森へと続く線路（2019 フルムーンの旅 その⑤）

フルムーン２日目の朝は、東京都心の馬喰町で迎えました。

この日は一生に一度有るか無いかの妻からの「乗り鉄」「撮り鉄」要求！

・・・という事で、本日は千葉県に特段私の趣味でない「鉄ちゃん」に出かけます。。

東京駅発の房総特急に乗車するため、昨日に引き続きまたまた贅沢にもわざわざ２駅４分だけのグリーン車に乗車します。。

日頃は絶対にこんな事出来ないだけに、フルムーンならではの優越感に浸ります。

乗車するのは東京地下駅７時３７分発の今やグリーン車の連結が希少となってしまった房総特急「しおさい」１号です。

この２５５系電車、今までに乗ったことが無く、私の中ではいつまでも「新車」なのですが、１９９３年製の御年２６年！

本当に月日が経つのは早いですね。

妻もいつまでも新車だと思っていたら、もう５０歳です。

フルムーンですので勿論、グリーン車指定です。

・・・とは言っても、今や在来線特急では３列シートが当たり前な中、未だに４列シートなのが残念です。

取り敢えずトランクを収納するため最後列を指定。。。

間接照明と灰色をベースとした都会風味な幾何学的構造を採用した天井デザインなど、どことなく「バブル」の香りが残る車内です。

オットマンは反転させると靴を脱いで足を置くことが出来る昭和式なものです。

地下区間は５分程で、錦糸町駅から先は、スカイツリーを左に見ながら今にも雨が降り出しそうな梅雨空の下を走ります。

行き先は銚子周辺・・・・

妻とお洒落本を見ながら行き先を決めます。。

「やっちまった～　やちまた！」なんてオジサンギャグを連呼！

で、グリーン車車内は妻と私だけですので、妻に白眼視されたのみで、他人に被害無し！

これを言わせるためにこんな大きな看板を設置したのは明白です。

いやぁ、それにしても２５５系・・・

妙にマッコウクジラに似ていますな～。

また商業捕鯨が始まり、日本伝統の味、

美味しいクジラが食べれそうですね～。

で、話は大いに逸れましたが、妻の希望で乗車するのが・・・・

こちら、銚子電鉄さん！

元京王帝都電鉄の懐かしい「湘南型」電車です。

当然、妻の事ですので、「この車両に乗りたかった！」ではないのですが・・・

千葉県のゆるキャラ、「ちーばくん」が車内に居たので妻は大はしゃぎ！