みんながラッシュの電車に乗って都心へ向かうのに、私はというと既に仕事を終えて、反対側の電車に乗り込みます。
これぞただのサラリーマンではない者の特権・至福の幸せです。(≧▽≦)
この日は難波駅から近鉄さんに乗って生駒方面に向かいました。
つい先ほどまで仕事をしていた大阪のビル群が眼下に見えます。
朝の9時に「お先に失礼いたします~」とは、お先過ぎて少し罪悪感です。
この辺りは夜景のスポットでもあります。。。
この日は東生駒駅で下車。。
ここからJR大和路線の大和小泉駅へと続く、低い山脈が今日の目的です。。
しばらく帝塚山大学へ通う学生たちと共に住宅街の中を歩き、こんな標識で左折します。。
マンションの間から始まる怪しげな階段が、JR大和小泉駅へと続く稜線登山道の始まりです。。
道はそこからじめじめとした階段になり。。。
頂上には開発された住宅街には有りがちな電波塔が。。。
暫く歩くと、直ぐに下り坂となり、興醒めする道路に下りてきました。。
登山ルートは意外にも帝塚山大学の直ぐ横から再び始まります。。
この登山口を探すのに10分ほど迷うことになってしまいました。。
尾根筋を通る階段道で、汗が噴き出てきます。。(=゚ω゚)ノ
やがて道は直ぐに平坦になり、御覧の様な竹林の中を通過する快適な道となりました。。
東西に山脈を横断する道の峠にはお寺が有りました。。
登山道も段々と参詣道の様相を呈してきました。。
無名な山におびただしい量の仏像です。。
この登山ルートは最終的に松尾寺に通じていますので、どうやら昔はその参詣道だった様です。。
もう千年も経つであろう大きな古木も時折見受けられます。。
やがて道は幅の広い林道へ出ます。。
東屋で一息つきます。。
ここからは奈良市内と若草山が遠望できます。。
暫くはこんな感じの快適な尾根伝いの登山道が続きます。。
見るからに景色が良さげな大きな展望台が有りました。。(≧▽≦)
予想通り、大和平野が一望することが出来ました(≧▽≦)
この日の最高の眺めの場所で取り敢えず記念撮影です。(≧▽≦)
とても会社帰りとは思えない状況です。。
松尾山山頂への分岐で松尾山方面へ。。
山頂は展望が無く、三角点と誰かが作った小さな標識だけで、少し拍子抜けしました。。
松尾山登山というより、この登山道は松尾寺参拝のための登山道であったようですね。。
こんな無名な山奥に荘厳なお寺が有るなんて、またひとつ良い発見をしました。(≧▽≦)
大和小泉駅へ抜ける道の途中の道端には柿が実っています。。
秋の花々もよく手入れされていて、町の気品の高さが伺えます。。
訪れた頃には金色の稲穂が一面を覆っていました。(≧▽≦)
こんなに広く彼岸花が咲く田んぼは今までに見たことが有りませんね~。
(=゚ω゚)ノ
そして大和小泉駅からはJR大和路線の快速電車で難波へ戻りました。
さてさて、その次の9時仕事あがりの日は、南海電車に乗って泉南の俎石山・大福山へ登りました。。
いきなり案内標がボロボロで、かなり不安です。。
しかも柵がしてあったりなんかします。。(=゚ω゚)ノ
池が有ったりなんかして。。
蚊が居たりしてじめじめとしたところを少し歩きます。。
やがて大阪湾の眺めが俯瞰出来る箇所に来ると、快適な稜線歩きとなります。
兎に角、もう10月なのに暑いです。。(ノД`)・゜・。
やがてしっかりとした標識が現れます。。
眺めの良いところにはベンチが設けられています。。
そして俎石山山頂に到着ですが、眺めはイマイチです。。
そこからさらに30分ほど歩くと。。
大福山に到着。。
ここからは深日の港が俯瞰出来ました。。(^^♪
帰りに先ほどのベンチから海沿いを走る南海電車の走行風景の俯瞰撮影を試みましたが、カメラがいつもの水中カメラなのと、南海電車の色が灰色なのとが相まって、イマイチな写真となってしまいました。(/ω\)