57歳の春。。もう人生でこれから何度桜を観ることができるのだろうかと思う年齢になってしまいました。。
75歳まで生きたとしてもあと18回です。。
さて、今年はその18回有ると思われるうちの1回を、「鉄道と桜」をテーマに気になる桜のある鉄道シーンを撮影してみることにしました。。
先ずは、通勤で利用する南海高野線の大阪府最南端のニュータウン、「美加の台」で朝の10時に仕事を終えた帰宅時に途中下車してみました。。
美加の台は南海電鉄さんが1984年に発売を開始したニュータウンで、その時に植樹した桜が、38年の年月を経て、今やこの地域を代表する桜名所となりました。
今日はこの駅から進路を西に執り、美加の台全体を俯瞰できる一徳防山へ行ってみることにしました。。(≧▽≦)
西側の山間に入ると、樹齢1000年は越えるであろう大木が沢山林立する林道となります。。
一徳防山の登山道の前段は人口植林帯ですが、他の植林帯に無い美しさを持ち合わせています。。
標高を稼ぐにつれ、人工林から雑木林へと変化し、登山者の目を楽しませてくれます。
和歌山の御坊火力発電所と大阪を結ぶ巨大送電線が張られています。。
登っているのは関西電力さんの送電線・鉄塔保守用の登山道です。
ゴム製の簡易階段が存在することで、一目瞭然でいわゆる「関電道」であることが判別できます。。
綺麗な山ツツジが登山の疲れを吹き飛ばしてくれます。(≧▽≦)
鉄塔の向こう側にはいつも登っているお馴染みの岩湧山と、前衛の山・編笠山が見えていますが、どちらも一徳防山より標高が高く山容が大きいので、見下ろされる感覚です。
そして山頂に到着。。。
標高は三角点で僅か544.3m・・・
林道からは30分ほどで登れてしまいます。。
そしてここからいよいよ美加の台を俯瞰します。。
マンション&住宅街と桜林です。(^^♪
少し支那からの毒ガス(PM2.5)で霞んでしまっていますが、広大な桜林を見ることが出来ます。。
私の愛用する水中カメラに付いている望遠ではこれが限界の画像です。。
そんな美加の台を南海高野線のクイーン・特急「こうや」が走り抜けて行きますが、水中カメラの望遠ではこんな有様です。。
あ~っ(>_<)
良いカメラが欲しい~(>_<)
これは身の程知らずな画像になぅてしまいましたので、一徳防山からの桜&電車の俯瞰写真は諦めて、再度、美加の台駅に戻ります。。
昨日は5分咲きだったのに、今日は一気に満開となった感じです。。(≧▽≦)
そして、住宅街の一番高いところまで登り、俯瞰撮影おば・・・
運良く間もなく全廃となる6000系車両がやって来ました。。(^^♪
水中カメラではこれが極限です。。(/ω\)
続いて、最新鋭の8300系なんば行急行です。。(^^♪
今回は桜よりも電車の方が主役なのですが、どうしても満開で美し過ぎる桜の方に目移りしてしまいます。。
開拓後、既に38年が経過した美加の台は、もう熟成した住宅街へと成長したことを、この美しい桜が物語っています。。。
そして、待ちに待ったこの電車が・・・
先程、一徳防山頂から俯瞰撮影した30000系特急こうやが難波駅で折り返し、美加の台に戻って来ました。。
美加の台での桜&撮り鉄はもうこれで大満足です。(^^♪
次は、JR西日本さん、阪和線の山中渓駅でオーシャンアローを狙う訳ですが、その前に林間田園都市駅近辺の桜スポットに立ち寄ってみました。。
長閑な田舎の風景です。。
先程の美加の台より4年前に街びらきをした住宅地ですので、背景はやはりマンションとなります。。(^^♪
そして林間田園都市から一気に山中渓へ。。
こちらも桜が満開です。(^^♪
到着すると直ぐに225系がやって来ましたので、オーシャンアローを撮影するためのロケハンをしえみました。。
あ~(>_<)
これがスカイブルーの国鉄型103系だともっと桜に映えただろうな~って思うのは私だけののでしょうか。。(/ω\)
植林された桜のみならず、自然に自生する山桜も大変綺麗です。。(≧▽≦)
オーシャンアローの撮影位置が決まりました。。
そしていよいよ目的のオーシャンアローが・・・
未だ新しいと思っていたこの電車もいつまで走るか判りません。。
元気に走る今のうちにと思って撮影に来ました。。
ほら、山中渓の桜は今日が満開です。。(≧▽≦)
こちらは山中渓からの帰宅時に思い切って特急券を買って乗った南海高野線・特急「りんかん」からの、狭山付近の桜です(≧▽≦)
さてさて、帰宅後、夕飯を食べた後は、地元九度山の南海さんの高野線沿いの桜のライトアップを拝見しに行きました。。
いやぁ、いつ来ても夜桜は美しいです。。
高野線の電車が桜並木を走りぬけていきます。。
去年は夜桜天空号にも乗車しましたが、今年は生憎、私の休日と運航日の日程が合いませんでした。。(/ω\)
今年はまだまだ桜を楽しむ所存です。。