さてさて、お話をユーロ乗り鉄に戻します。
毎日毎日、残業が酷くて、もう2ヶ月が経とうとしているのに話がなかなか前進しません。。
前回からの続きで、今回はおばあちゃんと孫娘さんと同席だったICのコンパートメント車両に乗って到着したドイツの首都、ベルリン中央駅から・・・
ベルリン中央駅の最も人通りの多いところにあったお店がなんと「TOKIO SUSHI」だったので驚きました。。
ベルリンでは今夜出発するブダペスト行きの国際夜行列車に乗車する予定ですので、観光時間が4時間ほどしかありません。。
そこで、先ず統一ドイツの象徴・・・ブランデンブルク門を見学すべく、最近新設された真新しいUバーンに乗車します。。
Uバーンの車内はここでも座席が向かい合わせになったいわゆるセミクロスシートでした。
地下で外の景色が見えないのにこの構造とは不思議です。。
ブランデンブルク門はUバーンで2駅走ったフリードリヒ・シュトラーゼ駅にほど近いところに有りました。
流石に世界的にも有名な場所だけに多くの観光客が歩いています。
観光用馬車などもあり・・・・
なんだかとてもクラッシックな車が街中を普通に走っていたりなんかいます。。
門の前では手動のミュージックボックスを持参して音楽を流す人が居たりなんかして、ヨーロッパらしさを醸し出してくれます。。。
そしてここからはSバーンのアレキサンダープラッツ駅まで、Uバーン5駅分、ウンター・デン・リンデン通りを歩いてみました。
艶消しカーボンブラックの正体不明な車・・・
ベルリン大聖堂は古典的な建物で高さは114mあり、大迫力です。。
大聖堂前の芝生に人々が座り、時間を気にしない優雅なひと時を過ごしています。。
路面電車はイモムシの様に長くてなんと8両編成。。
日本の路面電車の様に降車の際に最前部で運賃を支払わなくてもいいので、この様な編成が組めます。。
それにしても、みなさん、どこで路面電車のチケットを買っているのでしょうか??
イマイチ、そのシステムがよく理解できません。
アレキサンダープラッツ駅まで、歩く事約1時間・・・
この駅も例外に漏れず大きな美しいドーム屋根を併せ持つ美しい駅です。
芸術的とも言えるデザインの駅舎にUバーンの近郊電車が入駅してきます。。
この路線は東京で言うなら都心の中心部を走る総武・中央線みたいな存在です。。
「ベルリンの壁」を見学するにはここから2駅先のワースチャウアー駅まで乗車する必要があります。。
そして下車駅から5分程歩き、シュプレー川にかかるオーバーバウム橋
の北岸までくると、「ベルリンの壁」が現れます。。
壁の前の交差点で見つけた懐かしい日本の珍車・・
スズキのなんという車だったっけ。。。
こんな希少車がドイツのベルリンで生きていたなんて・・・・。
壁そのものには様々な絵画が描かれています。。
観光に来たアングロサクソンな尾根遺産にシャッターを頼まれたので、ついでに私もシャッターを押してもらいました。。
表側(道路側)の落書きは「芸術」ですが、裏側の人目につかない場所ではこの様な庶民の落書きを見ることができます。。
ドイツ人は川のサイドでのんびりとお話をしながら過ごすのが好きな様ですね~
民主化されたことが、日本への迂回路なのでしょうか・・・
ドイツらしく「メルセデス・ベンツ」の巨大なアリーナがあります。
なんと、道路の真ん中にある自転車専用レーンが日本とのお国柄の違いを象徴していますね~。
国際夜行列車に乗るにはベルリンの観光はここまででタイムオーバーです。。
オストー駅まで歩き、Sバーンに乗車します。。
車内はこんな感じで、旅行者と地元ユーザーが混じります。。
ドイツの車窓はどこでもアカデミーです。。
ここで中央駅に向かうのに、反対側の、しかも支線に直通する列車に乗ってしまいました。
列車があまりにも田舎な景色なところを走るのでに気が付いた駅で下車します。。
自転車に乗った家族連れが居たり、のんびりとした郊外の駅でした。。
ドイツの鉄道は日本とは走行線路が左右が真逆なので、ヨーロッパ旅行ではありがちなアクシデントです。
都心部へ向かう列車は夕方なのに結構混雑していました。。
この列車でいわゆる「山手線」に乗り換え、新宿駅で中央線に乗り換える様な作戦で中央駅へ向かいます。
乗り換えの際に見掛けたワンちゃん。。
山手線に犬と同乗できるなんて素敵です。。
ユーロ圏の犬はみんなしつけが徹底していて、大人しい犬ばかりです。
そしてこの列車で中央駅行きの列車が出るヴェスト・クロイツ駅まで行くとアクシデント発生・・・
なんとサッカーが開催される最も混雑する日曜日だというのに、保守点検のために運休中。。。
日本の都市ででこんな昼間に列車を工事のために運休させたら、多分大顰蹙だと思いますが、そこはお国柄&国民性のちがいなのでしょうか。。
しかし、実際の駅のホームではそのことを知らずに乗ってきた人たちで、阿鼻叫喚・・
カオス状態。。。。
仕方なく先程乗ってきた環状線の列車に再び乗車し、かなり遠回りになりますがメッセ・ノード駅まで乗車し、そこから街中をUバーンのカイザーダム駅まで歩いて乗り換えます。
メッセノード駅を降りて街中を300m程歩くと、Uバーンの駅があり、その傍らにはベンツの赤いAクラスが居ました。。
観光地でもないベルリンの住宅街を歩くのも楽しいものです。。
これと言ったドレスアップは無いのですが、どことなくお洒落ですね~
そして、日本の三菱の軽四「i ミーブ」に酷似したシトロエンの車が・・・・
こんなの有るなんて、車ファンなのに全く知りませんでした。。
こちらが乗換駅のツォー駅・・・
例外となくドーム屋根が美しい駅です。。
様々な通勤用車両が行き交います。。
二階建て車両で着席通勤できるのが羨ましい限りですね~。
日本では大ニュースとなる、通勤車両への落書きです。。
もし日本でこんなのが発見されると、たちまちその列車は運休ですよね。。
そして、無事中央駅へと辿り着き・・・・
お米が恋しくなったところでアジアンフードなお店でタコライスとドイツビールで乾杯。。
一方、こちらは駅頭に飾ってあったベルリン中央駅の模型です。。。
この精密さといい表現力と言い・・
昨日のハンブルクでのミニチュアワンダーランドに通じるものが有ります。。
やっぱドイツ人は変態指数が濃いですね~
こちらがベルリン中央駅の外観です。。
近代的駅舎ながらも、伝統のドーム屋根の構造は踏襲しています。
ヨーロッパの駅舎は行く都市行く都市でいちいちお洒落で偉大です。
本当にドイツは「鉄道王国」ですね~
そして、出発までのひと時・・・
1等寝台車の乗車券を所持する旅客は、ご覧の待合室を使用することが出来・・
飲み物が無料です。。
ビールはコーラより安い国ですので、当然ビールも無料。。
そして、ベルリン発18時14分のウイーン・ブダペスト行夜行特急EN477列車「METROPOL」号にいよいよ乗車です。。
この列車こそが今回のユーロ圏行脚の最大の目的とするところです。
30分前にホームに行くと、既に列車は据え付けられていました。。
長大な風格ある編成を見て気持ちが高鳴ります。。
列車は座席車から2等・1等寝台まで雑多な車両が連結されていますが、残念ながら食堂車やビュッフェは連結されていません。。
客車列車らしい最後尾ですね。
長距離列車の発車前は独特な雰囲気があり大好きです。
こちらが私が乗車する寝台車。。
他の車両が明るいデザインなのに対し、こちらは日本のブルートレイン・・
いや、昔の雑型寝台車的な雰囲気です。
乗車口にはパーサーが居て、特別な車両としての雰囲気を盛り立ててくれます。
一歩、車内に脚を踏み入れると、豪華さが漂う個室の通路・・・。
そしてこちらが私が今夜利用する、1等個室寝台車です。
日本からネットで予約した個室寝台がきちんと確保されていて一安心です。。
大混雑する駅の切符売り場で寝台券を確保した25年前の新婚旅行の時とは本当に隔世の感です。。
車内にはトイレとシャワーも備わっていますが、正直言って、ちょっと狭いですね。。
こちらは隣人に頼んで撮影させてもらった同じ車両にある2等個室寝台ですが、窓が小さいのと、シャワー&トイレが無いの以外は1等車との違いは有りませんでした。。
そして、出発までのひと時に他の車内を探検。。
こちらは1等コンパートメント座席車です。。
基本、6人用の個室となります。
こちらは2-1シート配列の1等オープン車です。
そしてこちらは「クシェット」と呼ばれる3段簡易寝台・・・
昔の日本のブルートレインはこの形式が採用されていましたよね~。
そして自分の寝台に戻り・・・
勢い、寝台に腰掛けるのですが、補助椅子に脚を乗せないと中途半端でぶらぶらします。
寝台が座席代わりに使える日本の鉄道とはこの辺りが違います。。
そして列車は何の前触れも無く発車します。。
発車ベルも案内放送も無く、突然列車が発車するヨーロッパの鉄道・・
この雰囲気、大好きです。。。
さようならベルリンの街。。
日本とは左右逆の線路を走るユーロ圏の鉄道。。
ムーデイーな夜の駅に停車します。
ドレスデン駅・・
夜行列車の個室は部屋が消灯でき、窓に自分の顔が反射しないので、独特なムーディーな雰囲気が楽しめます。。
深夜のプラハ駅・・・・
そして、暗闇の風景を眺めている間に、知らぬ間に眠りに落ちていました。。
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