普通の本社日勤サラリーマン営業職の仕事から現場の24時間隔日交代制勤務職場に5年半振りに出戻り転勤を拝命してからはや2ヵ月と10日が過ぎようとしています。。
今日から日常生活の時計を5年半以上前に巻き戻し、当時実行していた「毎週1回必ず登山」を遂行することにしました。
実は本社営業職に転じてからというもの、長時間連続残業に伴う運動不足と深夜飲食による高血圧症や脂肪肝、境界型糖尿病、痛風等、一気に生活習慣病が襲い掛かってきていました。
あのまま仕事を続けていれば必ず体を壊し、取り返しがつかないことになっていたと思います。
・・・という訳で、今日から週一登山を再開させるということで、いつも通っていた岩湧山へとサンバーを進めます。。
今朝は3時半から9時まで仕事をしてその後帰宅。
昼食後自宅を12時に出発し、登山口の駐車場へ向かいました。
マックスのスケジュールで体が登山についていけるかの判断も兼ねていますので、差し詰め今日は「ハード条件での試運転」といったところです。
私事、結構おおまかでちゃらんぽらんな性格ですが、一度やると本当に心に決めたことは途中で投げ出すことはまずありません。
私のことを知る人は俄かに信じられないと思いますが、後輩に教えてもらった「みんカラ」も山から落ちて入院した時を除いて、ほぼ週に2回の割合で投稿を続けていますのでお解り頂けることかと思います。
妻からも日本人離れした外国の変人の様な性格と言われますが、これからも地道に遂行していきたいと思います。。
・・・という訳で、いつもサンバーを留めていた駐車場で登山靴に履き替えます。。
天候はあいにくの曇り時々時雨&細雪です。。
岩湧寺の登山口から直ぐのところに、ご覧の様な水くみ場が有ります。
ここは私が高校山岳部に属していた時に、毎週末に日帰り登山や合宿訓練に来た際に、飲料水を汲んだ思い出の場所でもあります。
以前はこんな設備はなく、地面からボコボコと湧水が噴出する場所でもありました。
実際に当時の吹き出し口に行くルートも整備されています。
この岩湧山、実は山岳界では超有名な場所でもありまして、実は毎年5月に高校体育連盟の大会が開催されています。
私もここの大会に参戦しましたが、大阪府下の高校103校中、43位と退廃。。
今でも苦い思い出が残ります。
今年も第74回大阪高校春季登山大会兼第64回全国高校登山大会予選が5月の連休明けに催行される予定です。
・・という訳で、吹き出し口から取水口までは御覧の様なコンクリートで水路が固められ、毎月河内長野市さんの衛生チェックも入ります。
この岩の穴ぼこが湧水吹出口です。
高校時代はここまで汲みに来ました。
先輩からこの湧水吹出が、「岩湧山」の名前の由来でト聞きました。
実際、ここの水は甘いや美味しいとかの表現を飛び越えて、表現しきれない透き通った味がします。
アルプス登山や全国何大湧水にも行きましたが、未だにここの水より良質な湧水に出会ったことはありません。。
という訳で、寒々とした岩湧寺へと続く参道の林の中を歩きます。
誰もいなくて沢の流れの音だけが聞こえる様は最高です。
私を知る人には信じてもらえませんが、実は私、この様な誰も居ない寒々とした場所に一人で居ることが大好きな人間なのです。。
こちらは行者の滝。。
高校の時は登山が終わると、よくこのあたりで泳ぎました。
本当に誰も居ない参道。。
山奥の古刹、岩湧寺にふさわしいアプローチです。
そして、何千年もの間、ここに佇む杉の巨木に囲まれたところに本堂はあります。
時雨てほぼ灰色の景色が山奥の古刹にはよく似合います。
数年間、全く登山の用途に供されなかった私のDパックです。。
そして、ここからは本格的な登山が始まります。
楽して、一般道を選んで90分で頂上に達するか、急坂を登って30分短縮するか、あなたならどちらのタイプですか??
私はせっかちな元大阪人ですので、急坂コースを行きます。
てか、高校時代、ここを60㌔の石を満載にしたザックを担いで1日に山頂まで2往復するという今では考えられないトレーニングをしていた思い出のルートでもあります。
時雨は次第に細雪へと変わり、顔に打ち付けますが、未だ気温が高いせいか積雪にはなりません。。
以前は直登だったルートは風水により崩落し、核心部ではルートが付け替えられています。
以前は直進していたルートを今見ると、こんなところを60㌔の荷物を背負ってよく直登したなと驚くばかりです。
若さというものは怖いものなしです。。
今は絶対にそんなこと出来ません。。
だいぶん高度を稼ぎ、河内長野や富田林の街並みが見えるようになってきました。
時折、忘れた頃に青空が顔を覗かせます。。
急坂を寒いので休憩無しでどんどん登っていきます。
寒々とした針葉樹林帯。。
未だに誰とも会いません。
そして駐車場から歩くこと40分で稜線へと出ました。
独特な風貌の山頂。。
林の中とは一変して、立っていられないほどの突風が吹いていて、体感温度が一気に下がります。
富田林のPLの塔が小さく見えます。
大峰山系は雪雲に覆われています。
山頂にも誰も居ません。。
パーフェクトな一人山旅です。
誰も居ない山頂広場。。
遠く空港連絡橋とゲートタワー、そして関西空港が展望できます。
一方、こちらは本社のある大阪市内ビル群!
今日は平日だから、みんな仕事している最中です。。
う~ん、残業無しで平日に誰も居ない岩湧山頂に居ることが出来る幸せを実感♪
高石市のコンビナート群もすぐそこに展開します。
西高東低の気圧配置で、山間部の天気は安定しません。
金剛山方面にはかなりの降雪が見られ、見る見る山肌が白くなっていきます。
山頂はあまりにも寒いので、立ち留まらずに直ぐに下山します。。
いやぁ、見ているだけで孤独で寒い冬枯れのこの風景、最高です!
そして登山開始から2時間で駐車場まで戻って来れました。
このぶんだと、週1回の登山は難なくクリア出来そうです。
お約束の水汲み作業♪
これで妻に美味しいごはんを焚いてもらいます。
夜には湧き水の氷でロックのウイスキーもいい鴨♪
帰路に美しく咲き乱れる梅を発見。。
長期間ご無沙汰していましたので、こんな自然のプレゼントが有ることなど、スッカリ忘れてしまっていました。。
このへんてこりんな茶色いドームはなんと昔の五右衛門風呂の浴槽です。
今ではもうスッカリ見れなくなりましたよね~。
・・・ということで、見るからに不審な黒い軽箱バンと通報されないうちに撤退いたします。。
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