玉が飛んでくるのも素敵です。。
休日は何もしないで河原に寝そべって過ごす。。
これぞ時間の無い日本人が忘れかけていた心のゆとり・・・
忘れかけていた感覚です。。
まさに「目から鱗が落ちる」・・・
さてさて、日本人たる故、スケジュールを詰め込んだ私は、そうそうゆっくりとは過ごせません。。。
次なる目的地の「ミニチュアワンダーランド」へ脚を進めます。
橋の柵には多数の南京錠が・・・
万国共通の恋愛成就のお約束事なのでしょうか。。
ミニチュアワンダーランドは街中に張り巡らされた運河の赤煉瓦倉庫群の一角にあります。。
オールドなアーチ鉄橋に赤煉瓦、そこをまるで古い映画を見ている様なベンツが通ります。。
停まっている車もみんな高級車?
それともこれが日常なのでしょうか??
実に趣の有る、情緒豊かな街並みです。
むかし昔、倉庫に横付けされた船から積み荷の商品を引き上げたワイヤーロープとフックが今尚残っています。。
そして・・・
やって来ました、日本で予約までしておいた「ミニチュアワンダーランド」
ダックスフンドのお店ではありませんん。。
世界各国から見学をする人々が集まります。
そこには。。
大戦で焦土と化した街・・・
ドイツは日本同様、敗戦国ですので、戦禍を描写することがしばしばみられます。
そしてここからが、ミニチュアワンダーランドの真髄。。。
コンサートが行われているスタジアム。。。
駅前風景・・
数万人の大集会俯瞰風景・・・・
いやぁ、ドイツ人って凄い!
スイスの山岳鉄道・・・。
子供達もお母さんも大喜びです。。
小さな町の駅・・
スイスの山の小さなホテル。。。
空港。。。
これみんな本物ではなくて模型です。。
道にはハナカミやたばこの吸い殻などが沢山落ちていて、建物には落書きだらけなのに、なぜこんな模型での繊細な描写が出来るのでしょうか??
ドイツ人の変態度はかなり濃い様です。
日本人はバカバカしくてここまで凝ったジオラマを作らないだけなのでしょうか??
いや、そこにはドイツ人のもつ底力がにじみ出ている様な気がします。。
真面目なのか不真面目なのか・・・
はたまた繊細なのか、おおらかなのか・・・
私の心の中では、ドイツ人がますます意味不明と化していきます。。
男性よりも女性の方が多いというのも特徴です。。
雪国の風景も描写の凝り方が凄過ぎます。
もうここまで来ると本物との区別がつきませんね。。
スキー場もあります。。
白鳥城・・・
こちらは本物顔負けの
総合指令室です。。
広大な面積のジオラマだから、保守する人も大変です。。
造っても造っても終わりのない、まるでバルセロナのサグラダファミリアみたいなものですね。。
まるで本物。。
ロマンティな演出にも事欠きません。。
火災発生中・・・・消防活動が行われています。。
動く豪華客船もあります。。
そして。。
崖に車が突っ込んでいる上をなぜかスーパーマンが飛んで行くジオラマや・・・
ほんと、ドイツ人がよく解らなくなったところで、今日はここまでにしておきます。。
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