(^^♪
残りの1枚は、山陽地区に来年度中に完全淘汰されるという岡山地区の115系並びに117系電車に乗って来ました。(^^♪
この日は遠方まで行くために仕事上がりではなく、休日に地元を朝早く発車する電車に乗り、出かけました。(^^♪
新大阪駅からお馴染みの新快速・播州赤穂行乗ります。
複々線区間で緩行線を110km/hで走る快速電車と競争し、乗車している新快速電車が列車線から130km/hで軽々と追い抜く様はいつ見てもダイナミックですね~(≧▽≦)
スピード狂の関西の鉄道特有の風景です(≧▽≦)
新幹線の停車する相生駅で乗り換えた115系は幸運にも車内アコモ未更新車でした。(≧▽≦)
背凭れが垂直な元祖BOXシートに事務的な感じの製造当初からの薄緑色のメラニン化粧板、それにステンレス地剥き出しのドアが国鉄そのものを物語ります。
ただ、シートは群青色から茶色に変更され、少しは暖かい雰囲気の車内になっています。(´・_・`)
日本人の体型が小さかった頃(昭和30年代)の設計ですので、シートピッチが非常に狭く、幸い1人で座れましたが、4人座ると窮屈過ぎて隣や前の人と膝や体がぶつかります。(ノД`)・゜・。
それにこの危険感いっぱいな枕を兼ねた手摺も国鉄型ならではです。
旅行時期は12月の末でしたが、瀬戸内地区はまだまだ紅葉が残っていました。
岡山駅で運転台同士の連結部を撮影 (^^♪
東海道本線で女性旅客がこの連結部に誤って転落し、轢かれて亡くなられたため、現在では旅客への注意喚起のためヘッドライトを点灯するのが常態となっています。(´・_・`)
反対側線路にはこれまた偶然にも国鉄色にリニューアルされた381系が!
慌てて撮影したため、光の加減が不適切ですが、あと1年後にはどちらの車両も在りませんのでとても貴重な1枚となりました。(≧▽≦)
岡山駅から乗車したのは転換クロスシートにアコモ改造された115系でした。
延命40N更新工事の施工で現代風にアコモ改造されたとは言えども、運転席後ろの窓が当時の労働組合の影響を受けて非常に小さく、添乗席側に至っては窓が無いところに昭和の国鉄型の名残を強く感じます。(≧▽≦)
その小さい窓から、憧れだった運転席をパシャリ!
アナログメーターがズラリと並んでいますね!(≧▽≦)
本当に今でもこの電車を是非とも運転してみたいです。(≧▽≦)
この線には、115系等登場当初の「湘南色」と言われるオレンジとグリーンの塗装の車両も残っていますので、その列車に巡り合えるよう、高島駅で下車して、またまた岡山方面に引き返します。(≧▽≦)
115系40N更新編成が去り際に、これまた国鉄型の元本四架橋快速マリンライナー用213系と離合となりました!
岡山地区は正に国鉄型の宝庫です!
そして次いでやって来たのは生憎湘南色ではなく、115系30N更新車でした。
ハズレ車両とは言えこの車両もあと1年以内の命です。(ノД`)・゜・。
車窓から見える電車も全て国鉄型です!
この車両があと1年以内に一気に全て淘汰されるなんて、何かの間違いではないかと思ってしまいます。
岡山地区の車内は編成が3~4両と短いせいか、何時も混雑しています。
40N更新車とは違い、30N更新車は簡易施工の為、窓が原形のままであったりなんかして変化に富んでいます。(^^♪
おっと!中庄駅で元祖湘南色のリバイバル115系とすれ違ってしまいました。
(>_<)
よりによって反対方向の電車とは。。(>_<)
2編成あるうちの1編成は京都鉄道博物館に貸し出されていますので、これで「万事休す」です。(ノД`)・゜・。
まっ、気を取り直して昼食の大福餅でも。。。(´・_・`)
尾道駅では沢山の観光客が下車しました。(^^♪
コロナ禍以来、観光需要が戻ってきて本当に良かったですね。。(≧▽≦)
私はそのまま乗車して、瀬戸内海の風景を楽しみます。(≧▽≦)
今回は全く駅の改札外に出ず、115系を乗り回す基地外な行程ですが、こうして車窓の風景を眺めて物想いに耽るだけでも十分に価値が有りますね。(^^♪
終点の糸崎駅で乗車した折り返し電車も元祖115系垂直BOXシート車でした。
(^^♪
今回は偶然とはいえ、数少ないこのタイプに2回も乗車出来て嬉しい限りです。
(^^♪
私の定位置は車端部のモーターの真上のこの座席!
車両の猛烈なピッチング&トーイングと共に貫通扉を全開にして聞く国鉄型MT54型モーターの爆音に曝されるのが快感でなりません。(≧▽≦) (≧▽≦)
因みに貫通扉も未更新の冷たい感じのする無機質な薄緑色の国鉄型化粧板です。(≧▽≦)
三原駅には最後に乗る117系が停泊中です(^^♪
日本車セダンを買うなら欲しかったMAZDAさんの「MAZDA6」です。(≧▽≦)
こうして海岸をドライブするのも良いですね~(≧▽≦)
この地区の115系が廃車になる時は真っ先にこの未更新車が廃車になることでしょう。。(ノД`)・゜・。
やっぱ、死ぬまでにどうしてもこの電車を運転したいです。(ノД`)・゜・。
尾道駅でまたまた糸崎方面に折り返します。。(^^)v
先程、乗車したい元祖湘南色車が岡山方面へ行ってしまったので、全く期待はしていませんでしたが、やはり今回も115系30N更新車でした。(/ω\)
中間電動車2両だけがなぜか40N更新車。。(´・_・`)
窓割が合わずに横が壁の席が有ります。(ノД`)・゜・。
日が暮れていく瀬戸内海。。
一人旅の記念撮影です。(^^♪
そして糸崎駅に着くと、次に乗る117系が最新鋭の227系と並んでいました
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左から117系、227系、そして115系です。(^^♪
117系や115系は順次中央の227系に置き換えられる予定です。
そして117系の車内は相変わらず急行型然としています。。
車窓に遮りが無い様に1段下降窓になっている点、そしてバケットシートを採用し、枕カバーも有る点、椅子の下の足元には何も機器類が無く、脚を伸ばせる点、窓側にも肘掛が用意されている点、コート&ハットフックが有る点など、当時の国鉄型クオリティーを180度覆す、超豪華仕様でした。(≧▽≦)
そして、当時の国鉄設計マン渾身の空調の通気スリットすら無いフルフラット天井ですが、営業側との横の打ち合わせがうまく行かず、縦割り行政だったため、車内吊り広告がその自慢のフルフラット天井の邪魔をして、高級感が台無しになってしまっている点がいかにも国鉄型らしくて微笑ましいです。(≧▽≦)
・・・と言う訳で、旅の最後はビールで一杯。。(≧▽≦)
アホ面下げての記念撮影です。。(=゚ω゚)ノ
陽が沈み、海の風景も見納めです。。
そんな国鉄型乗りまくりの旅も、播州赤穂駅で終わりです。
夕飯を食べる時間が有りませんでした。(=゚ω゚)ノ
普通列車の姫路行→新快速と乗り継いで、深夜に和歌山まで帰宅しました。