今回のブログは2022年、年明け最初の「撮り鉄」&「乗り鉄」の報告です。 今回は珍しい「平坦区間天空号」の撮り鉄や昨年中に購入して余った青春18きっぷの残片を使ってプチ「乗り鉄」の旅に出てきました。(≧▽≦)
折しも日本全国を寒波が襲い、全国的に雪模様となったとある日、いつもながらに岩湧山に登山&水汲みに行くついでに、偶然この日運転されることを知った「平坦線天空号」を撮影しに南海高野線の天見駅~紀見峠間に寄り道してみました。
大寒波の影響で雪が降りしきります。
撮影場所に留めたサンバー。。
レンズを向けると、雪が付着するほど降ってきました。
幸い、降り始めですので、未だ線路や道路には積もってはいませんの電車は定刻に来るでしょう。。
取り敢えずロケハンに8300系を撮影!
この形式は高野線最古参の6000系車両を淘汰するべく投入された最新鋭車両ですが、電動車やパンタグラフの位置は先祖返りしていて、極楽橋方先頭車の前パンタグラフ2丁仕様というのは鐡道マニア好みです。
そして、5分ほど待つと・・・。
本命の天空号の試運転列車がやってきました。。(≧▽≦)
この天空号、普段は橋本駅以南の通称「山線区間(こうや花鉄道)」という区間のみで運用されますが、この日は南海車両工業さんの千代田工場で全般検査を終えた後の試運転列車として、珍しく「平坦区間」を含む千代田信号場~堺東~極楽橋~千代田信号場の行路で運転されたというものです。(画像の景色は山ですが、南海電鉄さんでは難波~橋本間を平坦区間と呼び、区別しています。)
先頭2両は天空用2200系ですが、後部2両には実際の天空運用時と同様、2000系2両の控車が連結されています。。
そしてあっという間に降りしきる雪の中に消えて行きました。
その後、岩湧山での水汲み登山を済ませると、今度はちょうどいい時間に天空用車両の上り試運転が通過する時間となりましたので、またまた紀見峠駅付近に寄り道して、俯瞰場所から撮影しました。。
先ずはロケハンで最近、淘汰が進みめっきり見かけなくなった6000系車両を撮影します。
もう高野線で59年も走り続ける最古参車両です。
そして、上り試運転をキャッチ!(≧▽≦)
先頭車は控車の2000系になってしまうため、後追いでの撮影です。
画像的には竹林の葉が車両に架かりアウトですが、まぁ、コンクールに出す写真では有りませんので、これで良しとしましょう (^^)v
私は滅多に「撮り鉄行脚」はしないのですが、地元の超お手頃な場所と有って今回は敢えて出かけてみました。
さてさて、昨年の18きっぷの残りを使った「乗り鉄」は来春に完全淘汰されてしまう岡山方面の115系と、ふと高松駅構内の「連絡船うどん」が食べたくなったので、四国高松へと脚を伸ばしました。
先ずは関西名物「新快速」に乗り、赤穂線へ。。
赤穂線の播州赤穂以西はご覧の様に国鉄型100%の昭和の楽園です。
(≧▽≦)
とは言っても車両の塗装はオレンジと緑の湘南色から、黄色の単一色・通称「真黄(末期)色」に塗り替えられています。
国鉄末期に短編成化のため変な顔に魔改造された115系もウヨウヨ居て楽しい区間です。(≧▽≦)
国鉄時代に全国各地の直流電化区間で活躍した115系は基本的に寒地向け耐寒耐雪仕様となっていますが、温暖な瀬戸内地方に投入されたものは1000/1500番台を名乗り、耐寒耐雪仕様が省略された暖地向け仕様となります。。
車内は殆どが御覧の様に平成時代に入ってからは延命40N工事等が施工され、221系の車内の様にリニューアルされてしまい、定番の4人掛け垂直BOXシートは転換クロスシートに交換されてしまい、国鉄型に乗車していると言う感覚は走行音以外に見いだせない状況となっているのが残念です。
また、真っ黄色塗装の他、スカート部分が黒色からグレーに変更になったり、テールランプが車の流行の様にスケルトンになっいるところが時代の流れなのでしょうか。。(´・_・`)
さてさて、岡山駅では時間が有ったので、入線してくる列車を「撮り鉄」して楽しみました。。
先ずは何といっても、国鉄型最後の特急電車「やくも」号です。
昭和生まれのオッサンは、この形が一番カッコよく見えてしまいます。
この車両もあと2年で全廃がアナウンスされていますので、今のうちに乗っておかねばなりませんね。。
そして津山線ホームに行くとこんなのが居ました!(≧▽≦)
なんと昔の国鉄キハ45型の塗装を復刻させた、キハ40型スローライフ仕様です!
最近、国鉄型は晩年になると、昔懐かしい色に復元されることが多くなり、オールド鉄道ファンとしては、その様なご配慮は嬉しい限りですね。(≧▽≦)
そして特筆すべきは、なんとシートまで国鉄時代の群青色に変更してくれている点です。(≧▽≦)
これにシートカバーも外してくれれば国鉄当時のままなんですがね~。(^^♪
後部には国鉄型首都圏色のキハ40型が連結されていました。。
「日本国有鉄道」の銘板が誇らしげですよね~。
国鉄の民営化後は収入第一主義となり、多数の路線が廃線になったり、新幹線と並行する在来線が自治体経営になり、運賃が大幅値上げされたり、また貨物の衰退など、国防観点から見ても民営化は当時の中曽根内閣の大失策だったと言えるでしょう。
まっ、踊らされて民営化に大賛成した私達愚民が一番いけないのですがね・・
(´・ω・)
キハ40型スローライフ号の横にちらりと見えたこの車両は・・・
コロナ禍でかなり経営が傾いてしまったJR四国さんの最新鋭特急型電車です。。
関西の京阪電鉄さんに通じる「円」をデザインした斬新な感覚の電車です。
そして遂に遭遇しました!
115系の湘南色!
岡山地区に3両×2組成、6両のみが残る超貴重品です (≧▽≦)
懐かしい昭和の外観!
未だ残ってくれていて何よりです。。
そしてなんと、車内もシートの色が茶色になってしまった店以外は、デコラ版も貫通ドアも窓も腰掛けも原形のまま!
とても懐かしいです!
ステンレス地剥き出しの扉と、国鉄電車特有の運転席後ろの小窓も残存しています。(^^♪
う~ン、やっぱ115系はこのオリジナル塗装が一番ですね~。
さてさて、時間が来ましたので、高松行快速マリンライナー号に乗ります。。
先頭の展望席は指定席グリーン車なので、青春18きっぷでは乗れません。。
ですので、1Fの指定席を確保しておきました。。
なんだか久々の瀬戸大橋です。。
高松ではダイヤ上、マリンライナーが2組成並びます。。
そして。。。。
今回の旅の主目的の「連絡船うどん」ですが、何やら様子が変。。。。
ガビーン! ( ゚Д゚) ( ゚Д゚)
なんとコロナ禍のせいか、去年の11月末に閉店していました。(/ω\)
高松駅のうどん店は、宇高連絡船時代からお世話になっていただけに、ショックが大です。。
時代は連絡船から瀬戸大橋になり、昔みたいに客は居なくなりましたが、私を含め根強いファンは居たはずなのですが、JR四国さんの本体が傾くほどの利用客源では、閉店になってしまうのも止むを得なかったのでしょうか??
仕方なく駅前の海水池で暫く佇んでいました。。
帰りしなに再度115系の湘南色が見れたのはせめてもの救いでした。
岡山駅では、今度は御覧の様な国鉄急行色のキハ47型が居ました。
岡山駅は鉄道オタクには飽きない良い場所です。(≧▽≦)

時間が余ったので、関西に在住していながら今まで乗ったことが無かった、神戸電鉄さんにも足を運んでみました。。
なかなか昭和な車両で・・
また機会が有れば、じっくりと訪問してみようと思います。。(≧▽≦)