ランタンに願いを込めて・・・　台湾鉄ヲタ行脚（その2）

さてさて、台湾に入国し最初に猫たちの楽園と、ノスタルジックなトロッコ列車を訪問した後は、次なる目的地の「十分」に向かう16時16分発の区間車第4732次に乗車すべく、再びホウトン駅に戻りました。。。。

駅に着くとちょうど長大編成の貨物列車が通過していくシーンに遭遇しました。。

少し間を置いて、上り（順行）の貨物列車も到着。。

無蓋貨車「セキ」の長大編成は昭和ロマンの貨物列車を見ているようでした。。

そして間もなく青桐行の気動車区間車第4732次が入線してきます。。

客室はこんな感じですが、実はこの列車には鉄ヲタ垂涎の特等席が。。。。

それがこいつ。。。

運転席の真横を確保できる特等席！

トイレの裏側に有りますので、なかなか目立たず、客席が埋まっていてもたいていここは空席になっています。。

そんな席に乗って一路、十分へ。。。

そして列車は定刻の16時47分に十分駅に到着しました。。。

このディーゼルカー、よく見ると日本の近鉄電車にソックリですね～。

駅前は、昭和世代な私達にはどことなく懐かしい雰囲気が漂っています。。。

十分は現地の若者たちの間では「インスタ映えする街」として知られていて、街の中は若者だらけです。。

このなんのためらいもお咎めも無く線路内に立ち入れるところが、自由で開放的な国、台湾ならではですね。。

そして、世界各国の人々が、ここでランタンに願い事を書いて、天高く放つというのが定番となっています。。。

日本なら環境問題とかで絶対にできない催しですね。。

「収入の巡りがよくなりますように」って、日本人じゃないですか、この娘達。。

なんだかほほ笑ましい風景ですね～

こんな願い事も。。。

夕暮れ時になっても人々が絶えることはありません。。

そして、私がこの地を訪れた最大の目的は。。。

情報網を駆使して、十分駅からタクシーで１０分のところにトロッコが走っていることを突き止めました。。

森の中に続くヨレヨレの線路。。。

しかしもう営業運転は終了しているらしく、待てど暮らせど列車はやってきませんでした。。

そして２０分程歩いて十分に戻ると、ちょうど列車が通過するところでした。。

そして日が暮れてから台北方面行列車に乗車して、またまた運転席横に座って街の前面展望を楽しみました。。

ルイファン駅で、今度は日本製の近郊型電車に乗り換えました。。

そして台北では。。。

吉野家とセブンイレブン、さらには大阪名物の串カツだるままでが有り、なんだか日本に居るような錯覚。。。

外国の「吉牛」のお味が気になって仕方なかったので、食べてみたら、日本と同じ味がしました。。。

さて、明日はいよいよ本格的な鉄ヲタ行脚が待っています。。