結婚25周年(銀婚)の記念行事として、神戸のイタリアンレストラン・ジャンカルドさんで食事してきました。。。
ジャンカルドさんは、「夜景の見えるレストラン」というのが最大の「売り」ですので、訪問する私達も、夜景が最も美しい18時代からのスタートを予約して、その日は日頃の残業で溜まった時間外の「代休」を取得して臨みました。
最高の夜景を観るなら日照時間が短く空気の澄んだ晴れた冬季の平日、オフィスが消灯する19時までが勝負です。。
てな訳で、休暇を取得したので昼間で爆睡した後、私のサンバーよりはお洒落で夜景レストランが似合う妻車に乗って自宅をスタート・・・
神戸は夜景ドライブばかりで訪問していますので、明るいうちに神戸に着いたのは10年振りくらいだと思います。。
ご覧の「モザイク」と「UMIE」で日暮れまでのショッピングを楽しみながら時間を潰します。。
私は街が「昼の顔」から「夜の顔」に返信する「白夜時」の風景が大好きですので、妻に無理をお願いして、ショッピングを早く切り上げてもらい、17時10分にレストランのある諏訪山公園に到着しました。。
ちょうど夕日が西の山の端に沈んでいくところで、ナイスなタイミングです。。
諏訪山公園・・・
そしてその中に有る、夜景で有名な「ヴィーナスブリッジ」・・・
諏訪山の中腹、標高160mのところに有る8の字型の螺旋歩道橋です。。
バブルの頃は押すな押すなの大混雑でしたが、この日は韓国人女性観光客3名と夜景撮影に訪れた男性が1名という閑散とした状況でした
。。。
諏訪山公園は1874年(明治7年)、
ここでフランスのヤンセン率いる天体観測隊が金星の観測を行ったことから「金星台」と呼ばれ、これがヴィーナスブリッジの名前の由来となっています。。
ヴィーナスは愛の女神を意味していることから、恋愛祈願としての「誓いの鍵」=南京錠伝説(恋人同士が南京錠を掛けるとその恋が成就する)
のためのご覧の様な鍵を掛けるモニュメントが有ったりします。。
夕暮れと同時にパラパラとオフィスには灯が燈り始めます。。
街に灯が燈ると、それまでの幾何学的な都会の風景から、だんだんとロマンチックな煌びやかな風景に変身していきます。。。
さあ、予約を入れた18時まであと10分・・・
それでは今宵のレストラン、ジャンカルドさんへ行ってみましょう。。。
ここは15年前に結婚10周年記念の際にも利用させていただきましたが、その当時は「トゥールドール」というフレンチレストランでした・・・。
「トゥールドール」さんは私が高校3年生だった1982年(昭和57年)に開業し、「夜景レストラン」として一躍有名になりましたが、2012年(平成24年12月に惜しまれつつ30年間の営業に幕を引きました。
当時、六甲山へ「走り屋」として通った方々には懐かしいレストランで・・
六甲山側から走ってきた車は、ここ諏訪山公園の駐車場で折り返し、再び六甲山上目指して走りました。。
我々、バブルの時代を生きた者にとっては、「夜景デート」の絶品スポットとして、
また、当時は「峠屋」を気取って足回りやエンジンを改造した車両で六甲の山道を攻める西の基点・諏訪山公園駐車場上のデートスポットとして、忘れられないレストランですよね~。
当時の若い男性はみんな車に乗っていました(ローンで無理してでも車を買った)ので、いかにバブルな車でいかに上手く六甲の道を走って絶景ポイントや高価なレストランへ彼女を連れて行くかで、男の価値が評価された時代でもありました。。
そしてその「トゥールドール」さんの後継として、2013年(平成25年)5月8日から、本日訪問の「ジャンカルド」さんが営業を開始されました。
料理が出される時間帯になると、計算通り、外の風景はもうかなりいい感じになってくれていました。
テーブルはインターネットで確認して、夜景が最もよく見える南東端の5番テーブルを予約しておきました。
妻はキールで・・・・
私は車の運転が有るので、ノンアルコールビールで乾杯です。。
18時のオープンの段階ではこのロマンチックなお店が私達2人の貸切状態・・・
最初に出て来たのは、ピンボケですが、鯖の燻製。。。
前菜は「明石たこ」のなんちゃら・・・
外国料理はどうも名前が覚えられません。。
スープ・・・・
パスタ。。。
魚料理(カジキ肉のなんちゃら・・・)
メインが出てくる時間帯(19時15分頃)でも未だ店内は私達だけ・・
かなり寛いで食事が出来ます。。
実に申し分の無い雰囲気です。。
金曜日の夜の19時30分なのに、どうして誰も来ないの??
もう今時の若者は夜景レストランでデートなんてしないのかな??
今日は若者に囲まれながら、恥ずかしく食事かと思っていましたが、本当に拍子抜けです。。
私は運転があるのでアルコールが飲めませんので、適当にイタリアのジュースを頼むと、これがまた美味しかった。。
メインの「仔豚のなんちゃら」が来ました。。
せっかくだから・・
店内には2人しかいないので、ウエイトレスさんに記念撮影をお願いしました。
メインの後は、お店の計らいとして、「結婚25周年アニバーサリー」の文字入りデザートが出されました。。。
最後はエスプレッソで締めました。。。
20時15分にディナーは終了・・・・
入れ替わりに若いカップルが1組入ってきました。。
金曜日の夜でこの状況。。。
今や夜景は見向きもされないのかも知れませんね・・・・
淋しい限りですが、
バブルの時代では100万円出しても実現しなかった夜景のレストランを貸切状態で使用出来て大満足でした。。
レストランを出るとスッカリ景色はロマンチックな夜景になっていました。。
この夜景を観ながら峠を走った若かりし日々・・・・
初めてのデートは今はもう無い私しか知らない秘密の夜景スポット。。。
帰り道にここに立ち寄ったっけ???
現実の世界が現実離れした美しさを放つ・・・
都市夜景は最高ですね~。
デートの帰りには決まって近くのコンテナ埠頭か、工場コンビナートに進入して、その日あった事や、明日の事、これからの事をお話・・・
あの日と変わらない夜がずっとあの日から今夜まで続いていた・・・・
当時は夜景を観る場所の奪い合いだったヴィーナスブリッジが、今は金曜日の夜なのに誰も居ない秘密のスポットに。。。
バブル期はこの橋がカップルで一杯でした。。
昔は当たり前だったけど、今は消えてしまった風景の一つです。。
いつまでも、いつまでもこの景色を眺めていたい気持ちになります。。
堪能するほどヴィーナスブリッジの夜景を観た後は、妻車Aを運転して、摩耶山に向かいます。
こちらには若者グループが居て一安心。。。
最近の若い子達はスマホ検索で直ぐに出てくる「有名どころ」は知っていても、ちょっとした穴場を知らないだけなんだと取り敢えずは再認識。。
※上:水中カメラで撮影 ※下:スマホで撮影・・・
こんなにも違うんですね~。
こちらは「峠屋」を気取っていた頃、「サンセットドライブウエイ」の遅い車のやり過ごし待ちに使った駐車場からの夜景・・・・
ここも隠れたスポットの一つです。。
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