明神からは徳本峠に通じる登山道にルートをとります。
今日はいよいよ憧れの徳本峠小屋での宿泊となります。
脚に大怪我を負うまでは、徳本峠小屋は老後登山の楽しみに取っておこうと思っていました。
今回も本来なら長坂尾根から蝶ヶ岳に登り、そこから大滝山に通じる尾根を経て、下り経路で徳本小屋へ至る計画でしたが、蝶ヶ岳登山が大雨で中止になったため、徳本峠小屋への単純往復となった次第です。
徳本峠への道はおおむね傾斜の緩い幅広な登山道となっていて。いわゆる「楽チン登山」ができます。。
緑も多く、白樺などの高原特有の木々に囲まれたマイナスイオンたっぷりな雰囲気を楽しめます。
小さな川も数本渡ります。。
そして、約2時間半の歩行で徳本峠に到着。。。
憧れの「ランプの宿」・徳本小屋です。
取り敢えず小屋にて宿泊の受付です。。
小屋の中では、何やら楽器を演奏する人が・・・・・
そして、未だ13時と言う早い時間でしたので、霞沢岳へと続く尾根道を、ジャンクションピークまで歩いてみることにしました。
ヘルメットは着用するものの、サブザックの持参を失念したため、スーパーのビニール袋にペットボトルと財布を入れて持参するという見方によると山を舐めたスタイルです・・・・(笑)
霞沢岳への尾根からは対極に前穂高岳の威容を見ることが出来ます。
1時間もかからないうちにジャンクションピークに到着!
とても北アルプス登山中とは思えないスタイルで記念撮影(笑)
結構、徳本小屋への下りの方がしんどかったりしました。。
小屋へ帰ると、ジャンクションピークへ行かなかった組が、小屋の外で宴会を始めていましたので、仲間に入れてもらいました。。
小屋で気になる信州オーガニックグラスビール(1日限定6杯)が気になりましたので、注文。なんと最後の1杯でした!
改めて、みんなで乾杯!
いやぁ、山小屋で飲むビールは実に美味しい!
思わず缶ビールもお代わりしてしまいました。。
一方、こちらは山小屋の内部。。
夕食まで2時間近く、ゴロ寝をして過ごします。。
そして、17時30分から夕食。。
徳本小屋は45人で満杯となる、北アルプスの中では最小クラスの小屋です。
小屋の前には知らないうちにテントが増えていました。
テント持参で来て、満天の星空を観ながら寝るのも良い鴨ですね。。
そして小屋では「ビオラ・ダ・ガンバ」というバイオリンの様な楽器の演奏会が開催されるとのことでしたので、見学させていただくことにしました。
こちらがその楽器で、姿かたちはバイオリンの大判です。
そして、こちらがプロ奏者の品川聖さんです。
ランプの宿という事で、演奏はランプを消灯して行われます。
バイオリンでもない、ビオラでもない、独特な音色が小屋に響き渡ります。
本日の宿泊者の殆どと、外部のテント泊の方々も見学していました。
そして21時に消灯。。。
朝食は朝の5時からです。。
出発前に小屋の前で記念撮影!
前穂高岳が目前に見えます。
6時30分に下山開始!
前穂高岳~西穂高岳に至る北アルプスの核心部が一望できます。。
登りも楽チンなら、下山も膝に負担を強いられることも無く、比較的楽チンに歩けます。。
しばらく歩くと、目前に前穂高岳~西穂高岳へのさらなる大展望が現れました。。
奥穂高岳の双耳峰までもがクッキリと確認できます。
ジャンダルムをはじめ、北アルプス有数の難所が鮮明に見えます。
こうなると、私が予想していた展開通り、山岳部の先輩から、7年前に私が墜落した位置とルートを詳細に教示するよう求められました。。
こちらの画像のど真ん中の鞍部が私が墜落事故を惹起させてしまった「畳岩尾根の頭」です。
私の墜落開始位置と、150m下の発見位地までの墜落ルートを図示すると以上の様な感じになります。
今更ながらに、現在こうして生きさせてもらえているというのが信じられません。
こんなところから落ちて生きながら事故現場を再確認出来るなんて、夢にも思いませんでした。
今一度、今度はいつ見れるか判らないこの景色を目に焼き付けておきました。
そして、軽快に林の中を駆け下り。。
梓川の合流点まで下山し・・・
明神橋で大休止!
この後、明神岳の御神体を祀る明神池まで行ってみました。。
北アルプスで見ることのできる貴重な菊の御紋・・・
ビハインドは御神体の明神岳です。
清らかな川の流れには岩魚が泳いでいます。
明神池からはビオトープを歩きます。。
おっと!
焼岳が見えました。
心が洗われる風景が続きますね~
水流もとても清らか!
この辺りは観光客も混ざって歩きますので、人も多く、眺めのいいところでは混雑します。
そして、河童橋まで降りてくると、楽しかった登山も終了です。
駐車場までのシャトルバスに乗り・・・
沢渡温泉で疲れを癒して帰宅の途に就きました。
山岳部の先輩の皆様、OBの皆様、この度は脚の不自由な私を徳本峠まで連れて行ってくださり、本当にありがとうございました。
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