この夏はJRさんの青春18きっぷも2枚購入し、お小遣いが無くなりましたので、特急列車は利用せず、料金不要の急行列車で向かいました。。
今はもう友人窓口ではなく、券売機でフリー切符を買う事が出来ました。。
近鉄さんの中距離急行列車の一部には転換クロスシートを配備した車両も有りますが、やって来たのは残念なロングシート車でした。。(ノД`)・゜・。
2時間半近く走る上本町発五十鈴川行始発急行ですが、他の通勤型と全く変わりが有りません。。
五十鈴川駅でさらに普通列車に乗り換えます。。
五十鈴川駅からは1駅で朝熊駅です。。
ここから駅名の名前にもなった朝熊山(あさまやま)登山がスタートします。。
沿道には季節の花・彼岸花が咲いています。(^^♪
朝熊駅から登山口までは道標もよく整備され、歩きやすいです。。
途中、千躰地蔵堂なるお堂が有り、無数の仏さまが祀られていました。。
古い蔵が街の歴史を物語ります。。
登山道は、朝熊岳道と呼ばれ、伊勢神宮に近いせいか、多くの登山者が利用するようです。。
登山道にしては、幅も広く、林道と呼んでも良いくらい大変よく整備されています。。
参拝道らしく、町石とお地蔵さんが随所に設置されています。。
比較的涼しかったので、タオル無しでも登れます。。(^^♪
休憩用のベンチも整備されていて、至れり尽くせりです。。
そしてなんと、昭和の初期は観光登山用ケーブルカーも設置されていたらしく、その線路跡も残されていました。(=゚ω゚)ノ
整備用のコンクリート階段と、レールの様なものが見えます。。
こちらは下向きに見たところです。。
昭和初期は頂上に有る空海が開基した金剛證寺に参拝する人たちでケーブルカーは大混雑だったそうです。
ここまで来ると、伊勢湾方面が俯瞰出来ます。(^^♪
そんな大人気な参拝道だったからこそ、こんなに幅の広い登山道だったのかと納得です。(^^♪
当時は「伊勢神宮に参拝して朝熊山に登らなければ片参り」と言われたほど、伊勢神宮に参拝した人々の多くがこの朝熊山に登ったそうです。(´・_・`)
今や、当時と比べて人は激減し、道の真ん中には御覧の様な巨木が生えていました。。
結構暑くなってきたところで、御覧の様な湧き水が有りましたので、顔と頭を洗うと本当にすっきりとしました。(≧▽≦)
昨日までの台風のせいか、登山道が小川の様になっているところも有りました。。(=゚ω゚)ノ
稜線に出ると、なんと舗装道路。。。
なんと、先ほどのケーブルカーで到着した参拝客をお寺へと運ぶバス道だったそうです。。
頂上付近には電波塔が。。。
こちらは経塚群と呼ばれるところで、別世界の様な雰囲気が漂います。。
暫く歩くと、金剛證寺の奥之院に到着しました。。
ここには、御覧の様な塔婆が建てられています。。
展望台からは、鳥羽湾が一望できます。(^^♪
良い風が吹いていて気持ちが良いです。(≧▽≦)
自撮り記念撮影!
そしてご本堂参拝。
結構、山深い眺めです。。
そこからはドライブウェイに沿った古道で伊勢神宮に向けて下山します。。
尾根伝いの明るい快適な道です。(≧▽≦)
古道ゆえ、お地蔵さんも多数祀られています。。
みんカラ向け、謎の廃車体。。
昔はここまでトラックが登って来れたんですね~。
そして遂に五十鈴川まで下山してきました。。