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2019年06月01日

駅レンタカーで出雲の神々を巡る その①

駅レンタカーで出雲の神々を巡る その①

一畑電鉄さんの立久恵線廃線跡を発見すべく、出雲市駅の駅レンタカーで立久恵狭へやって来ましたが、あいにく廃線跡遺構は発見されませんでしたので、立久恵狭の観光をすることにしました。







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立久恵狭とは切り立った岩山の間を川が流れる、日本の田舎独特の風景です。

今日の天気は雨ですが、時折ご覧の様な晴れ間も見えます。


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散策路はご覧の様に昭和風味。。


ここを歩いていると。。


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お里の滝・・・


「男性がこの滝を仰ぎ見ると子宝に恵まれると言われる」・・・


という珍なる表記が。。


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あ~、なるほど!


この手の観光地によくある滝を女体の㊙部分に見立てたエッチな妄想からくる言われですね~。



神社仏閣は神聖なところなのに、なぜかこの手の描写が多く、当時の日本人のおおらかさを後世に伝えています。(神話の中にもその手のお話が赤裸々に描かれていますからね。)


そしてしばらく歩くと。。


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大きなお墓が・・・


一瞬、ゾクッとします。


そしてお墓の周囲に目をやると・・・


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上から薬師如来が私を見下ろしていました。。


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その周囲の岩肌にも小さな仏像が。。


そして足元には。。


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数多くの小さな石仏が・・

五百羅漢です。。


誰も居ないので、なんとなくオカルティな気分になりましたが・・・


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「への集い」なんて書いてあり、一気に恐怖感が吹き飛びました(笑)


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散策を続けると、大岩に囲まれたところにお寺の本堂が有るのを発見!



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実はこの散策路全体が「霊光寺」というお寺の境内となっています。

宗派は私の家と同じ禅宗(曹洞宗)です。


境内にはなぜか大きな神社の様な注連縄と、草鞋が祀られています。

(草鞋が祀られてる意味をご存知の方がいらっしゃればコメント欄にてご教示頂ければ幸いです。)


お寺なのか、神社なのか一見して判らないところが、いかにも神仏習合の日本らしい光景です。


この「神仏習合」の精神を世界各国が取り入れれば、宗教戦争なんて皆無になるのになんて思うのは私だけでしょうか??


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その後も散策路を徘徊・・・

やはり私の旅には「山歩き」が付きまといます。


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立久恵狭の次は、あの天照大神が祀られているという須佐神社へ車走らせました。

以前からとても行きたかったのですが、出雲に来た時は一畑電鉄さんなどの「乗り鉄」に時間を奪われてしまい、来る機会を失っていました。


一畑電鉄さんに走っていた旧南海21000系が2年前に廃車になり、「乗り鉄」をする必要が無くなったため、今回、ようやく晴れて参拝できる運びとなりました。


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立久恵狭からは車で10分程度の位置にあります。。


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山奥の神社だから質素なんだろうと思っていたら、これがまた本格的な出雲造りの建造物で驚きました。


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境内の鎮守の森には樹齢1300年の大杉が有ることで有名です。


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鎮守の森で覆われた神社の境内は、農耕民族・日本人の自然信仰を象徴する神聖な場所ですね。


ここが天照大神のお住まいだという設定が、なんだかホッコリして心がやすらかになりますよね~。


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本殿にはモチロン出雲地区特有の大きな注連縄。。


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神棚にはには大鏡が祀られています。


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そしてこちらが天照大神のお部屋です。。


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モチロン、大きな狛犬が天照大神を守っています。


さてさて、念願の須佐神社に参拝出来た後は、またまた「鉄ヲタ」再開。。


30分程走り・・


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旧国鉄大社線・大社駅跡です。

ご覧の様に腕木式出発信号機と蒸気機関車、

それにホームや駅舎までもが当時のまま保存されています。


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この荘厳なつくりの駅舎!

日本3大重要文化財駅舎のうちの一つで、ここ大社駅の他、東京駅、門司港駅が指定されています。


私がこの駅に初めて降り立ったのは、今から45年前、私が小学4年生だった頃の昭和49年(1974年)!

祖母にねだって大阪22時40分発の10系夜行寝台客車急行「だいせん」3号のB寝台(オハネフ12型)に乗って来た時です。(牽引機関車は当時は最新鋭のDD54型でした)


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駅舎の中は、薄暗くて重厚な雰囲気が漂います。。


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出札窓口はなんと45年も前に来た当時と全く同じまま保存されていました。


ここで帰りの博多発山陰本線経由・大阪行きの特急「まつかぜ」号をリクエストしましたが、生憎の満席・・・

伯備線経由の特急「やくも」に乗車して帰った記憶が蘇ります。


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確かこちらでも長距離列車の乗車券を発売していたような記憶が・・


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こちらは内部の職員の様子も再現されています。


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平成2年(1990年)の廃線から既に29年も経つのに、様々なものが大切に管理されていますので今でもまるで現役の駅かの様な錯覚に陥ります。


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現在では、「危険施設」ということで殆どお目にかかることは出来なくなりましたが、いわゆる「渡線道」もそのまま保存されていて、懐かしく思いました。。


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この大社線、島根県の重要観光資源の出雲大社に通じているのに、なぜ廃線になってしまったのかが不思議でしかたありません。


てっきり一畑電鉄さんに営業が譲渡され、運営を続けるものだとばかり思っていました。。


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ホームに展示留置されているD51型蒸気機関車が、今にも大音響の汽笛とともに発車していきそうな錯覚に陥ります。


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さてさて、旧国鉄・大社線大社駅で鉄分を補給した後は、モチロン出雲大社の参拝に向かいます。。

ブログ一覧 | レンタカーでのドライブ | 日記
Posted at 2019/06/01 14:49:14

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この記事へのコメント

2019年6月1日 15:51
大社駅、いい味を残してますね~♪
もう列車は走らないので線路なんかにも下り放題ですよね(^^♪
保存されているD51は雨ざらしだと痛みが酷くなるんで心配ですが、あそこに屋根を付けると風景としては雰囲気を壊しちゃうんで、難しいですね(;´Д`)
コメントへの返答
2019年6月1日 21:33
ここまで廃線当時のままの姿で残されているのは珍しいですよね~。
この雨ざらしのD51,かなり状態は良かったので、ほぼ毎年錆び取り&防錆塗装が施されているものと推測されます。
2019年6月1日 20:36
ツアーバスで横目に大社駅跡を一瞬だけ観た記憶があります。

それにしても、あの「急」の引退が、つい先日の様に感じます。。。
コメントへの返答
2019年6月1日 21:35
一畑電鉄さんには、京王さんの中古車も残っているのですが、関東系で馴染みが無いので、スッカリ訪問しなくなってしまいました。

21000系を大井川鐡道さんが購入したり、南海電鉄さんが買い戻すことを期待しましたが、当然、実現はありませんでしたね。。

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