・・・てな具合で。先ほど途中下車した大井川右岸の大和田駅で約10分待っていると・・・
1つ先の家山駅で対向した上り列車がやってきました。。(^^♪
おっと!
元祖近鉄特急!
しかも旧塗装!(≧▽≦)
これはマイナーな吉野・南大阪線の狭軌区間を走っていた16000系で、実は今も近鉄さんでは現役で使われている車両なんです。。
料金を収受していた本格的な特急型車両ですので、料金無しで乗れる大井川鐡道さんの車両の中では、最も乗り得な車両となっています。。
こんな車両が無料金で乗れる普通列車に使われているのです。。(^^♪
座席は終着駅での煩わしい転換作業が不要なように、4人掛けBOXシートに設定されています。。
駅名もきちんとお金儲けが出来るように改名されました。。
この駅も元は五和(ごか)駅でしたが、「合格」駅に改められ、その北側に道の駅が出来たため、「門出(かどで)」という駅名を冠し、合格発門出行記念乗車券を発売したりなんかしています。
地方中小私鉄の涙ぐましい努力が伺えます。。
JR東海さんとの接続駅の金谷に到着しました。
この日は日曜日で、そこそこの観光客の乗車が有るようです。。
駅の売店にはそこそこグッズが販売されています。。
帰りに孫の土産物を探そうと思います。(^^♪
車内は観光特急さながらの明るい雰囲気に包まれます。。
雰囲気も近鉄特急時代と何ら変わりは有りません。。
窓が大きいので、景色も良く見えて快適そのものです。(≧▽≦)
取り敢えず記念撮影おば。。
茶畑は大井川鐡道沿線の代表的な風景です。(^^♪
特に抜里付近では広大な茶畑が眺められます。(許可を得て撮影)
列車は基本的に大井川の右岸を走行し、抜里駅を過ぎると川を渡って左岸を走りますので、車窓は左右どちら側でも大井川が眺めれれます。。
山屋といたしましては、遠望できる南アルプスの山々が非常に気になります。。
塩郷の大吊り橋も未だ朝が早いので観光客の姿は有りません。
終点の千頭駅に到着しました。(^^♪
ここには機関車トーマスにちなんだ様々な施設が有りますので、小さなお子様連れのご家族の姿が目立ちます。。
駅構内には機関車トーマスに因んだ展示がされています。。(^^♪
こんなカートに乗って遊ぶことも出来ます。(^^♪
これは一度孫を連れてこなければなりませんね~(≧▽≦)
ふと電車に目をやると、なんと運転士さんが電車を洗車していました。(≧▽≦)
明らかに都会の電車の運転士さんよりは仕事量が多そうですが、仕事のやりがいは有りそうですね~。(´・_・`)
・・という訳で、少しでも大井川鉄道さんの売り上げに貢献しようと、売店で孫にお土産を購入しました。(≧▽≦)
孫に沢山ご飯を食べて大きくなってもらうために「どんぶり」です。(≧▽≦)
後は自分用に「大井川ふるさと弁当」も購入し、総額で5,000円以上も買ってしまいました。。
さてさて、千頭駅からさらに折り返します。。
車内は観光客の方向とは反対ですのでガラガラ。。一番前のシートピッチが広大な座席を確保しました。。
脚を思いっきり伸ばしながら大きな窓が独り占め出来る超快適座席です。
(≧▽≦)
沿線では地元住民が花を植えたりしてくれています。
地名駅で、下り「機関車トーマス」号との交換のため停車します。
後方に「日本一短いトンネル」が見えています。。(^^♪
旧塗装の近鉄特急、昭和時代を彷彿させてくれて渋いですね~。(≧▽≦)
と、その時、遠くから「ぽぉぉぉ~」と蒸気機関車の汽笛が聞こえました。。
地名駅の踏切の警報機が鳴り出してから、SLが接近するまで、登り勾配ですのでかなりの時間がかかります。
最初の汽笛からかなり時間が経過してからようやく蒸気機関車牽引の臨特客第7003列車が姿を見せました。(≧▽≦)
これぞ正に実写版「機関車トーマス」です!(≧▽≦)
後方確認用の鏡に映り込んだ近鉄特急をなんとか画像に含めて、交換の様子をカメラに収めました。(≧▽≦)
客車はきかんしゃトーマスの物語に因んで、オレンジ色に塗り替えられています。
蒸気機関車だけでは長大編成を牽引するんは力不足の為、後部には旧型電気機関車の補機も連結されていて、鉄道ヲタクには垂涎の風景です。(≧▽≦)
後ろから見れば、「機関車トーマス」号は全くの別物ですね~。
さてさて、その後も大きな窓から大井川鐡道さん沿線の風景を堪能します。。
(≧▽≦)
いやぁ、一人旅は本当に自由気ままで最高に素敵です(≧▽≦)
誰にも文句言われる事無く、気の向くままにこんな馬鹿みたいに電車に乗って同じ路線を行ったり来たりばかりして居られるのですもの。。(≧▽≦)
さてさて、次は電気機関車牽引となった臨急客第1003列車・「ELかわね路」13号と交換です。。(^^♪
おっと、今日は茶色の厳つい旧型電気機関車ではなく、西武鉄道さんから譲渡されたクリーム色の新型電気機関車が牽引していますね~。(^^♪
ここでもどうにか鏡の中の近鉄特急を入れて撮影!
この機関車は元々西武時代は貨物専用機関車でしたが、大井川鐡道さんに譲渡されてからは旅客機となりました。。
茶色の客車に開放された窓、そして扉を開けたまま走る姿は昭和時代の客車列車そのものですね~(≧▽≦)
後ほど千頭駅まで戻ってこの列車に乗車します。(^^♪
つづく。。